さまよう刃 (角川文庫)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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本棚登録 : 18060
レビュー : 1697
  • Amazon.co.jp ・本 (499ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043718061

感想・レビュー・書評

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  • 復讐のために一人の人生が壊れていく様は小説ならではの感動がありました。シリアスな場面にほんろうされる良作です。

  • ストーリーは面白いし、作者の問題提起しようという狙いも分かる。でも好きじゃない。
    たいていの読者が主人公に共感しながら読み進めると思う。自分もそうだった。犯人をぜったい許せない(完全なクズとして犯人を描写することが東野作品には多いと感じる。ご都合主義だ)。こう思うことが危ないと思う。ある一方の考え方にリードされている。とっても気持ちが悪いのだ。

  • テーマがテーマだけに重たい一冊

  • 小説がマスメディアの手段として使われるのはこういうことなんだなぁと思った。

  • 最後の終わり方が物足りない気がした。現実に起こりうる問題だから難しいか。

  • 東野圭吾は、「手紙」で加害者の家族を取り扱ったように、定期的に社会問題をテーマに小説を書く。これのテーマは少年法。

    結論としては、「少年法・少年犯罪に関しては安易に答えを出さずみんなで考え続けましょう」ってことなんだろうけど、その結論に着地させたいんだったら、加害者の少年が余りにも単純な悪であり過ぎると思う。

    これだと、「悩むなよ!ちゃんと処罰されるべき!」ってオレでも思っちゃう。少年法なんて、もっともっと、グレーゾーンがあるんだから。まぁ、それと天秤にかけた形跡はあるんだけど。

    あと、久々に読んで思った、この人、台詞書くの上手くないね。「悪事を働いたやつらが・・・」とか、そんなの口に出してるの、時代劇くらい。話自体に読ませる力があるのに、評価低く出されるのってそのせいかも。

    ちょいもったいないです。

  • 途中までの殺人シーンや父親の気持ちが辛すぎて
    途中で挫折…
    読み終わったことにする。

  • 自分の子供を殺されたら、それもひどい状態で。それはこんな風に復讐したくなると思う。ただ、描写がむりでした。読み進めるのが冒頭からつら過ぎ。

  • まず設定が特に不愉快だったし、読み進めていくうち、暗い気分になっていきました。
    ミステリーだから、しょうがないといえば、しょうがないのかもしれないけど…。
    著者が年配なせいか、女性の独特の性格設定が女臭すぎて嫌気が差しました。
    それに反して、刑事の男臭くてギラギラした感じもかなりあるし。
    最後は呆気なく、やるせない感じに終わって残念としか言いようがありません。
    密告者に関しては、完全に意表は突かれたけど、どんでん返しすればいいってものでもないような…。
    最近は東野圭吾は自分に合わなくなってきたのかもしれません。

  • テーマが重い。
    復讐する父親の話です。
    もう少し話にメリハリがあると良いのですが。
    とにかく、長い。

著者プロフィール

東野圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画化された『手紙』『ラプラスの魔女』。ほかにもテレビドラマ・映画化された作品が多い。2018-19年の作品では、『人魚の眠る家』、『マスカレード・ホテル』、『ダイイング・アイ』、そして今後の映画化作として玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演作『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日映画公開)がある。なお、中国で『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』が舞台化・映画化され、映画はジャッキー・チェンが西田敏行と同じ雑貨店店主役で出演する。2019年7月5日、「令和」初の最新書き下ろし長編ミステリー『希望の糸』を刊行。

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