使命と魂のリミット (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 9851
レビュー : 754
  • Amazon.co.jp ・本 (452ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043718078

感想・レビュー・書評

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  • 4年くらい前に読んでた。再読ってことになるけど、およそ覚えてなかった。
    プロットと犯意は覚えていたけど、それ以外はさっぱり。さすがに読んだ記憶はあったけど結末はきっちり忘れている。初出は6年くらい前の作品だけど、この頃の東野作品は、犯人が良心と葛藤するのが傾向といえるかも。後味がいいのは、サービスしすぎな気もするけど。

  • 最初から暗くて、朝から読むもんちゃうなって思ってた。後半の怒涛に押し寄せる感じがすごくて、ラストは電車の中で涙出そうなった。危なかった。

    p.420 l.16
    穣治君はあたしのことなんか本当は好きじゃないのかもしれないけど、あたしは穣治君のこと好きでした。だから穣治君の優しさまで嘘だったなんて思いたくないです。

    p.452 l.9
    「心配しないで。あたしが救うから。二人目の父親は絶対に死なせないから」

  • 『医療ミスを公表しないと病院を爆破する』と脅迫する犯人と、父を手術で亡くし、それが医療ミスでないかと疑いながらその病院で働く研修医を中心に物語が展開する。

    初めの方で犯人の正体は明かされるのでどいつが犯人か、という楽しみ方は出来ないが犯行に至るまでの経緯や思惑が分かるので問題無く楽しめる。

    研修医とその周囲の関係も複雑で人間関係、はたして父の手術は医療ミスであったのか、疑惑はドンドン膨らんでいき……とこちらの方も中々目が離せない。

    後半は東野圭吾らしく怒涛の展開、止め時が分からず一気に読んでしまう。

    一見関係なさそうな事が繋がっていたりと伏線の張り方は上手い。

    メインのキャラがしっかりしているので場面がコロコロ変わるけどごっちゃになることはなく、それぞれが上手い具合に絡んで、終始テンポ良く展開して読みやすい本だった。

  • 純粋な悪党不在な医療ミステリー。
    命の重さをテーマにしているのだからこれで良いのでしょう。

  • 個人的には犯人に貫いていただきたかった

  • 医療ミスだと脅迫状
    そこに勤務する主人公もその病院で父が手術し死亡。主治医と母の関係から意図的に殺されたのではないかと、疑う。
    脅迫状は、病院に対してではなく、入院患者にあてたものだった!過去の事故から計画的な反抗、犯行だった。とても面白かったし、結末も後味悪くなくよかった

  • 心情をみせてくれるお話。
    感動。ハッピーエンド

  • それぞれの使命を果たす中で、さまざまな想いがあり、最後は登場人物一人一人が納得できるような結末になったのではないかと思います。わだかまりなど気になっていた部分は読み終わって、すっきりしました!

  • 東野圭吾って本当に面白いな。キャラクターのその時どきの心理状態を表現するのがうまいし、見応えがある。タイトルも、引きつけられて、私達に考えるという行為を要求している気がする。

  • 謎解きのミステリーではなく、心情を見せていくドラマタイプ。
    物語の結びは充分に納得できる展開なので、読後感も爽やかです。
    なかなか面白かった。

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著者プロフィール

東野圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画化された『手紙』『ラプラスの魔女』。ほかにもテレビドラマ・映画化された作品が多い。2018-19年の作品では、『人魚の眠る家』、『マスカレード・ホテル』、『ダイイング・アイ』、そして今後の映画化作として玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演作『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日映画公開)がある。なお、中国で『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』が舞台化・映画化され、映画はジャッキー・チェンが西田敏行と同じ雑貨店店主役で出演する。2019年7月5日、「令和」初の最新書き下ろし長編ミステリー『希望の糸』を刊行。

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