夜明けの街で (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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レビュー : 1295
  • Amazon.co.jp ・本 (391ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043718085

感想・レビュー・書評

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  • あまり東野圭吾さんを読まないので、久々。
    読み始めは、
    石田純一さんが出てきそうな、ちょっと昔のトレンディな感じの不倫の仕方だな・・・
    男性が憧れる不倫って感じだな・・・
    と思ってたら、ミステリーっぽくなってきて。
    でも最終的に割とリアルに男の人がぞっとする不倫のお話でした。
    夢を見てたような。

  • 不倫小説かと思っていたらミステリ小説だったという…

  • 『片想い』の後に読んだせいか、軽口で、やや物足りなかった。ライトノベル以上、文学未満という感じ(ライトノベルを馬鹿にはしませんが、『東野圭吾』という書き手に期待し過ぎたと思う)。
    「不倫」という題材はドラマ性も高く、過去にも多くの作家が物語にしてきた。だからこそ、もう少しシリアスに描いた作品を読みたかった。ミステリの仕掛けも今一つ。
    サザンの『ラブアフェア』を念頭に置いて執筆されたのだろうが、それも安直過ぎて白けた。
    ただし、ライトタッチだからこそ呼べる共感や、スピード感は評価できる。
    読者を最後まで惹き付ける筆力はさすが。

  • 最後まで騙されてしまった。最後の真相にはそこまで驚かなかったが、最後のシーンまで明らかにならなかった妻や不倫相手の感情が描かれたシーンでは少しゾッとした。女の人は男が思ってるより怖いなと改めて思いました(笑)

  • ドラマものかと思ったらミステリー(^^;;
    登場人物の母親の状態が同じ筆者の小説の登場人物と同じような(^^;;
    で、こういう終わり方か…と。
    ちょっと消化不良です。

  • 「不倫なんか馬鹿がすることだ。」そう思っていた主人公が不倫にのめり込んでいく物語。
    不倫をしたことがある人におすすめの一冊。

  • 不倫する奴なんてばかだと思っていたー。
    それなのに、気づくと新しくやってきた派遣社員の秋葉との秘密の恋に溺れていた渡部。
    どこか秘密を抱えている様子の秋葉に歯がゆさを感じながらも踏み込みことを怖れる渡部は、なんの落ち度もない妻と可愛い盛りの娘を捨てる覚悟があるのか、自問自答する日々を送るうち、ある事件の存在を知らされる。
    前半は不倫の心理をメインに描かれ、意外な印象だったが、後半に入っていよいよ物語の核心が見えてくる。不倫と事件との関わりをそう持ってくるか、と、最後はさすがの決着だった。

  • 想像してなかった展開。あの人が犯人なんじゃないのって思っていたのに。不倫と時効を迎えようとしている過去の殺人事件、不気味に絡み合ってぞっとした。本気になった女はこわい。

  • 主人公の渡部は、「不倫する奴なんて馬鹿だ」と言っておきながら、些細な出来事から同僚の秋葉との関係を深め、不倫という地獄の底に落ちていく。不倫相手の秋葉は、実家で15年前に殺人事件があり、被害者の妹や刑事から、犯人ではないかという疑いを持たれていることがわかる。事件の時効が近づく中、何の不満もないはずの妻子を捨てて秋葉との愛に走ることができるのか、秋葉が殺人犯だとしても愛し続けることができるのだろうか。主人公の気持ちの揺れや苦悩が描かれている作品だ。

    ありきたりな不倫話が延々と続き、それを長々と読まされるのは、正直苦痛であった。この作者の作品なので、ただの不倫話では終わらないとは思っていたが、どういうオチになるのかは、最後まで見通せなかった。
    作者の作品としては、意外というほどの真相でもないが、秋葉が15年間守り続けた秘密の内容にはひねりがあるし、秘密を持ち続けた理由も斬新。ミステリー的な要素としては、被害者の妹の調査内容や、推理の論理性も見逃せない。
    作中に、結婚や夫婦に関する作者の考えが随所に出てくるが、警句的な内容で面白い。この作品のテーマは、結婚とは何か、夫婦とは何か、ということではないだろうか。
    最後に「新谷君のはなし」がおまけとして付いているが、新谷君の最後のつぶやきが何とも人間くさい。
    どうにもぱっとしない主人公だが、この経験からどのような教訓を得るができたのだろうか。

    (ネタバレ)
    読み進めていくうちに、秋葉が渡部に意図的に接近したことに気づいたが、なぜ、そのようなことをしたのか、その理由が全く思い浮かばなかった。秋葉の告白によって、その理由がわかるが、これもなかなか面白い。結局、渡部は秋葉に弄ばれただけ。
    新谷君が渡部と秋葉の浮気の手助けをしたのは、実は新谷君が有美子と不倫をしていて、自分が有美子と逢い引きする時間を確保するためでは、と思っていたのだが。

  • 3.5
    不倫の話。どんどん深みにハマってく行く。不倫はよくないね。

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著者プロフィール

東野圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画化された『手紙』『ラプラスの魔女』。ほかにもテレビドラマ・映画化された作品が多い。2018-19年の作品では、『人魚の眠る家』、『マスカレード・ホテル』、『ダイイング・アイ』、そして今後の映画化作として玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演作『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日映画公開)がある。なお、中国で『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』が舞台化・映画化され、映画はジャッキー・チェンが西田敏行と同じ雑貨店店主役で出演する。2019年7月5日、「令和」初の最新書き下ろし長編ミステリー『希望の糸』を刊行。

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