不自由な心 (角川文庫)

  • 角川書店 (2004年4月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (432ページ) / ISBN・EAN: 9784043720026

作品紹介・あらすじ

大手部品メーカーに勤務する野島は、パーティで同僚の若い女性の結婚話を耳にし、動揺を隠せなかった。なぜなら当の女性とは、野島が不倫を続けている恵理だったからだ……心のもどかしさを描く会心の作品集。

みんなの感想まとめ

心のもどかしさと人間の複雑な感情を描いた短編集で、不倫と死をテーマにした作品が織りなす物語が展開されます。主人公たちは、身勝手で独善的な行動に苦しみながらも、愛や自由を求めて葛藤します。特に表題作は、...

感想・レビュー・書評

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  • とても読みやすかったですが不倫の話が中心で、少し男性の身勝手な感じがうーんとなった。

  • 表題作を含む、5つの短編が入っています。
    表題作「不自由な心」は中編と言ってもいいくらいの長さかな。

    どれもこれも、浮気男の話です。
    しかも浮気をあんまり悪いことと思っておらず、「まぁ誰でもこの程度のことはやってる」みたいな男たち。
    最後の「不自由な心」は、主人公の男が、自分も浮気ばっかりしてるくせに、妹の夫が他の女とデキて、離婚しようとするのを責める。
    心が離れているのに、義務感で一緒にいるのが大人の男のすることなのか?
    何もかも捨てて、本当に好きな女のもとに行こうと思うのは世間知らずなバカ男なのか?
    …っていう話なのかなぁと思ったけど、もうちょっと深い物語のようだ。
    主人公の男の妻はかつて、夫の浮気がもとで半狂乱になり(?)自ら命を絶つような行動をとった。
    結局死に切れず、重い後遺症を背負うことになる。
    人は、自分の死よりも、愛する人を失うことのほうが怖いはずだ。
    愛を失うのが怖くて、自分の命を絶つことで相手の中に自分を永遠に生きさせようとする行為は、たとえ自分の浮気が原因でそんなことになったとしても、彼にはどうしても許せない行為に思えた。

    愛と死を描く白石一文の他の作品にも通じる、なかなか深いストーリーだと思った。

  • すこぶる胸糞悪い小説だった。次から次にろくでもない男ばかりでてくる。ちなみにすべて不倫。
    身勝手で独善的で、ばっかじゃないの?と思わず吐き捨てたくなるような愚かさのオンパレード。
    でも、それを知っていてもなお、そんなろくでもない生物をどこか愛おしく思えてしまうのは何故だろう。
    既婚男性と尻軽独身女性の組み合わせばかりだからありきたりでチープに感じてしまうけれど、男も女も似たようなものかもしれない。
    誰だって自由に生きたい。誰がどう思おうが誰がどうなろうがどうでもいい。愛する人と一緒にいたい。でも愛する人はころころ変わる。
    そんなもんでしょ。所詮みんなゲスなんですよ。
    と私はこの本を読んで思いましたね。

    極め付けは表題作の「不自由な心」。
    作家自身が、この話に入り込みやすくするために前の四編を書いたっていうぐらいの渾身作。
    不倫で盲目になって相手と一緒になろうとしてそれに発狂した妻が自殺未遂をして、それで頭が冷えて家庭に戻ったものの、ほとぼりが冷めればまた別の人と不倫にはしる江川。
    妹の旦那がかつての自分と同じように不倫の果てに離婚しようとするのを引き留めるが、なんの説得力もナシ。妹の旦那に説教した内容ぜんぶ江川本人が自分に言い聞かせてきただけの薄っぺらいものだ。
    半身不随になってしまった妻を石塊呼ばわりまでして、あのとき死んでしまったら良かったのにだなんて、クズすぎて言葉がでてこない。
    こういうタイプの人間は本当の意味で誰かを愛することなんてできやしないんだ。結局自分のことしか愛せない。
    社会的に理性的に生きていかんとするならば、不自由な心をどうにかなだめすかして飼いならして、押し込めて、なんなら首を捻り上げて、そうやってやっていかなきゃならないんだ。

  • 「ほかならぬ人へ」で興味を持った作家さん。
    図書館にこちらがあったので、借りてみました。

    不倫と死をテーマにした短編5作からなる一冊。

    表題作は最後に収められていて。その前の4作は表題作の為に書かれたそうです。

    この作品、賛否両論なようですね。私は好きです。

    不倫が悪いことなのは分かっていて、したくてしてるわけじゃない。それは作中の主人公(男性)も一緒。
    でも。してしまう。
    繰り返してしまう。

    不倫するけど、手当たり次第遊んでいるわけじゃなくて、でも特に離婚をしようと思っているわけでもない男性の心理ってこんな感じなんだろうな、とすとんと腑に落ちた感じがしました。

    ストーリー自体はちょっとキレイにまとまりすぎていたり、都合よく進みすぎたりしていますが各作品の途中で描かれる男性の心理描写は、理解も共感もできないけど、「違うでしょう」と否定もできないものでした。

    人間なんて、特に愛をメインにした感情なんて、「これ」という形はなくて、小説1つで答えが描き出せるわけもなく、そういうグチャグチャとしたものなんだよ、ということを顕にした一冊かと思います。

    一方、「不自由な心」で主人公が語る「結婚」や、主人公が考える「死」については新鮮でありながらも、共感しました。

    余談ですが、この作品に出てくる女性が従順すぎる/天使のようだというレビューを散見しましたが、
    不倫相手になる女性って、世間が思うよりうんと従順で、したたかさの対極にいると私は思ってます。
    だから、不倫相手にしかなれない、と。

    もう少し、白石氏の作品を読んでみようと思います。

  • 身勝手な男性目線の小説。どの物語も読んでいて腹立たしくなりながらも読み進めたのは、面白かったからかなあ?

  • 【あらすじ】
    大手企業の総務部に勤務する江川一郎は、妹からある日、夫が同僚の女性と不倫を続け、滅多に家に帰らなかったことを告げられる。その夫とは、江川が紹介した同じ会社の後輩社員だった。怒りに捉えられた江川だったが、彼自身もかつては結婚後に複数の女性と関係を持ち、そのひとつが原因で妻は今も大きな障害を背負い続けていた…。(「不自由な心」)人は何のために人を愛するのか?その愛とは?幸福とは?死とは何なのか?透徹した視線で人間存在の根源を凝視め、緊密な文体を駆使してリアルかつ独自の物語世界を構築した、話題の著者のデビュー第二作、会心の作品集。

    【感想】

  • 作者の精神性に上手くついていけず、評価なし。しかしあとがき(あとがきにかて)がこの本の意義を雄弁に語っていて、ようやく腹落ちした気持ち。

    この前に向田邦子と辻仁成を読んでたけど、やっぱ男性が書いたか女性が書いたかって文章に出るのね。

    この本の筋とは関係ない話になるけれど、作品集(に限らず、CDアルバムとか個展とかでも)を作る時って順番とか、並べ方までちゃんと作者の思いがあるんだなぁ。短篇集なんかそのへんふわっと気にせず読み流しちゃったりするけど、今後そのへんも楽しみになりそう。

  • このテーマでタイトルが「不自由な心」ってなんとも言い得て妙というのか、舐めてるのか

    男の勝手な言い分をここまで書き連ねると、男の読者である俺でも辟易としてくる。ほんでまた都合エエんだ。自殺したり飛行機が堕ちたり、個人的な出来事について自分が主人公気取りで勝手にクライマックス盛り上がってるのを傍から読まされるの正直ツラいねんなぁ。

    って「駄作掴んだ」と思ったら、最後に載ってた表題作でちょっとだけ盛り返した。それでもやっぱり身勝手を言い訳してる範疇からは越えられてないなぁ。

    人間だれでも身勝手なもんで、他人様が身勝手なことをしてもお互い様、本来そこを責めるのは筋がちゃうっていうたらちゃうんだけど、身勝手だから自分以外には厳しくなってしまう。で、身勝手な自分が誰かに責められて「俺はなんて不自由な境遇なんだ」と思う。

    そういう道筋で考えたら、タイトルの意味は分からないでもないが…しかし、身勝手だなぁ、俺が思うんだから相当身勝手だ。

  • どうして不倫男というのは自分が一番の迷惑な存在のくせにああなんて俺は不幸で罪深いんだとうじうじうじうじうじうじうじうじ嘆きながら実は女を不幸にしてきた武勇伝を自慢したいだけで結局なにも解決させないまま終わるバカばっかなの?

  • 内容がいいかというとどうかという感じなんだけど、とにかく情報量が多くて、読むことの悦びを感じる。
    電車が終点に着いたのに気づかず、折り返してしまいそうになったくらいに、没頭できた。

  • 究極の男性像の描写。男の「性」の追求。真面目な顔して会議で発言するおっさんも美人の女子社員を前にすると理屈抜きに本性が露わになってしまう。男って何て単純で不完全なんだろう。どんなに年齢を重ねても「自我」が確立されない。露わにならない。

    女性の視点から見ると本書で描かれてる男性像は到底理解し難いものだろう。男のわたしでさえ嫌悪する部分があるくらいだから。
    白石さんが小説を通じて伝えようとしているメッセージを抜きにすれば、男尊女卑の肯定かという考えさえ脳裏を過る。
    だが、白石さんが小説に託す想いには並々ならぬものが感じられる。それこそが、彼の描く人物像(総じて不完全で不器用、ナルシズムの塊である場合も少なくない)に対して時折共感だったり、哀れみだったりを私達に思わせる。

    「浮気」する男がいる。勿論、女の中にもいる。
    彼らは皆ふつうの生活をしている。妻、子がいて傍目には順風満帆の人生に見える。彼らの心の矢を別の誰かに向かわせるきっかけは何なのか。多々あるだろうけれど、やはり人間の弱さこそが決定的な理由と言えるのであろう。
    私たちは弱い。圧倒的に弱い。
    助けが必要でぬくもりや潤いがなければ生きていくことは難しい。

    「死」を意識するほどの状況に陥った時思い浮かべるのは誰か。その時必要な人は誰か。
    この小説の中では、死を目前にした男たちが、最期の時を目前に控え、妻ではない他の女性を強く想う様が描かれる。
    結局愛というのは変化の激しいものなのだろうか。それとも人間の性質が私たちの考えている以上に荒々しく、波間を揺さぶる地平線のごとく安定しないものなのか。
    やれやれ。まだ若造の私には難しすぎるテーマである。でもたとえ年齢を重ねても分からないのかもな。

    私が思うに白石さんが不倫している男性(皆一様に悪気がない)を頻繁に描くのには、人間存在の不可思議や男と女の愛の終着点など、とにかく様々な事柄に言及したいとの理由からなのだろう。そういう観点から見ると、白石さんの小説の中では人の「弱さ」や「意地」がハッキリと映し出される場面に何度も遭遇する。こちらが恥ずかしくなってしまうような屁理屈に屁理屈を上乗せした論理。大人だからこそ素直になれないのが人間の性。

    何年かしたらもう一度読み返してみようと思う。何かが掴める気がする。

  • この話を読み終わってからあとがきの「小説の役割」を読むと、
    なるほど自分が小説に求めていたものがずばり書いてあって納得。

    肝心の小説の内容については、
    「まぁ男の人ってこんな人も多いよね。共存してる女も女だけど。」
    と言ったところかな。
    何だかんだで、みんなしたたかに生きてるんですよね、実は。

  • 短編のすべてに「不倫」という題材が組み込まれているが、嫌悪よりも人間らしい愛情が描かれていることを感じ、深く響いた。
    例えばもう二度と繋がることの出来ない相手でも(今現在傍らにいる人であれば尚いいが)、心の中に優しい傷となって生き続ける。
    自分の中で記憶が形を変えながら死を迎えるその日まで共に歩み続ける。そんな愛情の素晴らしさに触れた作品だった。
    この作品を読んでいると己にあった既存の常識が少し砕け破壊されたように思う。
    個体で生まれて個体で死んでいくのには変わりがないが、胸の中を覗けば無数の物語があり、それらに時に苦しめられ時に励まされている。
    そんなふうにして今日もやっと呼吸して、酸素を二酸化炭素に変えて、食料を血と肉に変えて自分は生きているんだと思った。
    抗えない運命に絶望するなんて最終手段で、どんなふうにでも自分も変われるんだと思いたくなった。
    時が経てば平凡な愛情と日常は刺激のないつまらないものに思えてしまうが、そうじゃなくて自分の捉え方感じ方一つで
    同じ相手と無数に枝分かれが出来る。
    白石さんが書いたこの小説は苦しいほど哀しいが私はそう信じたい。

  • タイトルに惹かれて購入した一冊。

    人は何のために人を愛するのか?その愛とは?
    幸福とは?死とは何なのか?

    明晰な視線で人間存在の根元を見つめ、緊張感溢れる文体で綴られた作品集です。

    「本当に自分の愛する者を失くしたとき、この世界の他のすべての価値は色あせ、人は生への執着からはじめて離れることができる。」

    此の一文を読んだ時、じーんときました。
    色色と考えさせられる作品。

  • おじさんの不倫の話で全然いいと思えなかった
    でもこういう人もいるのかなっていう勉強になった

    あとお金持ってる人って現実にも浮気しがち

  • 『夢の空』が一番良かったかな。表題作は主人公の不自由さが、こちらまで息苦しくなる話だった。

  • 『不自由な心』白石一文

    5作品の短編?中編?作品集。

    どうして私は白石一文の作品にこんなに吸い込まれてしまうのだろうといつも思う。

    本作は特に。

    「家族を蔑ろにし、不倫を繰り返す、仕事のできる男」たちの物語。
    言ってしまえばただそれだけ。
    不倫男がうだうだと言い訳を繰り返しながら周りを振りまわし傷つけるだけのお話。にも見えてしまうのに。

    共感でもないし同情でもないし、なんだろうな少しだけ共感性羞恥のような。
    もちろん不倫が美化されているわけでもない。

    主人公が全員頭が良いので、ロジカルに自分の行動を分析できていて、不倫もデキる男の嗜み、くらいに思っていたはずなのに、突然「真実の愛」のようなものに目覚めてしまい、ぐるぐる論理破綻していく。
    それを認められない様が一周回って可愛く見えてくる。
    理性的なはずだったのに、欲望に囚われてだんだん身動きが取れなくなっていく。
    とにかく読み進める手が止まらない。
    人間はエゴの塊です。

    でもやっぱり主人公の不倫男全員自分勝手すぎて子どもすぎてムカつく。叫び出したくなる。



    ■天気雨
    これは流石に胸糞悪かった。
    ストーリーとしてはちょうどいい、ハッピーエンドというかハッピーな未来を予感させる感じで終わってるけどしんどすぎるよね何これ舐めとんのか

    「自分の心に真っ正直になる」ことを守り通す覚悟、それはわかる。ぜひそうしてほしい。
    「どうしても恵理を失うわけには行かなかった。」それもわかる。

    でもこの物語に描かれていない未来で、野島はきっと今までみたいに奥さんと恵理とどっちつかずでうだうだするんだろうなと思う。
    野島の言うこともわかるよ。とてもよくわかる。
    でも恵理に感情移入してしまうとしんどい。


    ■卵の夢
    これはなんかちょっと切なかった。

    所詮、一人きり平凡に生きていくだけ。


    ■夢の空
    「私、ずっと待ってるから。ずっとずっと待ってるから」

    墜落しそうな飛行機の中から、昔の不倫相手に電話をかける話。

    死の間際に云々、というのはある意味身勝手だなと思ったりした。


    ■水の年輪
    余命を宣告されて、仕事も家族も捨てて、昔好きだった人に会いに行くお話。
    結局会えないのだけれど。

    自分に酔いすぎな感じもしたけれど、ラストは嫌いじゃない。

    しかし絵に描いたようなお金持ちホテル暮らしで笑う。白石一文あるある


    ■不自由な心

    最後の娘婿、啓介を叱責するシーン痛々しかったな。
    啓介は啓介ですごかったけど。

    「どうして愛し合ってもいないのに一緒に暮らさなきゃいけないんだよ。どうしてそんな相手と子供作らなきゃいけないんだよ。」
    「人間はもっと自由だよ。真から惚れた人のためなら何だって捨てられるんだよ。」

  • すごい自己中で身勝手なおっさんたちの話ばかりで、世の中こんな奴ばかりなの?こんな奴らが社会を回してるの?なんて考えながら読んだ。不倫相手の女も、わりとあっさりしてて、こんなもんなのか〜とか思ったり。
    自分のせいで自殺未遂した女に対して、自分を縛り付ける卑劣な奴と思うなんて、なんなの?とか思ったり。

    でも、作者のあとがきを読んでスッキリした。自分の肯定と生への模索の材料、どうすれば真剣に生きられるかの模索、その手段方法としての小説があると言われると、確かに登場人物の考え方も参考になるなと思った。彼らも彼らなりに自己肯定や生の模索をしていたんだなと。彼らのように自分の人生を解釈したりできるだろうか?死について考えられるだろうか?などと、読後に振り返ってみた。

  • この作者さんの考え方というか、なんというか、割とすきなかんじ。


    「さみしさで、人間は壊れてしまうわ」

    「よく分からないけれど、こうやって抱かれてすっかり馬鹿みたいに安心している、赤ちゃんみたいな自分って本当の自分だと思う。…」

    「…結婚を餌に女漁るのは外道のすることだろう。…」

    「…どれほど深入りしてみたところで、女なんて結局は糞の役にも立たない代物さ。もたれかかっておぶさって、あれもしてくれこれもしてくれ、ただそれだけだ。…」

  • 直木賞受賞作 人の心の不可解さを書いているようだけど、願望が強すぎるように感じる。人を好きになることよりももっと大事なことがあるのではないだろうか、と思うけど、そこがポスト・モダニズム的な二項対立の世界の次のステップの自分探しをしているところが時代の空気を反映しているのだろうか。

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著者プロフィール

白石 一文(しらいし・かずふみ):1958年、福岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。文藝春秋勤務を経て、2000年『一瞬の光』でデビュー。09年『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』で第22回山本周五郎賞、10年『ほかならぬ人へ』で第一四二回直木賞を受賞。著書に『不自由な心』『すぐそばの彼方』『僕のなかの壊れていない部分』『草にすわる』『どれくらいの愛情』『この世の全部を敵に回して』『翼』『火口のふたり』『記憶の渚にて』『光のない海』『一億円のさようなら』『プラスチックの祈り』『ファウンテンブルーの魔人たち』『我が産声を聞きに』『道』『松雪先生は空を飛んだ』『投身』『かさなりあう人へ』『Timer 世界の秘密と光の見つけ方』等多数。

「2024年 『代替伴侶』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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