- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043721016
作品紹介・あらすじ
「そうだ、本気になれよ。本気で向かってこい。-関係ないこと全部捨てて、おれの球だけを見ろよ」中学入学を目前に控えた春休み、岡山県境の地方都市、新田に引っ越してきた原田巧。天才ピッチャーとしての才能に絶大な自信を持ち、それゆえ時に冷酷なまでに他者を切り捨てる巧の前に、同級生の永倉豪が現れ、彼とバッテリーを組むことを熱望する。巧に対し、豪はミットを構え本気の野球を申し出るが-。『これは本当に児童書なのか!?』ジャンルを越え、大人も子どもも夢中にさせたあの話題作が、ついに待望の文庫化。
感想・レビュー・書評
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作家あさのあつこさんと行く『バッテリー』聖地巡礼ツアーin岡山|WILLER TRAVEL
https://travel.willer.co.jp/entertainment/asanoatsuko_22sp/
大ヒット小説『バッテリー』著者・あさのあつこさん 大人の世界に忍び込んだ小1時代のゾクゾク感 | 『小学一年生』
https://sho.jp/sho1/9037
『バッテリー』で伝えたかったこと: 日本経済新聞(2012年8月22日)
https://www.nikkei.com/article/DGXNASFK1601T_W2A810C1000000/
「バッテリー」 あさの あつこ[角川文庫] - KADOKAWA
https://www.kadokawa.co.jp/product/200306000166/-
こんなん、あったとは知らんかった。
まぁ値段的に私とは縁のないツアーですが‥‥
旅行日程は参考になりました♪こんなん、あったとは知らんかった。
まぁ値段的に私とは縁のないツアーですが‥‥
旅行日程は参考になりました♪2022/04/04 -
2022/04/05
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この作品は児童書の域を超えていると思います。
子どもも大人も読んでいて共感できる所が必ずあります!
中学生ぐらいの方だと巧や豪の気持ちがとても分かると思います。大人の方だと子ども時代の懐かしさやふっと笑える所があると思います(*^^*)
シリーズ文庫なのでバッテリー2も楽しみです! -
ずっと気になってはいたものの、野球のことがほとんど分からず手を付けていなかった。ただ実際には野球に全く興味がなくても読める本だった。野球に対するプライドが相当強く尖っている主人公であるが、病弱な弟や引越し先で出会った永倉を始め、様々な人間関係の中で悩み、向き合っていく姿がよかった。小中学生のときに尖ってた人は彼の心情に共感できるところが多いと思う。
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4.4
→ずっと呼んでみたかった作品で、図書館で1巻を見つけたため借りて早速読んでみました!
まだ物語の序盤といった印象ですが、すごく面白かったです。
主人公がこの先、野球の面だけでなく人間としてどのように成長していくのかがとても気になります。
2巻を早く読みたいです!
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有名なので読んでみた。
思っていたより面白く、改めてスポーツ系小説の良さを感じた。
そして中学生あたりの複雑な心理もすごくよく描かれていて、ちょっと嫌悪したほどだった。 -
想像以上に尖った主人公で、微笑ましかった。
これを同年代で読んでいたらもっと違かったんだろうなあ。児童書読んでいると、ときどきこういう作品に出会う。もっと早くに読んでいたかった!とね。
1人で勝てるという自信に溢れた主人公ピッチャー。
野球を楽しめ、という伝説の監督のおじいちゃん。
野球を楽しもう!と言ってるキャッチャー。
主人公が尖りすぎてて心配になるんだけど、
今後どうなっていくのか。
意外とピンチに弱そうだし。
怒りと負の感情を丁寧に追っているので
思春期のこどもたちに刺さるのかな。
青春すぎて涙出てくる。
続きも読みます。 -
いい意味で裏切られた作品。とがっているけど、愚直に、真っ直ぐに野球に取り組んでいる感じがいい。心理描写がしっかりしていた。
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ずっと気になっていた本。とても話題になっていたし、一度は読んでみたいなあと思っていた。子どもの国語ドリルで物語文として一部が抜粋されており、続きが気になって図書館で借りて読んだ。
最初の数ページは入り込みにくかったけど、一度読み進めると止まらない勢いであっという間に読み終えた。春休みに母親の実家に引っ越した巧(小6)、青波(小3)兄弟。巧は少年野球でピッチャーをやっており、引っ越し先で豪というキャッチャーと出会う。
思春期に入りつつある巧の自信といらだち、青波の母親から離れつつある心の動きがよくわかって、自分自身の子ども時代だったり、自分の子どもと照らし合わせてみたりしながら読んだ。父親、母親、兄弟、祖父、友人、いろいろな人の思いが文章の中から感じられてぐいぐい引き込まれていった。わかっているのについつっけんどんな態度をとってしまう巧の気持ちや、兄の後ろを追いかける青波の気持ちや、青波が心配なあまり口出ししすぎて煙たがられる母の気持ち、みんなよくわかるなあ。
二人がいろんな壁にぶつかりながらも成長していく姿を今後読んでいくのが楽しみ。