- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043721054
作品紹介・あらすじ
「おれは、おまえの球を捕るためにいるんだ。ずっとそうすると決めたんじゃ。何があってもそうするって…本気で決めたのに」天才スラッガー、門脇のいる横手二中との再試合に向け、動きはじめる巧と豪。バッテリーはいまだにぎこちないが、豪との関わりを通じて、巧にも変化が表れつつあって-。横手の幼なじみバッテリーを描いた、文庫だけの書き下ろし短編「THE OTHER BATTERY」収録。
感想・レビュー・書評
-
気になって気になって一気読み。
巧が丸くなってきている。
恋愛ちらつかせているのも面白かった。
普通の中学生っぽさ。
豪のことを知ろうとしていく。
いいなぁーこういう感じ。
吉貞の喋りは鬱陶しいけど、
名脇役や。
小町が全然出てこなくなったな。
巻末の書き下ろしの横手のピッチャー、
青波みたいで可愛くて好き。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
途中で止まってしまい、最初から読み直した。巧の周りの人の内面がよく書かれていた巻だったと思う。周りの人のおかげもあり、巧自身も変化があり。自分が学生の頃に読んでいたらもっと共感できたのかな〜と思う。
-
本当にこんな中学生がいるの?っていうくらい魅力的なキャラクター揃い。
大人っぽい一面を持ちつつも時折くすっと笑わせてくれるような幼さも兼ね備えた彼らにすっかり魅せられています。
それぞれが、それぞれの角度から野球を見つめていて
、そのどれもが真剣だからぶつかり合って、ムキになってしまうのだなと。
もう戻れない時代でもあるし、自分の中学時代にそこまで真剣に取り組むものがなかったから小説の中の彼らを羨ましく思いながら読んでいます。
次はいよいよ最終章。楽しみです。
-
4.2
→巧が最初と比べて本当に成長して、穏やかになったのを感じました。部活のメンバーと楽しそうに会話をするシーンなどが多くなっていたのが嬉しかったです☺︎
次回、門脇との対戦がどうなるのかすごく気になります! -
なかなか話が進まない。ちょっとイライラ。巧がやっとまともになって来たら、この巻の瑞垣はちとうざ過ぎる。ようやく次巻で完結。待ち遠しい
-
「おれも、長いこと生きてきたけどな、ここまで、虚仮にされたのははじめてや」
…って、中学生のセリフかよ!! -
6巻へつづく
-
巧と豪が入学してから約1年。
ちょっとぎこちなかったバッテリーも復活!!!
そしてこのシリーズも4冊分読み終わって
すっかり巧のことを知った気持ちでいたけど
全然。そんなこと無かった………
巧くんよ、なんでそんなに人の神経逆撫でするようなことを言っちゃうんだ………!
そして瑞垣くん、想像以上に拗れてた。
執着と羨望と憎悪、中学生の黒い部分も5巻はしっかり。
あと1冊で終わるとは信じられないけど
全然クライマックス感がないのは
巧と豪ちゃんの野球がまだ始まったばかりで
物語が終わっても続いてくからなんだね〜。