いつも旅のなか (角川文庫)

  • KADOKAWA (2008年5月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784043726066

作品紹介・あらすじ

ロシアの国境で居丈高な巨人職員に怒鳴られながら激しい尿意に耐え、キューバでは命そのもののように人々にしみこんだ音楽とリズムに驚く。五感と思考をフル活動させ、世界中を歩き回る旅の記録。

感想・レビュー・書評

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  • 旅エッセイは好きなジャンルだが、振り返ってみると読んだ本の著者の大半は個性豊か笑
    その為か本書は鮮烈と呼べるほどの印象は受けなかった。しかし飾り気も混じり気もない素直な文章に目が癒され、気づけばそれに対する憧れも抱いていた。(著者は思っていたよりもワイルドな方だったけど笑 あと写真のはにかんだ笑顔が可愛い^ ^)

    あれだけ(と言ってもまだまだ少ないと思う)旅エッセイを読んできたからもう感想なんか湧いてこないと思っていたのは大きな間違いだった。どの旅にも個性豊かで、何かしらの「奇」が潜んでいる。

    自由に行き来できているところにはやっぱり「奇」を感じてしまう。(ご時世柄仕方のない事だが、ときおり時代が逆戻りしているのではと思う事がある…)
    原稿を仕上げるためにハワイまで渡航&オーシャンビューの部屋に缶詰めになってみたり、ベトナムでの「Rさん」など一期一会ばなしが当たり前のように語られている。’05年の時点で訪れていた国は26ヶ国。そんな時代もあったのだなー…(言うにはまだ早い?笑)

    やっぱり自分が過去に訪れた国の章に目が行きがち。
    例えばミャンマー。「没個性」…うん、なかなか否定できない。行った国を思い出そうとすれば、お隣のインドにすぐさま押しのけられてしまう。欲張らない、古いものを大事にする風潮が何だか奈良県を思い起こさせる笑 ゴールデンロックのくだりは岩を眺める著者が世界と一体化しているように見えて、感覚が研ぎすまされていくのを追体験した。

    あとがきにもあるように、人それぞれ「同じ場所を旅しても、印象は絶対的に違う。ときとして見える光景すら違う」。にわかには信じ難いけど今までの旅を思い返すと確かにそう言える。見える景色どころか覚えている出来事がお互いバラバラだったり。だからこそ自分以外の誰かによる旅エッセイは面白く、ついついありついてしまうんだよなー。


    sinsekaiさんより角田氏の旅エッセイをお薦めいただきました!今更ながらになってしまいましたが汗、読後は清涼感で満たされ気分も晴れやかになりました♪他の作品にもちょくちょくお邪魔していきたいと思います。改めてご紹介いただき有難うございました!

    • sinsekaiさん
      ahddamsさんコメントありがとうございます
      自分のオススメした本を気に入っていただき
      とても嬉しいです!
      角田さんは他にも何本か旅エッセ...
      ahddamsさんコメントありがとうございます
      自分のオススメした本を気に入っていただき
      とても嬉しいです!
      角田さんは他にも何本か旅エッセイがあると思うので、また機会があれば本の旅に行ってみてください。
      今はアジアの国もだいぶ経済発展したり
      インフラも整備されたりして、このエッセイの頃のカオスなアジアはだいぶ減ってしまってるかもしれないけど、それでもやっぱりアジアの旅行記は面白いですよね!
      名作「深夜特急」もアジア編の熱量は凄かったですしね…
      では、また良い旅を♪
      2022/01/29
    • ahddams@育休で暫くお休みします><さん
      sinsekaiさん 
      読むのが遅くなってしまい、すみませんでした汗 角田さんのエッセイをお薦めいただき、また新たに良作と出会うことができま...
      sinsekaiさん 
      読むのが遅くなってしまい、すみませんでした汗 角田さんのエッセイをお薦めいただき、また新たに良作と出会うことができました♪思い返せば角田さんが大好きだと仰るタイをはじめ、アジアのお話はどれも本当に生き生きしていましたね^ ^これを機に他の作品でもアジア旅を満喫していきたいと思います♪ ご紹介いただき有難うございました。sinsekaiさんも良い旅をお過ごしくださいね!
      2022/01/29
  • 角田さんの旅行記短編集といった感じでしょうか!

    様々な国での面白エピソードが簡潔に小気味良く書かれていてとても読みやすかったです。
    各章短いながらもその国のアイデンティティみたいなものが感じられて、少しだけその国を知れたような気になれます(ちょっと大袈裟ですが…)

    中でも一番好きなエピソードがハワイの話なんですが(これは旅行ではないかもしれないのですが…)

    ヒロという町は、ハワイ一降雨量が多いらしい。
    雨が降っていれば、ホテルで原稿描きに集中できるってものだと自分の謙虚さに思わず涙ぐみながらしかし、水着、ゴーグル、日焼け止めローションなどをせっせと荷物に詰めていく。
    ここは思わず笑っちゃいました!
    角田さんのお茶目感全開でキュンです

    そして角田さんがヒロのしょくどうで「サイミン」という日本のラーメンみたいなものを食べた感想が秀逸で笑えます。
    冷やし中華とポトフを合体させ、さらにその作り方を伝達ゲームで伝え、三十人目から耳打ちされた三十一人目が調理した結果こうなりましたという感じ。

    ネパール旅行で感じた深い言葉

    親切な誰かがどこかへ連れてってくれるのを待っていたってどうしょうもない、先に何があるか分からなくても、それがどんなにみみっちいことでも、
    自分一人で動き出さなきゃいけない時は少なからずある。
    それでも心配することはない、途方に暮れたとき
    周囲を見渡せば、自分に向かって差し出された手のひらが必ずある。あの旅とそっくり同じようなことを、ごくふつうの日々で私が知っていくのは、三十歳を過ぎてからだった。

    コロナ禍で旅行に行けない旅好きの人たち
    行きつけのカフェや自宅のソファで、この旅行記を読んで角田さんの感じた世界の空気を味わってみてはいかがでしょうか!!!

    • ahddams@育休で暫くお休みします><さん
      sinsekaiさん 遅くなってしまいましたが角田さんの旅エッセイを本書から始めてみました!レビューにも書きましたが面白く、目の癒しにもなり...
      sinsekaiさん 遅くなってしまいましたが角田さんの旅エッセイを本書から始めてみました!レビューにも書きましたが面白く、目の癒しにもなりました^ ^また他の作品もあたってみます。改めてご紹介いただき有難うございました♪
      2022/01/29
  • はじめは、なんだか旅のスタイルや価値観が私とは少し合わないなと思いながら読んでいた。
    イタリアのスリは過剰に警戒するのに、知らない人が売ってるクスリはいいんだ‥など違和感を覚える部分もあった。

    「根拠のない恐怖もしくは不安に取り憑かれ、どうしても行きたいと思うところへいかない、どうしても見たいと思うものを見ない、というのは、私にとって何か、いきていくことの細部を一個ずつあきらめていくことに通じている。」
    著者が、何度旅に出ても慣れないし、怖いと感じるのに、それでも旅をやめない理由をこのように語っているのを読み、腑に落ちた。
    あまり下調べもせず、安全とはいえない場所へも一人で出かけていくのは、恐怖よりも好奇心が勝っているからなのだろう。

    自分とは価値観が異なる部分も含めて、やはりいろんな人の旅行記を読むのは面白いと改めて感じた一冊だった。

  • 角田光代の旅エッセイ。

    彼女は一人旅が面倒であるからこそなぜか一人旅に出る。わからないでもない。
    まじめなのではない。いや、いくらかまじめなのかもしれない。
    しかしそれ以上に、彼女の旅の仕方はどこか、緩やかな自殺みたいな印象がある。
    死ぬときゃ死ぬ。そんな投げやりさが感じられてちょっとヒヤヒヤさせられる。しかし人一倍臆病だ。
    そんなところに惹きつけられる。

    もうひとつ、この旅のアルバムは、2000年代初頭に文庫化されているようだから、まだネットがそんなに普及していない頃、まだ世界のどこもかしこも似たり寄ったりになっていない、濃い文化が息づいていた時代だ。だからこそ面白い。

    なかでも個人的に面白かったのは、東南アジアやモンゴル、キューバ、モロッコのエッセイ。行ってみたい、と思わせられるが、その時代はもう、ない。著者自身、そのカオスな雰囲気を懐かしみながら本書を書いている。

  • 大好きな角田 光代さんのエッセイ。1冊丸々海外旅行を綴っていて、旅行記ほど堅苦しくなく空いた時間を使って、角田さんと一緒に擬似体験旅行が堪能出来ます❗

    ロシアやタイでの体験は、イメージ通りという感じでしたが、個人的には中国での体験が予想外で、中国に対する印象が大分変わりました。

    好きはエピソードは、オーストラリアの日本人女が好きなカールさんを綴った『コノミ』、ラオスで旅スタイル改変?『旅と年齢』、イタリアの解剖博物館見学『過剰博物館』、台湾は平和?『明るい未来』、Yちゃんとの二人旅『アッパーとダウナーの旅』ですが、最後のキューバ旅行を綴った『いのちの光』は秀抜でした♫

  • 再読。もう10年くらい前になるだろうか、著者の作品で初めて読んだ本。見た目から受ける印象と違い、本格的な一人旅スタイルなのかと引き込まれた。行き先のチョイスと徒然なるままの旅の記録の仕方が好み。

    モロッコで出会うスーパー商売人、バヒールくんの描写がなんとも考えさせられる。

    いつかモンゴルにも行ってみたい。理解不能に陥るほどのなんにもなさとはどんなものなのだろう。今もまだ変わらず、そこはなんにもなく在ってくれてるのだろうか。
    見渡すかぎりなーんにもないだだっ広い大地に、ところどころ人が大の字で倒れている。ガイドに聞くと、酔っ払って気持ちよく眠っているのです、と返ってくる。そりゃ、気持ちが良いだろう。間違いない。そんな空間に身を置いたとき、私は何を思うのだろう。世界は未知でいっぱいだ。

  • 角田光代さん。
    浅香光代とごっちゃになっていて、なんとなく作品に触れていなかったのですが、先日読んだ作品が面白かったので興味が湧きました。いろいろ見ていたら、彼女の旅の本もおすすめとのことで本書を読んでみました。

    バックパッカーでいろんな国を旅していた角田さん。その土地の人たちとコミュニケーションをとり、ゆらゆらと滞在している姿、すごいなぁ。私ももっと若い学生の時だったら...同じように旅する勇気が持てただろうか?人見知りも克服できたかなあ。

    印象に残ったのは、マレーシアに行った時に釣りにさそわれて、朝から出動したのに延々と飲み会が続き、結局釣りをしたのが深夜。そしてそのまま釣った魚をBBQするパーティに...
    「釣りはしないの?」と聞く著者に連れ合いは「え、だって昼飯くうんじゃん」「魚は新鮮なうちに食べなきゃ!」
    旅をして文化圏が違う人たちと出会う意味。自分の狭い世界から他の世界を体験してショックを受けることにあるのかも。

    来年台湾に一人で行かなければならず、びびっていたのですが背中を押されてゆっくり滞在してみようかなと思ったり。「台湾の未来は明るい!」って本書にも書いてあったし。

  • 角田光代さんは、本当に旅が好きなのだな、ということがよく分かる本。世界中の色々な場所に行かれている。その旅の経験を、時にユーモラスに、時に真面目に書かれた旅のエッセイ。
    初版発行が10年間以上前のものなので、当時の様子と全く変わってしまっているところもあるだろう。でも、角田さんが書かれているように、旅は一回きりの経験なので、当時のその場所が表現されていれば、それで良い。

  • わたしは海外にまだ行ったことがなく、いつか行ってみたいと思っていたのですが、こんなに想像を絶する場所だとは思いませんでした。
    日本の常識などまるで通用しない、何が起こるか分からないびっくり箱のような世界。それが海外ひとり旅なんですね…おそらく。

    特に印象に残ったのは、友達と3人で麻薬をキメすぎた話でした。
    わたしはこれまでも、そしてこれからも麻薬をキメることはないと思いますが、もし自分が麻薬をキメたらベッドシーツのシワが何に見えるのか気になりました。
    犬の死骸か、ハムスターの集団か、はたまた…
    でも、知らないで一生を終えても別にいいかなと思いました(^^;)

    あと、中国がこれほど酷い国だとは思いませんでした。
    屋台では、注文がうまく伝わらないとお店の人に怒られたり、ときには無視されたり。
    がんばって伝えて買い物しても、釣りを投げられたり。ありがとうも笑顔もない。
    さらに驚くことに、トイレにはドアがなく、前の人の尻を眺めながら、また後ろの人に尻をさらしながら用を足すそうですΣ(゚д゚lll)

    わたしは政治経済の事についてはよく分かりませんが、今トランプさんが中国に関税をかけまくっているのは、以前中国に旅行に行った際に何か失礼な事をされたのではないかと頭をよぎりました。
    ギョーザが食べたくても無視されたり、釣りを投げられたり、トイレで前の人に盛大におならをされたり。
    ……なんだかトランプさんが可哀想に思えてくるから不思議です(あくまで妄想の話です(^^;

  • 旅と言うより冒険!という感じ。ライフラインは整っていない、言葉も通じない、虫だらけもへっちゃら、そんな辺境のような所での体験を楽しみに旅に出続ける作者は逞しいの一言。こんなにも憧れない、真似出来ない旅のエッセイはある意味衝撃かも。旅の楽しみ方はホント人それぞれだと思った。

  • 旅のエッセイが読みたいなぁと開いた本。
    筆者はいつまでも旅に慣れないと言っていたが、素人からすれば立派な旅人。
    メジャーな観光地しか旅行に行かない自分からしたら目をパチパチするようなエッセイでした。
    面白かったです。

  • 気張らない角田さんの人柄が、とても魅力的に映るエッセイだった。
    旅、したくなるなぁ!特に、高校の世界史で学んだ都市や地域をめぐる旅をいつかしよう、とこの本を読みながら心に決めた。

  • 世界は広いなと思った
    やっぱり才能のある人は独特の感性というか行動力、発想力がすごいと思った

  • 数ある旅行記の中でもレベチの素晴らしさ。

    おっちょこちょい全開でハプニングてんこ盛りに書かれていても、そういうエッセイにありがちなやかましい感じが全くないのが好き。

    その場で感じたことやその土地の魅力、美しい光景を巧みに文章にして読者に伝える。何でこんなことできるんだろう...(プロだからなんですけど)
    私も自分の旅をこんな風に記録できたらな〜と心の底から羨ましいです。

    また読みたいから、タンスの肥やしにします。

  • もう、ずいぶん前から、ちょっとずつ楽しみに読んでいたけど、ついに読了。ただの旅のエッセイなんだけど、気づくと文学的な感動がふいにあらわれて、胸が熱くなったり、涙がこぼれそうになったりする。この本持って、海外行ってみたくなった。

  • すごく旅に出たくなる本。
    やっぱり旅に出るからにはこの土地の表面的なものだけを見るのではなく、そこに住んでる人の日常に溶け込んで、本質的な部分を知りたいなと思った。

    昔、父親の仕事の関係でタイに住んでいたが、その時はタイ人の暮らし方の中には入り込めてなかった。「日本人」として暮らしていた。それに対し著者は、その国の中に溶け込みいいことも悪い事もちゃんと見て、その国の人、文化、考え方を理解しようとしていた。

    コロナの状況が落ち着き、海外に行けるときが来た際は、もう一度この本を読み返し、著者の旅の考え方をおさらいしたいと思う。

    私のお気に入りの部分。思わずすくっと笑ってしまった。
    ハワイでサイミンというラメーンを食べたときの感想「冷やし中華とポトフを合体させ、さらにその作り方を伝達ゲームで伝え、三十人目から耳打ちされた三十一人目が調理した結果、こうなりましたという感じ。」

  • この本の中には旅先のふとした、さりげない宝物のような瞬間がぎゅっと詰め込まれていた。
    旅に出たいなと思ったし、こういう見方感じ方楽しみ方があると気づけたし、言葉にするって素敵だなと思えた。

  • 角田さんってこんな変な旅をする人なんだ…って思いながら読んだ。絶対真似できない、なんのあてもなく現地に行って、現地で友達を作り、その人に連れられて遊ぶなんて旅。でもいいなあ。キューバに行きたくなった。

  • 以前読んだ「世界中で迷子になって」という角田さんのエッセイで、角田さんが世界中を旅する旅好きであることは知っていました。

    このエッセイは、角田さんが初めて旅について綴った記念すべきエッセイです。

    角田さんにとって旅をすることとは、いわゆる「純粋趣味」。
    純粋、というのはつまり、なんの役にもたたなくとも、あるいは損をしたって、好きでいることをどうにもやめられない、というような意味だ、とあとがきで述べています。
    旅、いいですよね。
    読めば読むほど、本当に旅をしたくなる。

    そして、旅の仕方は人によって千差万別ですが、角田さんのような2週間~1ヶ月程長期に滞在することの多いスタイル、すごく憧れます。
    それに、あっという間に現地に溶け込んでしまう部分も。私もわりとビビリなので、おっかなびっくり勇気を出して旅に出るあたりは共感できますが、なんだかんだで角田さんの思い切りのよさが素晴らしい。

    モロッコからはじまりキューバまで、22の国と地域が書かれていて、それぞれの国の空気感を再現されてます。エッセイだからさらりと読めて、ちょうどいい。
    本書は、角田さんが20代から30代半ばくらいに旅したものが書かれていますが、心に刺さる文章がありました。

    すなわち、
    「旅にも年齢がある。その年齢にふさわしい旅があり、その年齢でしかできない旅がある。そのことに気づかないと、どことなく手触りの遠い旅しかできない。旅ってつまんないのかも、とか、旅するのに飽きちゃった、と思うとき、それは旅の仕方と年齢とが噛み合っていないのだ」、というもの。

    これは、確かにそうなのかもしれないですね。実体験として経験してはいませんが。
    これからの旅もまた若い頃のように安宿を渡り歩いて…という旅で完結する、というのはさみしいかも。
    とはいえ、年齢に縛られるということではなく、自分の変化に敏感でいたいと思います。

    長く旅に出たいなあ。

  • 絶賛一人旅ブームで読み始めた。カオスな海外旅行とか憧れるので昔の海外旅行が純粋に羨ましい、、下調べをあまりしない角田さんの旅の仕方、非効率ではあるかもだけど、時間を贅沢に使ってその地と人を知れたり、自分だけができる経験をできていいなぁと思った。今はGoogleマップの評価で何でも調べられるけど、行き合ったりばったり、その場のフィーリングで決めていく自由な旅はすごく魅力的。
    今はスマホがあるからあえてその非効率を選ぶのは相当勇気いるというか、非効率をし続けるのがアホらしくなりそうですぐスマホに頼っちゃう気がする。非効率ってロマンだ。

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著者プロフィール

1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部文芸科卒業。90年『幸福な遊戯』で「海燕新人文学賞」を受賞し、デビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で、「野間文芸新人賞」、2003年『空中庭園』で「婦人公論文芸賞」、05年『対岸の彼女』で「直木賞」、07年『八日目の蝉』で「中央公論文芸賞」、11年『ツリーハウス』で「伊藤整文学賞」、12年『かなたの子』で「泉鏡花文学賞」、『紙の月』で「柴田錬三郎賞」、14年『私のなかの彼女』で「河合隼雄物語賞」、21年『源氏物語』の完全新訳で「読売文学賞」を受賞する。他の著書に、『月と雷』『坂の途中の家』『銀の夜』『タラント』、エッセイ集『世界は終わりそうにない』『月夜の散歩』等がある。

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