恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。 (角川文庫)

著者 : 角田光代
  • 角川グループパブリッシング (2009年2月25日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043726073

作品紹介

「褒め男」にくらっときたことありますか?褒め方に下心がなく、さらっと、しかし自分は特別だと錯覚させるくらい上手に褒める。褒められてキャラが変わった女は数知れず。ついに遭遇した褒め男の言葉に私は…。彼と別れた後、一人分の鰆を買った時のぞっとするようなさみしさ、手とか指や初デートに表れる男の本質-。恋愛や人生のヒント満載!著者と、ゆるゆると語り合っているうちに元気になれる、傑作エッセイ集。

恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • こんな飲み会があったら、夜通し飲んじゃいそうだなぁ。

    気兼ねもしない、
    見栄も体裁も気にしなくていい
    だただらと続く無駄なおしゃべり。

    調子はずれのようで不思議と納得してしまう持論と
    とんでもエピソード。


    そして角田さんは突拍子のないことを
    いろいろ聞いてくるのだ。


    例えば『話かけてくるのは?』

    私の場合『のはらしんのすけくん』でした。

  • この本は、私がまた「本読んでみようかな」と思った一冊である。

    私は昔、本好きの小学生だった。
    しかし、元々というわけではなかった。
    私を本好きに変えたのは小3の頃に出会った友達である。
    その子はとても本を読む子で、私に本の面白さを教えてくれた。

    中学校はその子と離れてしまい、私はあまり読書をしなくなった。
    なかなか面白い本に出会えなかったこともあるかもしれない。
    (武者小路実篤の「友情」とあさのあつこシリーズは面白かったけど)
    でも、一番の理由は
    その友達のような、一緒に本を語り合える友達が周りにいなかったからだと思う。

    高校はその友達と一緒だったが、彼女は入学してすぐ留学に行ってしまった。
    私は中学と同じような理由でほとんど読書をしなかった。

    浪人生で友達が面白い本を教えてくれまた読書にハマったが、浪人生が終わると読書をしなくなった。

    そして大学生になり出会った、久々の面白い一冊。
    寝るのも惜しんで、とにかくひたすら読んだ。何回も読んだ。
    まあ〜読んだきっかけはちょっと秘密だけど(笑)
    こんな本に出会ったのは久しぶりで、それから、角田さんのエッセイをいろいろと読んだ。
    そして今も角田さんのいろいろな小説やエッセイを読んでいる。

    この本は、私をまた本を読むことに引き戻してくれた
    いわば「命の恩人」的な存在なのかもしれない。

    「こんなに面白い本があるなら、他にも自分が好きになる本や作家さんを見つけたい」
    それが今、私の読書する理由である。

    こんな風に思わせてくれたこの本は、私の人生の中で確実に大切な一冊になるであろう。

  • uちゃんが貸してくれました。
    本が好きだと言っていると、人が気楽に本をくれたり、貸してくれるのが嬉しいです。

    仕事の合間の電車で割と読みました。
    今は、営業みたいな、外に出る仕事をしているので、いつも限られた時間で事務をして、外出して、戻って事務をする。というのは、結構疲れる。
    外出先に向かう電車の中で読んで、やらなければならないことで、焦って、不安で、ざわざわして、疲れていた気持ちが、落ち着きました。

    印象に残ったのは、彼氏と別れ1人分の鰆を買った時に1人を自覚したという件。
    「自分のためだけに、ひとりぶんの食料を買うってなんて、さみしい作業なんだろう。というよりもだれかのためかな料理をするということは、なんて幸福なことだったんだろう。
    その時のしんみりした気持ちというのは、別れた人に対する未練ではないし、別れたことに対する後悔でもない。最初から1人だったというような猛烈か自覚。」

    いつかは、人は1人分の食料を買うことになると、当たり前の真実に気づく時の風景がリアルでした。

  • 角田さんと居酒屋さんで便ビールを注ぎながらガールズトークしてるような気分で読めるエッセイ。

  • 角田光代という作家を身近に感じられる本。わたしは角田光代という人がとてもすきだと思った。

  • 私とは違うと思いつつ共感してしまう部分も・・・不思議です。

  • 角田 光代のエッセイ集。
    タイトル買いしました。
    モノクロの毎日に彩りを与えてくれるような一冊。

  • 20170731 角田光代さんと会話しているようなエッセイだった。たびたび問いかけてくる。日常をつらつらと書いていて少し飽きたな・・・と思ったが、後半読んでいると、人生を楽しく生きるヒントがたくさん隠れているのではと思うようになった。自分の場合はどうだろうと考えながら読んだら面白い。

  • タイトルに惹かれて。
    で、読んでみてエッセイだったのでちょっとだけビックリした。

    角田さんの作品はあまり読んだことがなく、作風と人柄がイメージできてない状態でまっさらな気持ちで読めた。

    私は人をけなすと堂々と綴っていたり、怒りの話を読んで最初は厭世的な人なのかな、と感じたが、特に私データと呼ばれる経験に基づく意見はおぉ!確かに!と思えるもの(雰囲気の悪いレストランとか、醤油指しとか)や、へぇ~、ためしてみたいな(部屋と恋人の話、神から与えられるなら、の話)と思える話もたくさんあった。
    まさしくエッセイ。
    読み終わったとき、角田さんに対するなんとなくな親近感と、気を付けなければ‥。という教訓的なものが心に湧いた。

  • 初めての角田光代作品。
    有名な小説よりも先にたまたま手にとったエッセイから入ってしまった。

    ゆるーくお酒でも飲みながら喋っているような読み物。
    学生からずるずるとここまできてしまったことを
    肯定されるような感じで楽しく読めた。

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