- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043729029
感想・レビュー・書評
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設計段階で終わってしまった幻の蒸気機関車。それを現代に再現し、実際に中央本線で走らせる。
玩具会社コハダトーイが仕掛ける一大計画。「虎鉄」と名付けられた列車は世間の注目を浴び出発地である東甲府駅を発進した!!しかしその裏では或る者の遠大の計画も同時に始まろうとしていた・・・。
ユーモアを超えてギャグ、そしてギャグを超えてバカになってしまったミステリー。霞さんのバカミスは最後まで行くとバカなのに道中は割と凄惨に殺人事件や社会情勢を描く。そして今回はその真面目に書き上げた描写というのが裏で進められていた大仕掛けに大きく作用してくる。たまにこういう変なのが欲しくなるのよ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
霞流一は初読。ユーモアが溢れているが、事件は結構凄惨。物語にも疾走感があり、一気読みさせてくれる。実に企みに満ちた作品でまずまずの満足だった。
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このミス2002年版第4位。一応、本格推理なのかな。コメディタッチのおふざけにイラっとくる。なんか、全体的に雑な感じで、感情移入できず結構読みにくい。最後の方の終章とかもよくわかんない。謎解きもあっそて感じでぴんとこない。
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短い中に、事件と仕掛けがぎっしり。奇想天外なトリックに脱力し、スマートなロジックに嘆息し。
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非常に軽くばかばかしい作風は好みが分かれるが、後にあまりにも何も残らないのは、どうも・・・。列車消失トリックはばかばかしかった。
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2004年5月30日読了
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「このミステリーがすごい!2002年版」第4位。<BR>
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幻の蒸氣機關車C63を走らせるプロジェクト。<BR>
始發驛で發見される死體と、走るC63で發見される死體。<BR>
さらには、列車乘つ取りの發生と、犯人の奇妙な要求。<BR>
忽然と消えるC63。<BR>
次から次へと、謎が生まれて、ラストへと收束して行く。<BR>
そして、最後の最後に・・・!<BR>
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ユーモアあふれる筆致で一氣に讀まされてしまつた。<BR>
ついつい油斷してゐると、とんでもないことになると云つておかう。<BR>
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掛け値なく面白い、本格推理モノである。<BR>
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2004年4月9日讀了
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一度消失してしまい再び出現したこのミステリー。<BR>
この作品にはバカミスならではの密室がありました。<BR>
列車内の密室となった一室に全身の皮膚が剥ぎ落とされた他殺体が発見される。<BR>
どうやってその被害者(通称アカムケさん)をそのような状態にすることができるのか?<BR>
あ〜書きたいがネタバレするので終了。