ロマンス小説の七日間 (角川文庫)

著者 :
制作 : こなみ 詔子 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.37
  • (142)
  • (418)
  • (816)
  • (114)
  • (16)
本棚登録 : 3256
レビュー : 473
  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043736010

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 三浦しをんのロマンス小説の7日間を読みました。

    ロマンス小説(ハー○クインロマンスの類)の翻訳の仕事をしているあかりは神名(かんな)と同棲中です。
    ところが、神名が会社を辞めてきた、と告げたことから、あかりは動揺してしまいます。
    しかも神名は会社を辞めようと思っていることをあかりには内緒にしていたのに、他の人には相談していたようなのです。
    そのストレスから、あかりは原書のストーリーとは似ても似つかない別のストーリーの物語を創作してしまうのでした。

    並行して語られる、現実のあかりと神名の物語、そしてどんどん元のストーリーから外れて創作されていくロマンス小説の物語、の二つはどうなってしまうのでしょうか。

  • まずあかり(主人公)に翻訳家向いてなくない??と突っ込みたい!
    でも、創作の方はなかなか面白かったかも…。

    ロマンス小説と現実とが交互に書かれてる構成。
    小説パートも現実パートも可もなく不可もなくみたいな感じだった。面白くなかったとは言わないけどなんか普通すぎた感じ。

    キャラクターの感じがなんとなく『植物図鑑』みたいな感じだった。こういうジャンルは結構似てくるのかな。

  • 三浦しをんもこんなに酷いモノを書くんだ。恋愛小説を書くからいけないのか、10年前は三浦しをんといえどもこんなものだったのか判断に苦しむところ。これが初読だったらファンになってなかったと思う、というか他の著作を読むこともなかったかも。

  • あかりと神名の距離感が落ち着きと気怠さで、羨ましいものでした。
    内容は、あとがきが1番面白い。

  • 2014.12.12
    (283P)

  • あかりの描いたロマンス小説悪くなかった。

    神名のだらしなさはなんだか憎めない、可愛いとすら思ってしまう。

  • 12/24

  • 歴史物の恋愛物語とそれを翻訳する主人公達の恋愛が交互に展開。
    軽めに読めるけど、印象にはあまり残らない可もなく不可もなしって感じでした。
    それぞれの物語が面白いと言うよりは、どちらかというと、自分の翻訳した物語にツッコミをいれたりするあかりのキャラクターが面白かったです。

    あとがきも後半は全然この小説に対するあとがきではなくなってくるんですが、面白い作家さんなんだなぁ〜と思わず笑ってしまいました。
    そいいえば、エッセイが人気のある作家さんだったのを思い出し、次はエッセイを読んでみようかと思います。

  • 二つの物語が同時進行する。
    ひとつは、海外ロマンス小説、もうひとつは恋愛小説。
    最初読み始めたときは、「何じゃこりゃ?」って感じだったけど呼んでいくうちに面白く打て引き込まれ、すぐに読了してしまいました。

    以下ネタばれ。
    主人公は、海外ロマンス小説の翻訳を職業とする「あかり(28)」とボーイフレンドの「神名」。
    現在、中世騎士と女領主の恋物語を翻訳中だが、あかりの日常生活に巻き起こるさまざまなエピソードに影響され、本来の中身とはまったく違ったストーリーに翻訳していってしまう。
    神名は料理がとっても上手。共通の友人の引越しの手伝いをするなど、みなに好かれているが、あかりの父親だけには好かれていない。あかりは引越しをする友人の相談を受けるが、その回答に自分自身も影響されたりする。結局その友人は以前の恋人にストーカーされていたりする。
    神谷は突然、海外に旅立っていくことを告白?したり。
    海外ロマンス小説では、主人公の王子を殺してしまったり、王女が淫乱になったり、とんでもない方向に話の筋を捻じ曲げていってしまう。
    でも、とっても面白かったです。

  • よかった

全473件中 81 - 90件を表示

著者プロフィール

三浦 しをん(みうら しをん)。
1976年、東京生まれの小説家。出版社の就職活動中、早川書房入社試験の作文を読んだ担当面接者の編集者・村上達朗が執筆の才を見出し、それが執筆活動のきっかけになった。小説家の専業になるまで、外資系出版社の事務、町田駅前の古書店高原書店でアルバイトを経験。
2006年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞受賞。2012年『舟を編む』が本屋大賞に選ばれ、翌年映画化された。2015年『あの家に暮らす四人の女』が織田作之助賞受賞。また、『風が強く吹いている』が第一回ブクログ大賞の文庫部門大賞を、2018年『ののはな通信』が第8回新井賞を受賞している。
Cobalt短編小説賞、太宰治賞、手塚治虫文化賞、R-18文学賞の選考委員を務める。最新刊に、『愛なき世界』。

ロマンス小説の七日間 (角川文庫)のその他の作品

三浦しをんの作品

ツイートする