アジアンタムブルー (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 2338
レビュー : 373
  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043740024

作品紹介・あらすじ

愛する人が死を前にした時、いったい何ができるのだろう。余命幾ばくもない恋人、葉子と向かったニースでの日々。喪失の悲しさと優しさを描き出す、『パイロットフィッシュ』につづく慟哭の恋愛小説。

感想・レビュー・書評

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  • 最後をバスの中で読んでしまい、失敗。。涙
    優しい愛の物語でした。
    生かされていることに感謝しなければ。

  • とても、綺麗で純粋な小説です。
    何があっても、人は生きていかなければならない。
    体と同じように心もいろいろな物を内包しながら、
    少しずつ成長していかなければならない。
    それってとても大変な事だと思います。
    前を向いて進むって、しんどい事だなぁ。。

  • 綺麗な文章で読みやすい。
    恋人への深い愛情が伝わる。

    真実の愛、思いあうということを教えてくれる本。

  • 昔好きだった本。パイロットフィッシュも好きだったけどこっちも好きやわ。
    続木葉子のキャラクターが好きなのかも

  • 泣いた・・・ 
    すごくよかった。

    前に「パイロットフィッシュ」を読んだのだけれど登場人物や設定が一緒なので「あれ???」とちょっと戸惑った。

    でもお話は別のよう。

    葉子という女性が最初は名前しか出てこなくて、山崎くんに深い悲しみだけを与えているから ひどい事があったんだろうと思って好感なんて持てなかったんだけど、想い出の中で葉子という人物が出てきてから、私は彼女が大好きになった。
    そして彼が何故そんなにも深く悲しんでいるのかが とてもよく理解できた。

    最後の方は涙が止まりません。

    若い頃の過ちが年を重ねて大人になってからの自分にまだ深く影響を及ぼすって事、多かれ少なかれ誰にでもあるように思う。
    目を背けたくなる事。忘れてしまいたい事。

    私もちょうど中学生の頃「死んだらどうなるんだろう・・・」とすごく悩んだ覚えがあって、その時の恐怖とかとてもよくわかった。

    本当に、よい本でした。

    しかし、高木くんは 相変わらずいい人だなぁ~~。(パイロットフィッシュでもいい人だった)

    秋の夜長に是非読んでみてください。

  • 2019.07 夏休み旅行中に再読(評価更新☆4→☆5)

  • 途中、先輩のエピソードのところでありきたりな展開にうんざりして読むのを中断していたけど、もったいないので読み続けた。最後は一気に読み進められた。

    大崎さんの小説を読んでいると、生活のそこここで感じる小さな輝きを繊細に文字にして集めたような、小さいけど気の利いた贈り物のような趣を感じる。

    諦めずに読んでよかった。
    「生きることの意味」が穏やかな筆致ながらも結構突き詰めて綴られているので、人生を投げ出したくなっている人が読むとかなりしんどいのでは。
    この物語の主人公には、挫折しそうな出来事が何度も起こっているのだけど、その時々の心情が丁寧に描かれているので、感情移入してしまって辛くなる。
    でも諦めずに読み続けてよかった。

  • 恋愛要素が強かった。
    少しやり過ぎ。

    永遠と無限
    永遠は果てしなく遠い未来、
    無限は無制限に広がる宇宙でないどこか、
    無限には明るいイメージを持った。

  • 愛する人が死を前にした時、いったい何ができるのだろう。
    末期癌に冒された恋人と向かったニースでの日々。
    喪失の悲しさと優しさの限りない力を描き出す、慟哭の恋愛小説。

  • 最愛の家族を失い空っぽになった主人公の気持ちを考えると切なかった。そしてその心に差し込んだ小さな光が嬉しかった。

    この人の小説の透明度の高さはなんなのだろう。
    男ももがき苦しんで、ウジウジといつまでも引きずるものなのだということをこの小説を読んで女性にも知ってもらいたい。笑

    この物語の中での中川宏美の必要性がわからなかったのが唯一の欠点か。

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著者プロフィール

1957年、札幌市生まれ。大学卒業後、日本将棋連盟に入り、「将棋世界」編集長などを務める。2000年、『聖の青春』で新潮学芸賞、翌年、『将棋の子』で講談社ノンフィクション賞を受賞。さらには、初めての小説作品となる『パイロットフィッシュ』で吉川英治文学新人賞を受賞。

「2019年 『いつかの夏 名古屋闇サイト殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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