スワンソング (角川文庫 お 49-6)

著者 : 大崎善生

• 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年6月25日発売)

感想・レビュー・書評

[sato1971さんの感想 · 2020年6月11日]

ダメダメ、気分悪い。

[camomint★さんの感想 · 2010年7月20日]

男性作家の小説はモトモト苦手で、でも、この方の小説は好きだったのですが、この作品に関してはダメでした。男性作家特有のねちっこさ、文学系男子の陰気ではっきりしなくてナルシストでひとりよがりな理想主義さが炸裂していて、不快でした。登場人物の女性ふたりが亡くなるという展開も陳腐でうそ臭い。モテまくる俺がナルシスト全開で苦しんでるフリされても、なんの同情もできません。

著者プロフィール

1957年、札幌市生まれ。大学卒業後、日本将棋連盟に入り、「将棋世界」編集長などを務める。2000年、『聖の青春』で新潮学芸賞、翌年、『将棋の子』で講談社ノンフィクション賞を受賞。さらには、初めての小説作品となる『パイロットフィッシュ』で吉川英治文学新人賞を受賞。

「2019年 『いつかの夏 名古屋闇サイト殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」