夜の果てまで (角川文庫 も 14-1)

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (528ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043743018

感想・レビュー・書評

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  • 解説を読んで、この小説の巧みな仕掛けに気づかされた。

  • 実際にはありえないけど、本だときゅんきゅんする

  • 俊介が順調だった人生を棒にふる感じがもどかしくてイライラしてしまった。
    でも裕里子がすごく純粋に恋に落ちてると思うとせつない。
    正太が一番かわいそう⤵
    旦那の気持ちは理解不能。

  • 読むペースが上がらず読み終えるまでに時間がかかった。泣ける恋愛小説と聞いて手にとった本なのでもっと爽やかなものを想像していたが、内容は昼ドラにひけをとらないドロドロっぷり。主人公の末路が可愛そうすぎる。愛の為に人生を捨てることは絶対にできません。

  • 久しぶりに文量のある本を読んだ
    最初の伏線なんかすっかり忘れてて、解説読んで思い出した
    みんなそれぞれ譲れないところがあるのね、って思った

    結構みんなの評価はシビアなのね
    主人公達のように恋愛に溺れてしまう人間性を否定はしないけど共感はできない
    脇役たちがみんな投げっぱなし
    ラストスパートが疲れる
    その割に最後はあっけなく放り出される

    その辺はきつかったけど、それでも最後までしっかり読まされた、よい作品だが好みではないってところかな

    先輩と元カノが付き合ってる描写があっさり書かれてて驚いたしね

  • けっこうエロ描写が多かったので背表紙見えててもセーフかな…?と思いながらw

    主人公が終始学生。
    彼女の方から見た目線の話を作ったら
    けっこう思い悩んでる時も多かったと思うけどな。

    正太くんがいい子だった。すき。
    頑張ってほしい。

  • せめて小説の中では救われて欲しいという思いで手に取った一冊。
    舞台が札幌だったこともあって好印象だったんだけど、500頁もあるのに内容が浅い(笑)
    不倫はやっぱりダメだね。

  • 面白かった!

  • 家庭教師とお母さん。最後まで読み、もう一度最初のページを読み返すとラストがどうなったかよく分かる。新鮮で面白かった。

  • しんどい。。
    表紙とタイトルからもっとクリーンな話をイメージしていただけに、読後の疲労感はなかなかでした。

    でも、重ーい感じで終わらないのはこの著者の書き方にありますね。
    ???だった最初の2ページも最後まで読み終えた後に戻ったらなるほど!!と。

    話は大学生と人妻の不倫、駆け落ちです。
    内定や家庭の何もかもを捨ててしまえることに若干の恐怖を感じました。一歩踏み出してしまったら後は転がり続けるのみなんですね。
    そんな中、こういう時でもやっぱり女は強いんだなーと妙に納得してしまいました。

    個人的には、2人の行く末よりも女性の息子が気になって仕方なかったです。彼に救われた部分は大きいんじゃないかと。

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著者プロフィール

一九五四年、東京生まれ。九〇年『ストリート・チルドレン』で野間文芸新人賞候補、九二年『サウダージ』で三島由紀夫賞候補。『ぴあ』の編集者を経て、九六年より作家専業。二〇〇四年に刊行された『夜の果てまで』は三十万部超のべストセラーとなる。著書に『残りの人生で、今日がいちばん若い日』(祥伝社文庫刊)、『いつの日も泉は湧いている』『蜜と唾』など多数。

「2020年 『焼け跡のハイヒール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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