夜の果てまで (角川文庫 も 14-1)

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (528ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043743018

感想・レビュー・書評

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  • 物語の全般はなかなか盛り上がってこなくて、どこから面白くなってくるんだろうと読み進めていましたが、後半になってからはすっと一気に読み進められました。
    様々な事情を抱えている主婦と大学卒業間近の大学生の駆け落ちの話で、リアルにありそうな恋愛小説でなかなか面白かったです。

  • 複雑な気持ちにさせる小説。

    良いのか、悪いのか…

    ただ、大事なもの、大切なものは、手放しちゃいけないと考えさせられた。

  • 友人から超絶おすすめされたものの、それほど感情を入れて読めなかった・・・。
    まあ単に個人的に合う・合わないってことだけど。

    主人公俊介にやや違和感?
    いまいちハタチそこそこの大学生っぽさが感じられず。
    あと、裕里子に興味を持ったのは理解できるけど、
    それ程までに惹かれた経緯が上手く掴めず。
    読解力不足かもしれないけど、人生投げ捨てる程の恋愛感情が
    あったとは思えなかったなぁ。
    だから唐突に駆け落ち・・・えぇぇ!?

    でも後半のラストスパート的な展開には引き込まれました。
    あの終わり方は達成感みたいなものがあるかも。
    終り良ければすべて良しって感じですかね。

  • 大学生と人妻の駆け落ちの話。

    長いとか性描写が地味に多いとかは置いておいて、構成の妙というのかな?
    途中で投げ出されるように物語が終わって、冒頭に戻ってきて、あーって納得。
    面白かった、読んでる途中は非常にツラいんだけどねこういう話。笑

  • 札幌が舞台の話。
    駆け落ちの話だったという記憶しかない
    あと一応北大がモデルになったであろうと想像できる

  • つきあっていた女の子から突然の別れ話をされた春、俊介は偶然入ったラーメン屋で、ひそかにMさんと呼ぶ、俊介のバイト先でチョコを万引きする女性と遭遇する。


    かけおちするまではなんてことない小説だと思ったのですが、上京してからの俊介の苦悩やふたりにすれ違いの描写はよかったです。波乱が待っていると知っていても、なんとなくハッとさせられた最後も好きです。

  • なんというか、ただただ転落していく話としか思えなかった。
    この人たち、流されすぎ。。

    景気がいいときの話だけど、景気が良いからハッピーってわけでもないんだなぁと思った。また、家電が主流な時代のほうが、自分の付き合いのある人だけではなく、その人の家族などとも必然的に話すことになり、今より付き合っている人の家族が分かるのかもしれないなぁと、本筋とはあまり関係ないことをなんとなく思った。

  • 一応「ロマンス」という枠組みにいれたのだが、ロマンスって我ながら恥ずかしいネーミング。恋愛ものということですね。
    舞台は札幌。北大周辺の地理を思い浮かべながら読んだのだが。
    昼ドラ的な話の展開で、まずまずかな。思えば初めて恋愛ものを読んだ気がする、ロマンスものか。

  • こんな恋がしてみたいし、こんな恋をしたら命がいくつあっても足りないな… 
    文体は硬い部分もあるが、荒削りながら、ダイナミックなストーリー展開に最後まで目が離せなかった。この本が大好きです。

  • ありきたり、陳腐な作品。読んで損したとおもう。描写も陳腐、深みなし。

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著者プロフィール

一九五四年、東京生まれ。九〇年『ストリート・チルドレン』で野間文芸新人賞候補、九二年『サウダージ』で三島由紀夫賞候補。『ぴあ』の編集者を経て、九六年より作家専業。二〇〇四年に刊行された『夜の果てまで』は三十万部超のべストセラーとなる。著書に『残りの人生で、今日がいちばん若い日』(祥伝社文庫刊)、『いつの日も泉は湧いている』『蜜と唾』など多数。

「2020年 『焼け跡のハイヒール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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