はじまりの歌をさがす旅 (角川文庫)

著者 : 川端裕人
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009年7月25日発売)
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  • 本棚登録 :87
  • レビュー :17
  • Amazon.co.jp ・本 (474ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043748037

はじまりの歌をさがす旅 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 赤い砂漠がみえるようだった。
    解説では冒険小説とされていたが、ファンタジーやらサスペンスチックなところやら、人種問題やら色々詰め込まれていて凄かった。
    神話や歌の中で生活している世界もあるんやなぁ、と。

  • 後半のストーリーの広がり方に特徴がある作家だなぁと改めて思った。そこまで広がるか、と思ってついていけない部分もあったけれど、民族特有の歌とか、それを大切にして大昔から受け継いできた人たちからしたら、歌の力って強大なのかな、と。
    興味深くて面白かった。

  • 前半好き

  • 主人公はミュージシャン志望のサラリーマン。ある日見知らぬ黒人女性からオーストラリアに移住していた曾祖父が死んだこと、遺産を相続するためには『ザ・ゲーム』に参加しなければならないことを知らされる。
    やがてアボリジニの伝承「ソングライン」に魅せられた主人公は、『ザ・ゲーム』の参加を決意する・・・。


    筆力は相変わらず健在。ただ「夏のロケット」や「リスクテイカー」と比較してしまうと若干落ちるか。

    あとがきに書かれているが、作者自身がミュージシャンであるため、少々歌の力に引きずられてしまった感がある。
    もっと細部を書き込んで、ストーリー的には前半部分だけで終わらせた方が面白かったかも。

  • 壮大なスケール感のある作品。中心に『うた』が据えられいるが、冒険要素も強い。

  • まだ一回しか読んでいないが、砂漠で放り出されるあたりからついていけなくなって、結局ストーリーが入ってこなかった。
    川端裕人作品は、最終的に面白いので、いつかじっくり再読したいと思います。

  • 未読。今一番尊敬する人が読んでて自分も読みたくなった。

  • テーマはおもしろい。読み始めは自分もオーストラリアでアボリジニの足跡を辿る旅に出たくなった。でもなぁ、最後はなんかむりやりドタバタというか、収集がつけにくくなってしまった感じ。最近「自分の言葉を残す」ということの意味を考えていた時期でもあって、このブクログを始めようという動機づけにはなった。

  • 行ったことのないオーストラリアを旅し、会ったことのないアボリジニと会うことができた。
    歌って何か初めて考えたかも。
    途中から加速してきて一気に読めた。
    ボリューム的にも十分満足できるくらい詰まってた。

  • この人の作品もいっぱい読んでおります。性善説の人で読後感が非常に良い作家です。
    主人公が少年のほうが良いかんじの作品になっていると思います。
    多分作者が凄く良いヤツで、書いてると無茶苦茶良いヤツになっちゃうから、それで主人公が少しガキっぽくなっちゃうんじゃないかな?と思っております。

    今回も主人公は凄く良いヤツです。
    この作品は若いサラリーマン(元ストリートミュージシャン)が、自分の曽祖父の足跡をオーストラリアで辿る、っていう話です。
    曽祖父はオーストラリアでアボリジニと暮らし、そのうちアボリジニの英雄となった人で、その子孫(主人公の親戚ですね)と一緒にオーストラリアの砂漠を旅します。
    その際に、大地に残っている歌を、さまざまなエピソードと一緒に探していって、その果てには…、というストーリーです。

    旅で何で歌?とも思うのですが、知らない国を旅していくと、いろいろな歌が入ってきます。
    耳に入ってくるだけではなく、身体に入ってくるというかんじです。
    知らない言葉のリズムもそうですし、街の騒音、夜の虫の声、空気の流れる音、いろいろな音がリズムになって入ってきます。
    それだけじゃなくて、旅をしている間の自分のエピソードも、なんとなく一つの音楽として身体に入ってきます。

    ストーリーではこういうかんじではないですが、なんとなく良く分かるようなかんじがします。

    作品自体は、最後がなんとなくタルくなってしまいましたが、途中の旅のシーンは、非常に楽しめました。
    なんか、オーストラリアにも行ってみたくなりました。
    ソングラインをたどる旅は、おっさんにはハード過ぎますが…。

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