巨大投資銀行(下) (角川文庫)

著者 :
制作 : 多田 和博 
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 577
レビュー : 59
  • Amazon.co.jp ・本 (592ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043755059

作品紹介・あらすじ

ウォール街での実績を買われた桂木は東京のM&Aチームに移り、多くの買収案件を成功に導く。一方、"伝説のトレーダー"ソロモンの竜神宗一は、金融工学を駆使して日本の証券市場に旋風を巻き起こす。バブル崩壊後、危険なデリバティブ商品が横行する中、米国投資銀行の幹部となった桂木は、一つの志を抱き、新たな世界へと転進する。世界金融の激変期を、圧倒的なリアリティと迫真の筆致で描ききった、俊英の代表作。

感想・レビュー・書評

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  • この間のバークレイズのLIBOR操作の件もありますし、外資を美化しすぎじゃないかとの疑問は消えません。

  • 感動した。金融の世界でこんな風に働いて、死んでいけたら・・・
    金融を目指す方には是非一読してみて下さい。
    もちろん、金融工学や細かな取引の内容はわからないけど、
    そんな事はおかまいなしです。
    もお読み始めたら止まりません。

  • バブル期前後の金融業界の歴史や投資銀行業務について、史実を織り交ぜながら、迫力満点に書かれており、非常に勉強にもなった。
    自らの信念に従って、生き抜いていく登場人物達を見ると、自分が本当にやりたい仕事が何なのか、改めて考えるきっかけとなった。

  • 978-4-04-375505-9 589p 2008・10・25 初版

  • 割愛。

  • 壮大なスケールで主人公桂木英一の半生が追われる。終わり方も感動的で、読み終わっても興奮して野心が再燃してきて眠れない。

  • 下巻は上巻とは違って金融マンのあるべき姿というか人間味を重点的に描かれている気がした。
    上下巻通しての感想となるが、ほぼノンフィクションに近い形でストーリー展開されているので懐かしさを感じながらもバブル前後での投資銀行を理解する上でも非常に面白い。
    カバレッジ、トレーダーなどでそれぞれ個性的なキャラも出てくるが、自分がやるならやっぱりトレーダーが一番魅力的かな。

  • やっぱりある種こう殺伐としてて、リアリティのある経済小説の方が読んでて面白い。いろいろ勉強になるし、アドレナリン出まくり。バブル崩壊に乗じて瀕死の日本の金融機関をカモに外銀のトレーダーがボロ儲けしてくとことか痛快だったね。

  • 主人公・桂木が80年代〰00年にかけてのグローバル経済で勝負していく壮絶ストーリー。経済情勢だとかビジネスの案件が細かく説明されており勉強になりました。インベストメントバンクのダイナミックさと完全な実力主義、いつ首を切られるか分からないえげつなさ、金と出世や権力争いが絡む事により露わになる人間の汚さ、金融の歪み、数々の問題...etcが描かれています。
    個人的に私に関係するものがチラっと出てきました(笑)。私の勤務している赤坂パークビルが出てきたり、私の出身校桐蔭学園が出てきたり、GSをアドバイザーに日本リースがGEに買収される所が出てきました。

  • 上巻では外資系投資銀行におけるビジネスが中心であったが、下巻では日本人による邦銀の再生が中心。
    金融業界の仕事の厳しさ、難しさ、汚さ、そしてあるべき姿を垣間見ることのできる物語。

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著者プロフィール

1957年、北海道生まれ。カイロ・アメリカン大学大学院修士(中東研究科)。都市銀行、証券会社、総合商社を経て2000年、大型シンジケートローンを巡る攻防を描いた『トップ・レフト』でデビュー。著書に『エネルギー』『冬の喝采』『貸し込み』『カラ売り屋』など。英国在住。

「2018年 『鉄のあけぼの 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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