閃光 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 612
レビュー : 91
  • Amazon.co.jp ・本 (624ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043759026

作品紹介・あらすじ

玉川上水で男性の扼殺体が発見された。捜査陣に名乗りを上げた老刑事・滝口と相棒に選ばれた巡査部長の片桐。滝口はこの殺人事件に三十年以上前に起きた"三億円事件"との接点を見いだす。その頃、殺された男と三億円事件当時仲間だった連中がにわかに再会を果たしていた。昭和最大のミステリーに、緊密な文体と重層的なプロットで迫る!『19歳一家四人惨殺犯の告白』で読者を震撼させた著者がものした、犯罪小説の白眉。

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった〜!でも、長かった〜!
    600ページにも及ぶ長編!活字も小さいし…これは老眼の影響か…(~_~;)
    戦後三大未解決事件とも言われる「三億円事件」を題材に。
    金銭的被害がないのもあり、被害金額2億9430万7500円の語呂から、「憎しみのない強盗」とも言われたみたい。
    でも、実は…
    警察の組織の論理が優先し、事件をうやむやにして、時効を迎えた事件。
    でも、それが、30年以上してから、また動き出す!
    ほんまの事件の事実と絡ませながら、上手くミステリーとして仕上がってるわ!
    警察組織って、ほんまに許せんな!って思えてくる。
    「嘘つきは泥棒の始まり」って言うけど、その泥棒を取り締まる方が、嘘ついたら、何の始まりになるの???
    ほんまに!o(`ω´ )o

  • 昭和最大のミステリー、三億円事件をモチーフにしたサスペンス。
    600ページある作品だが、厚みさえ気にならないくらい、一気に読ませる。
    登場人物に多少くせがあるが、先を読ませない展開と、実際にあった事件に絡ませた巧妙なストーリーに、唖然とさせられた。面白い!

    • ノリさん
      はじめまして。mixiのミステリーコミュからきました“のり”です。「閃光」気になっていたので面白いと聞いて迷いはなくなりました!
      これから...
      はじめまして。mixiのミステリーコミュからきました“のり”です。「閃光」気になっていたので面白いと聞いて迷いはなくなりました!
      これからもよろしくお願いします♪
      2010/07/10
  • ずっと読みたかったけど、字数に萎えてました。
    フィクションとはいえ、面白かった。
    塩野さんの罪の声もそうですが、昭和最大のミステリーに迫った作品読み応えありで好きです。
    しかし警察というのは身内を守る組織なんかなあ。

  • 過去10本に入る面白さ、3億円事件をここまでのストーリーにするのはすごい

  • 昭和の大事件であり未解決事件となった3億円事件を題材にした物語。なかなかの長編であるが飽きることなく最後まで読めた。緊迫感が漂い途中手に汗握って読んでいた。この事件のことを深く知らないし当然フィクションなのだが、最後はとても悲しく悔しい物語だなぁと感じた。

  • 先ずは・・・
    表紙がコワイ。


    真相はこうなんだ   

    と思わず鵜呑みにしちゃうくらいの仮説話でした。
    途中中だるみしたものの。。。長い長い・・・

    ひとつだけハッキリ思うことは、警察の隠蔽は実際のところたくさんあるのだろうな~と。

    三億円事件に限らずの話でしょうね。

    でも本当の真相を知りたい。

  • 「昭和事件史最大のミステリー」と言われている三億円事件をモチーフに書かれたフィクションのミステリー小説です。

    三億円事件については殆ど何も知らなかったのですが、ちょっと事件についての知識が欲しくて書店に出向いたところこの表紙を見かけ、ジャケ買いしました。(笑)

    多くの登場人物が、常に頭に血を上らせている、はらわたが煮えくり返っている、そんな印象を受けました。
    三億円事件犯行グループと、三十四年前に三億円事件捜査本部に配属されていた間もなく定年ベテラン窓際刑事とその相棒の血の気の多い若手刑事、犯行グループを一人また一人と殺害していく謎の連続殺人犯、皆がとにかくわき目も振らず「一点見つめ」で突っ走っている。
    そのバカさ加減に、体を流れる血が熱くなってくる感覚を覚えます。

    読み進めていくにつれて、息もつかせぬ展開に、最後まで興味深く読むことが出来ました。

    後書きの解説まで読ませていただいて、犠牲者の無かった、「キレイな事件」とも言われている三億円事件ですが、この小説を読んで「そんな訳が無い」とも思えるほどの驚愕の内容でした。

    1968年あたりは、きっと日本の所々が混沌としていたのでしょう。
    昭和が、アツイっす!!!

  • 面白い!過去と現在が交差し、徐々に真実が。

  • 玉川上水で男性の扼殺体が発見された。捜査陣に名乗りを上げた老刑事・滝口と相棒に選ばれた巡査部長の片桐。滝口はこの殺人事件に三十年以上前に起きた“三億円事件”との接点を見いだす。その頃、殺された男と三億円事件当時仲間だった連中がにわかに再会を果たしていた。昭和最大のミステリーに、緊密な文体と重層的なプロットで迫る!

  • 三億円事件の犯人は警察官の子弟ら。隠ぺいのため、事件は未解決のまま。

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著者プロフィール

鹿児島県生まれ。大学卒業後、メーカー勤務を経て、週刊誌記者に。91年にフリーとなり、事件ノンフィクションを中心に活躍。2000年、長編小説『サイレント・ボーダー』を永瀬隼介のペンネームで発表し、小説家デビュー。他の小説作品に『閃光』『彷徨う刑事』『カミカゼ』『三日間の相棒』『ダークシティ』、ノンフィクション作品に『19歳‐一家四人惨殺犯の告白』などがある。

「2019年 『デッドウォーター』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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