Cの福音 (角川文庫)

著者 : 楡周平
  • 角川グループパブリッシング (2008年10月25日発売)
3.51
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  • レビュー :66
  • Amazon.co.jp ・本 (389ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043765034

Cの福音 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 「朝倉恭介」VS「川瀬雅彦」シリーズ第1弾。

    過去の不幸から全身全霊を賭して「悪」の世界で生きる朝倉恭介。
    彼はネットワーク技術を駆使したコカイン密売に携わる物語。

    まず朝倉恭介さん。
    頭良過ぎ、強過ぎ、地道にがんばり過ぎ、儲け過ぎですね。
    悪の道に染めた主人公としてここまで完璧なのは初めてです。
    ただ完璧所以に若干の物語があります。

    著者はよくここまで調べたなっていうほど業界用語が出ます。
    でも不快感なく読み込むことができました。
    すごい力強い作品です!

    地道な悪を体感したい方にオススメの作品です。

  • コカインの密輸入から販売まで1人で取り仕切る朝倉恭介のシリーズ1冊目。今作では、コカインをめぐる裏社会や、コカインに取り憑かれ、破滅していく人々の様が描かれると共に、頭脳明晰な上、ミリタリースクールで鍛え上げた強靭な肉体を持つ朝倉恭介というダークヒーローの誕生から活躍を魅力たっぷりに披露してくれる巻でもある。次巻は反対に善のヒーロー登場とのことで、こちらも楽しみ。これから少しずつ、このシリーズを楽しみたいと思います!

  • 朝倉恭介シリーズ。ドキドキわくわく面白かった!!
    続編も読むぞ。

  •  大藪春彦を読みふけっていた時代があったけど、久しぶりにその時の感覚を思い出した。どちらかというと救いのない悪党の話なのだけど、文章がすっきりしていて余分な感傷が入ってこないためか、不快な気持ちよりもむしろ爽快な気持ちで読むことができる。ハードボイルドのひとつのパターンだと思う。

     確かに大藪春彦を思わせる雰囲気なのだけど、実際のところはむしろフォーサイスのような緻密な犯罪計画が読みどころになっていると思う。味わいはまったく違うけど、「ジャッカルの日」に近いのかもしれない。

     最後にもう少し派手なドンパチを期待してしまったから、やや拍子抜けした感じがないでもないけど、その分リアルなのだろうとも言える。主人公があまりにも圧倒的すぎで、逆に物足りない。シリーズものの第1作、主人公の顔見せ的な印象は否めない。

     だが、おもしろく読み進められたのは事実。実際に自分がこの物語に登場するとすれば、ゴミのように殺される方の人間だろうけど。

  • 朝倉恭介の緻密な作戦が楽しい。

  • ニフティサーバーが懐かしい

  • 計算されて組織に組み込まれてしまったら、それに気づいたとしても抜け出しないな、きっと。
    そのポジションからいかにはみ出さないか
    にかかってきそう。
    相手が望まない状況になったら切り捨てられる
    ということだもの。
    しかし、よく考えられている話だった。

  • 再読!
    ずいぶん昔に一度読みましたが、「朝倉恭介Vs川瀬雅彦」シリーズを全6作を読破しようと思い、再読しました。

    コンピュータネットワークを駆使したコカイン密輸の話ぐらいしか覚えていなかったので、再読しても新鮮でとても楽しめました。(たんに物覚えが悪いということですが..)

    ニフティサーブをつかったメッセージの送受信は、今となってはずいぶんと時代を感じさせます(笑)
    また、本作のポイントとなっている日本の関税システム、貿易システムの盲点を突いた貨物のすり替えですが、残念ながら、それがどれほどすごいのか、または、大変なことなのかピンときませんでした。
    さらに、最後の戦闘シーンはもうチョイどきどき感をあおってほしかったところがあります。
    とはいえ、完璧な主人公の悪役ヒーローというキャラを引き立たせるにはそれでよいのかも。

    いずれにしてもハードボイルドエンターテイメントとしては十分楽しめました。

    また、日本の関税システム、シッピングの仕組みなど勉強になるところも多かったです。
    (楡さんの作品はすごくそういった事実が調べれられているので、とても勉強になります)

    さて、本作では、「川瀬雅彦」は出てこないのですね。シリーズとなっていたので、本作から少し出てくるのかなと思っていました。
    それがちょっと残念。

  • 「悪役の主人公カッコイイ!」的な。
    だけどマジで恭介はカッコイイ!!
    このシリーズ読むことにする。

  • 同僚のおすすめだったんだけど…

    何がなんだか…。
    ほどほどのコカインのすすめ?!

    どうやら、他の本にも繋がるらしく、
    主役さんのご紹介。
    ってカンジの内容にしか受け止められませんでした。

    タイトルとの繋がりはどういう事でしょうか?

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