女子大生会計士の事件簿 DX.2 騒がしい探偵や怪盗たち (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043767021

感想・レビュー・書評

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  • 小説云々というより会計世界への誘いという点で優れた作品だと思います。
    自分の知らない世界の話というのをこういった形で知ることで、
    自分の世界が少しでも広がることができたらいいなと思います。

  • ☆☆$$読みやすい好きなシリーズだが、・・・。$$まあアベレージヒッター感が強く、外れではない。

  • 『さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 』(光文社新書)で一躍有名になった自身も異色の経歴をもつ公認会計士:山田真哉氏による小説・シリーズ本。

    公認会計士の資格をもつ現役女子大生:藤原萌実と新米会計士補の柿本一麻は、同じ監査法人に所属する先輩後輩の凸凹コンビ。監査先で出くわす様々な監査・会計にまつわる事件や問題を解決していく。

    短編から構成されるシリーズ本で、会計のからくりを分かりやすく解説しており、あまり身近に接することが少ない公認会計士という仕事についても分かりやすく理解できるようになっている。

    中高生、大学生などにお勧めのシリーズ。

  • みすてりちっくビジネス書の第2弾。例によって、細かい内容は角川さんの公式サイトのダイジェストをご覧ください(笑) 手抜きじゃなくて、本当に分かり易いんだもーん!
    今回は会計の初歩的なことから少しツッコんで難しい部分に入ってきた感じですね。《売価還元法》なんて一般の経理事務は知らないんじゃないかしら…本格的に勉強している人ならともかく。でもその分、お勉強の導入部分としてはイイ感じv なんとなく分かるし興味も少し出ますよね。それに扱われるのは全て「どうやってお金をちょろまかすか」つまりは騙しのテクニックなわけですから、本当は日常に密着した事件なんですよね…監査ファイル5(幸運を呼ぶおサルさん事件)なんかは特に、巻き込まれる可能性が無いでもなかったり。世の中、小悪党ばかりだよなぁ…
    そういった会計的内容はおいといて、今回も少しだけ恋愛話も絡めてあったりいたします。カッキーと萌さんの仲は全然進展してませんがね!カッキー!しっかりしろ!(笑)
    それにしても<知らないことはわからない>というこの言葉。…結構深い意味合いがあるかもしれないよ…。

  • <作品紹介>
    会社とお金のビミョーな関係、私が教えてあげる!キュートな女子大生会計士・藤原萌実と新米会計士補・柿本一麻が監査の先々で出くわす奇妙な事件、再び!領収書偽造、原価率操作、インサイダー取引、クレーム処理に潜む罠―ますます冴える萌実の推理が、会計の仕組み、会社の仕組み、そして経済の仕組みを解き明かす!単行本未収録の短編二本を追加収録したデラックス版として、かつてない超実用的ビジネス・ミステリ文庫化第二弾!おまけに読んでなるほど納得度一二〇%、「英語で学ぼう会計用語集」付き。

    <感想>
    短編集でサクサク読める。ごく簡単な会計知識がつくので読んでいても楽しい。
    時期をみて何回か繰り返して読むとより知識が明確になると思う。

  • 相変わらず不思議な面白さです。

    企画の勝利なのか、キャラの魅力なのか、何故か続きを読みたくなるんですよね~

    もしドラやストーリー系のビジネス本が好きな人にオススメ

  • 萌さんの出身地がなんと今住んでる神戸と知ってびっくり。

  • 「さおだけ屋~」の著者の本です。
    ライトノベル形式で会計の裏事情を解説していきます。

    まあ簡単そうで分からない会計の秘密を物語風に解説してます。
    魅力的な登場人物も捨てがたくバランスがあって面白いです。

    会計のことが身近に感じる一冊だと思います。

  • 読みやすくて、いろいら知らないし不正の手口が出てくるから勉強になる。

  • やさしく仕上げた本ですが、やっぱり会計知識があったほうが楽しめそうな気がします。

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著者プロフィール

1976年生まれ、公認会計士。現在、インブルームLLC代表。著書に『女子大生会計士の事件簿』シリーズ、140万部を超えるメガヒットとなった『さおだけ屋はなぜ潰れない』

「2018年 『マンガ日本と世界の経済入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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