女子大生会計士の事件簿 Dx.3 神様のゲームセンター (角川文庫)
- 角川書店 (2005年9月25日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043767038
作品紹介・あらすじ
キュートな女子大生会計士・藤原萌実と新米会計士補・柿本一麻が監査の先々で遭遇する奇妙な事件。株式上場準備中の映画会社を蝕む不正、ネット予約だとホテルに格安に泊まれるわけ、ゲームセンターに潜む利益隠しの意外なトリック-萌実の快刀乱麻の名推理が、会社とお金のビミョーな関係を優しく、そして面白く教えてくれる!単行本未収録の短編一本を追加収録したお得なデラックス版として、超実用的ビジネス・ミステリ、絶好調の文庫化第三弾!おまけにこれであなたも会計探偵-「不正・粉飾決算摘発マニュアル」付き。
感想・レビュー・書評
-
会計の世界を面白く知ることができる。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
女子大生会計士の事件簿 Dx.3 神様のゲームセンター (角川文庫)
-
シリーズを読破中。3作目も色んな会計のトリックがあって面白かった!今回のを読みながら思ったけど、会計の知識だけじゃなくて、ホテルに格安で泊まれる理由なども盛り込まれてて、雑学?の勉強にもなるなと思った!
次作も早速読み始めようっと。 -
仙台のホテルを舞台に、カッキーと萌美、それに「プリンスくん」こと在原純平が監査をおこなう「鏡を割ったのは誰だ!」事件の前・後編と、その解決編である「未来の財務諸表の作り方」事件、さらに表題作「神様のゲームセンター」事件の中編2本のほか、短編2本を収録しています。
「神様のゲームセンター」事件だけは、専門学校の機関紙に連載されたものではなく、雑誌『ザ・スニーカー』に掲載されたもので、文章にライターの手が加わっているとのこと。本シリーズをあくまで毛色の変わったライトノベルとして楽しんでいる読者としては、きれいなストーリーにまとめられているのがうれしいと感じました。
他の章は、どうしても会計に関する薀蓄とストーリーに関わる部分とのつながりがぎこちないように思えてしまいます。とはいえ、会計の勉強をしている人が息抜きに読む分には、こうしたことはあまり大きな問題ではないのかもしれません。 -
ちょっとトリックが複雑になってきた。
-
もとが10年くらいに出た本だから、ウィルスの件とか、今読むと古い内容もあるけど、まぁおもしろかったかな。
最後の〈神様のゲームセンター〉は、文芸誌に掲載されたヤツだから、会計の難しさは若干和らいでて読みやすかった。
仙台のホテルのヤツはおもしろかったけど、難しかったー。
それにしても、萌さんが大学生であることは、あとがきとかでは触れられるんだけど、相変わらず本編では女子大生設定がまったく活かされてない、という。
若い子のほうがいいという声から24歳という年齢設定になっているようなんだけれど、わざわざその年齢に設定されていることが、特に意味がない…というか、触れられてなくて、あんまり意味がないなぁ、て思う。
あと、カッキーは、いつまで経っても、何だか全然分からないことだらけの人ですね。
会計士の仕事は確かに難しいだろうけど、プリンスのほうが先にいろいろ気付いちゃってるのは、どうなの? -
シリーズ本の中でいきなり一年経過する
グルグルまわるサザエさん方式かと思いきや。
前巻は萌が会計士を目指した動機、今回の話で、なぜ女子大生会計士になったのかが垣間見れる。 -
「ナンパって最初はもうちょっと軽めがいいんだよね。『そこのホテルのロビーに大きな竹があるよねぇ―』」
「いい感じです」
「『あれって固定資産に計上していると思う?ちゃんと減価償却してるかなぁ。そもそも耐用年数は何年なんだろうね。でも竹の寿命は長いから別にいいよね――』」
「もういいです」 -
今回は
あれ、今までと比べて
物語が奥深くなったし
いい話が結構あった。
ホテルのネット予約をすると
なぜ安く泊まれるのかというがなるほどね~と
思ったよ。
ゲームセンターの話は
あれ、なんか今までと
力の入れ方が違う
なんかいい話だと思ったね。
あとがきに書いてあったのですが
文芸誌掲載の物語と解り
毎回このレベルの物語だといいなぁ~と思った。
著者プロフィール
山田真哉の作品





