稀人 (角川ホラー文庫 108-1)

  • KADOKAWA
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043768011

感想・レビュー・書評

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  • 家に転がっていた、何かオカルト系の小ネタをちりばめたホラーというか何というか。狙ってるのは分かるんだけど、イマイチストーリーがあってないような感じで、稀人とやらも人なのか妄想なのか色々含みを持たせ過ぎて中途半端。何でこんな本買ったかね、父。

  • ラヴクラフト神話に絡めてある男の狂気と幻想を描く。真実がどうだったかについてはどうとでも取れるが、維持されてきた緊張感がクライマックス近くになってから急に低レベルになってしまってイマイチ。

  • 難しかった。

  • 一見怪物ホラーかと思いきや、幻想的な怪奇譚。「稀人」もさながら、地下に広がる謎の通路、というのがわけもなく怖く感じる。「わけのわからないもの」に対する恐怖感がひしひしと感じられる作品。「稀人」の正体は……え、そういう伏線があったの? と少々驚き。

  • 主人公が変な世界に迷い込み、生き血をすする少女を見つけて自分の部屋に連れ帰る。餌のために殺人を犯す。
    ・これぞB級
    ・ふーん

  • 人物たちは何を求め、この奇妙な恐怖世界を求めていたのか。私には分かりかねます。

  • よい意味で古臭さを感じました。Fの正体、結局なんだったんでしょう。

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著者プロフィール

1961年東京都出身。成城大学(映画記号学専攻)在学中より特殊映像専門のライターとして活躍。卒業後、映像ディレクターを経て『邪願霊』(88年)で脚本家としてデビュー。以来、ホラー/SF/ファンタジー系の脚本家として幅広く活動。幼少期から特撮作品に親しんでいたこともあり、『ウルトラマンティガ』など、特撮作品にも数多く携わる。代表作に『くまちゃん』(93年)、『エコエコアザラク』(97年)、『THEビックオー』(99年)、『ウルトラマンマックス』(05年)など。また近著に「恐怖の作法:ホラー映画の技術」(2014年/河出書房新社刊)、「光を継ぐために ウルトラマンティガ」(2015年/洋泉社刊)などがある。
アマチュア・ベーシストの一面を持ち、高校~大学時代はクロスオーバーなどのコピーに勤しんだ。NHKの『BABYMETAL現象〜世界が熱狂する理由〜』(2014)を見て、2015年よりブログ『BABYMETAL試論』の執筆を開始、彼女たちの活動を追い続けている。

「2016年 『BABYMETAL試論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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