お見世出し (角川ホラー文庫)

著者 :
  • 角川書店
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レビュー : 23
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043769018

感想・レビュー・書評

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  • 恐怖が詰まった短編集で『ぼっけえきょうてえ』を彷彿させる手法で、淡々と芸妓が語っていく話に、まるでその場で聞いているかのような錯覚と恐怖を覚え、また京言葉が効果的に恐怖を煽っているような感覚を受ける。最後の『呪扇』は、ただただ表現がグロいが、あまりにグロ過ぎて頭の中で映像ができなくて、“呪扇”てどんな形だったのだろうという疑問が残った(読解力がないのかなぁ…(´・ω・`))。

  • 3編からなる短編集。
    不気味な雰囲気を纏っていて、語り口調が何ともゾワっとする。
    ただ怖いのは好きだけど、痛いのは苦手。
    呪扇は痛いの連続で別の意味で鳥肌。

  • 『お見世出し』『お化け』『呪扇』の3篇からなる京都花街ホラーは思った以上に楽しめた。舞妓、芸妓、扇子職人がそれぞれの篇で淡々と恐怖譚を語るのだがパターンが一緒なのでやや面白味に欠ける。しかしそれ以上にはんなりとした京言葉や花街の世界観が魅力的で、その雰囲気にグッと引き込まれた。登場人物の悲しい過去の件でちょっとホロっと来たかと思えばラストで切れ味のある怖さで落とすパターンも気に入った。『呪扇』の残虐的な展開も予想外で、さらりと語る怖さが余韻を引く。

  • 舞妓が客相手に自分の過去を語る表題作「お見世出し」と、少し不思議な置屋で起こる恐ろしい事件を描いた「お化け」もほどよく怖くて面白かったが、中でも3作目の「呪扇」が一番の傑作だと思う。呪扇を作る描写が職人の淡々とした目線で語られるせいかたまらなく官能的。

  • 20150317

  • 短編三品。
    『お見世出し』:「ほほう」。
    『お化け』:「ふーん」。

    『呪扇』:「へ? う、うわあああああああやめてやめてやめてぎゃあああああああぁあああああああああああああああぁあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

  •  京都を舞台にしており、舞妓や扇屋といった日本文化の雰囲気を存分に味わえる3つの短編和風ホラー。呪扇は私の読解力がないせいか、いまいち図が浮かばなかったので残念でした。

  • 面白かった!
    私はそんなにぼっけえ、きょうてえ思い出さなかったけどなぁ。
    惜しい作品でしたねホラ大。

    最後の呪扇が私の大好きなエログロホラーで本当に面白かった!
    舞妓さんと京都とホラーという素敵な組み合わせの素敵なホラー小説でした。

  • 「芸妓さんと遊びたいなあ」
    ぼってえ、きょうてえとかぶってる感じした。
    ホラー大賞ってそういうの多い。

  • なんだか「呪扇」がものすごく心の残る。
    スプラッタなので感動した!とかではないんだけど……

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