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- Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043772018
感想・レビュー・書評
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短篇集だが、すべての話が難解。細切れで読んでたのも悪いとは思うが、全然話の流れが頭に入ってこなかった。向いてないらしい。
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たまにホラー系小説って読みたくなるんです。
今回、衝動読みした「とくさ」。
4編の短編から成るのですが、受けた印象はどれも幻想小説に近いイメージ。
あまりこの種の小説は読まないせいか、ちょっと苦手です。
いくつか過去に読んだものも、この「とくさ」もそうですが、様々な幻想的、もしくは超自然的な事が起きる明確な解明がされない、もしくは説明されないで終わってしまう。これがシックリこない。何となく「ホラーだから・・・」で終わってしまいそうで。確かに、伝奇や地方の風習などをもっと知っていれば認識度も変わってくるとは思うので、読み手が側の勉強不足ということもあるのでしょうが・・・
KEY WORD>>とくさ(著:福島さとる)
"ナイヤガラ"、"掌"、"犬ヲ埋メル"、"とくさ"の4編から成る短編集。スプラッター的な要素はなくどれも現実に潜む闇、幻想の静かな恐怖を描いた作品。個人的には、「生れた時から左手を決して開かない女の子と、幼い頃の記憶をなくした主人公が織り成す」"掌"がお勧め。