人生を救え! (角川文庫)

制作 : 石川絢士(the GARDEN) 
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 509
レビュー : 55
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043777020

作品紹介・あらすじ

「美人なのにふられる」「テレビが壊れた」「夫が愛してくれない」「年長者がサボってばかり」「やりたいことがありません」などなど、芥川賞作家・町田康が、一筋縄ではいかない数々の相談に答える「どうにかなる人生相談」。そして気鋭の物語作家・いしいしんじと東京の街を歩きながら人生について語り尽くす「苦悩の珍道中」を収録。世の悩める人々へ贈る、パンクな人生応援歌。

感想・レビュー・書評

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  • 前半は町田康さんの人生相談。
    これが想像したよりずっと素晴らしかった。
    感動してしまった回答がいくつかあった。
    優しいんだよなぁ。
    そして相談者に下手な感情移入をしてないから全く違う角度から有益な分析がなされているのだと思う。
    もっと読みたいくらいだ。

    後半は町田さんといしいしんじさんとの対談。
    こちらは散歩中というとこもあり、まったり。
    対談はもう1冊あるようなので、そっちも読みたい。

  • 後半の対談部分で社会の仕組みがうまいこと言葉になってるよ。私同様ドロップトアウトした人必見。救われるかもよ。基準を自分の中に持つのって、出来てそうで出来てないんだなーと思いました。かしこい人達だなー。って。

  • 茶化しながらも、真正面から真摯に向き合い、
    悩みそのものを解決するのではなく、凝り固まった心を
    解き放つ手助けをしてくれる一冊。

  • 2006-03-00

  • 人生相談に町田康が答えていく。
    ほとんど解決しないしふざけてるけど、
    ニヤニヤするし
    暖かくなるし 悩みなんて消えていく。
    町田康だいすき。

  • 人の悩みって興味があって読んでみた。こういうことで悩むんだとか、他人の悩みそのものが興味深かった。そういうものを読んでいくうちに、自分の悩みも大したことがないように思えたり、それだけで読む価値があった。

  • お二人とも好きな作家ですが、交流があったことは知りませんでした。作風は全然違うのに、えらく意気投合してるのがむしろ不思議なくらい。パンクロッカーの町田氏はともかく、いしい氏は童話的な作品のイメージが強かったので、良い意味で裏切られました(笑)

  • 「好きな俳優さんに会いたい」「お隣がうるさい」など
    あまり深刻ではなさそうな悩みを、
    無理矢理自分の土俵に持って来て、わざとズラした角度からの回答。
    う~ん、さすが町田康。やりよるな~。
    やっぱ好きだ、この人の曲がりくねった思考回路。

    でも彼にしてはわりとちゃんとした回答ではないかと思ったら
    朝日新聞日曜版に連載されていたそうだ。
    そりゃそうだと納得。
    しっちゃかめっちゃかにふざけた回答って訳にはいかんわな~。
    おとなしめですが、町田節がお好きな方はぜひどうぞ。

  • 前半は新聞の人生相談。
    すっごい真面目な口調で不真面目に答えるから、読んでてけらけら笑ってしまう。
    後半は蜂犬の謎が解けた。三崎って土地は深いんだなー。

  • 題名が、 人生を 救え

    そりゃ誰だって救ってほしい。なんて頼もしい題名だろうか。だからこれはいろんな人の人生相談の本。
    でも、表紙に注目

    「save your own life」

    そう、町田さんは決して救ってくれない!!おまえの人生、おまえが救えと煙にまく



    ぜーんぜん重くなくて最高笑える本ですが、カバーせずに読んでいると貴方の関係者各位に無用な心配をされますので、みなさまご注意あれ。

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著者プロフィール

1962年生まれ、大阪府堺市出身。バンド「INU」のボーカリストとして活動する一方、俳優、詩人としても活躍。1996年「くっすん大黒」で小説家デビューし、第7回bunkamuraドゥマゴ文学賞、第19回野間文芸新人賞を同時受賞。2000年「きれぎれ」で第123回芥川賞を受賞以降は、作家としての活動にほぼ専心している。
その他受賞歴として、2001年『土間の四十八滝』で第9回萩原朔太郎賞、2002年「権現の踊り子」で第28回川端康成文学賞、2005年に『告白』で第41回谷崎潤一郎賞、2008年『宿屋めぐり』で第61回野間文芸賞をそれぞれ受賞。
上記文芸作が代表作として評価を得る一方、映画化された『パンク侍、斬られて候』など、メディア化作品が多い。エッセイストとしても定評があり、『猫にかまけて』『スピンク日記』などが人気。

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