人生を救え! (角川文庫)

制作 : 石川絢士(the GARDEN) 
  • KADOKAWA
3.37
  • (27)
  • (52)
  • (135)
  • (15)
  • (3)
本棚登録 : 521
レビュー : 55
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043777020

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 前半は町田康さんの人生相談。
    これが想像したよりずっと素晴らしかった。
    感動してしまった回答がいくつかあった。
    優しいんだよなぁ。
    そして相談者に下手な感情移入をしてないから全く違う角度から有益な分析がなされているのだと思う。
    もっと読みたいくらいだ。

    後半は町田さんといしいしんじさんとの対談。
    こちらは散歩中というとこもあり、まったり。
    対談はもう1冊あるようなので、そっちも読みたい。

  • 人の悩みって興味があって読んでみた。こういうことで悩むんだとか、他人の悩みそのものが興味深かった。そういうものを読んでいくうちに、自分の悩みも大したことがないように思えたり、それだけで読む価値があった。

  • お二人とも好きな作家ですが、交流があったことは知りませんでした。作風は全然違うのに、えらく意気投合してるのがむしろ不思議なくらい。パンクロッカーの町田氏はともかく、いしい氏は童話的な作品のイメージが強かったので、良い意味で裏切られました(笑)

  • 「好きな俳優さんに会いたい」「お隣がうるさい」など
    あまり深刻ではなさそうな悩みを、
    無理矢理自分の土俵に持って来て、わざとズラした角度からの回答。
    う~ん、さすが町田康。やりよるな~。
    やっぱ好きだ、この人の曲がりくねった思考回路。

    でも彼にしてはわりとちゃんとした回答ではないかと思ったら
    朝日新聞日曜版に連載されていたそうだ。
    そりゃそうだと納得。
    しっちゃかめっちゃかにふざけた回答って訳にはいかんわな~。
    おとなしめですが、町田節がお好きな方はぜひどうぞ。

  • バサーとふな師。

    こいぬの竹登り。
    鯉の滝登り。

  • 二人の黄金タッグによる
    人生相談です。
    寄せられた悩みについて順番に答えていきます。
    しょうもない悩みもあります。
    二人の絶妙な返しが秀逸です。
    笑いたいときに。

  • 人の悩みについて町田さんが答えている。
    悩みは人それぞれ色々ある物だなー。

  • 最後の方の街を歩きながらの2人のやりとりがいい。

  • みんな悩んでんだなー。さまざまな事において、本当に人間というのは。
    中には、おいおい、その相談くだらないでしょ?と思うのも結構あって。でも、町田さんは真摯にお答えなさる。
    それがまた深い話だったり、えーーーー?!そんな回答ですか?!みたいなのもあったり。
    読んでいると、どっちにしても、とにかく悩む事自体が滑稽なんだと思えてくる。
    最終的には、なんか、どんと構えておきまひょっと、おっきな気持ちになれてしまう問答集。
    あとがきにも、胸つく話があり、良品です。といいつつ、対談のほうは走り読みしてしまいました。

  • 比較的、人間はくだらないことに悩んでるんだなぁと感じてしまった。
    「美人なのにふられる」とか「ネコがいなくなった(しかも他人のネコ)」、「Hもののはんらん」とか。
    相談者はきっと?真剣に悩んでいるんだろうけれど、えええええええって思っちゃう相談もあった。
    町田さんはそれに真剣なのかフザけているのか、という感じで答えている。
    でも、なんだかその回答は、まとまっていて面白くて、しっかり読みたくなっちゃうのさ。はは。
    対談のほうは、つまらなくなって読むのやめました、すいません。

著者プロフィール

1962年生まれ、大阪府堺市出身。バンド「INU」のボーカリストとして活動する一方、俳優、詩人としても活躍。1996年「くっすん大黒」で小説家デビューし、第7回bunkamuraドゥマゴ文学賞、第19回野間文芸新人賞を同時受賞。2000年「きれぎれ」で第123回芥川賞を受賞以降は、作家としての活動にほぼ専心している。
その他受賞歴として、2001年『土間の四十八滝』で第9回萩原朔太郎賞、2002年「権現の踊り子」で第28回川端康成文学賞、2005年に『告白』で第41回谷崎潤一郎賞、2008年『宿屋めぐり』で第61回野間文芸賞をそれぞれ受賞。
上記文芸作が代表作として評価を得る一方、映画化された『パンク侍、斬られて候』など、メディア化作品が多い。エッセイストとしても定評があり、『猫にかまけて』『スピンク日記』などが人気。

町田康の作品

ツイートする