人生を救え! (角川文庫)

制作 : 石川絢士(the GARDEN) 
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本棚登録 : 521
レビュー : 55
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043777020

感想・レビュー・書評

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  • 後半の対談部分で社会の仕組みがうまいこと言葉になってるよ。私同様ドロップトアウトした人必見。救われるかもよ。基準を自分の中に持つのって、出来てそうで出来てないんだなーと思いました。かしこい人達だなー。って。

  • 前半は新聞の人生相談。
    すっごい真面目な口調で不真面目に答えるから、読んでてけらけら笑ってしまう。
    後半は蜂犬の謎が解けた。三崎って土地は深いんだなー。

  • お悩み相談の新ジャンルwww

    テレビが欲しい 回 電車でふいてしまった!
    やる勇気はないけど。。。もしかしたら??!
    欲しいものを手に入れるには、ある意味こういうアプローチも必要なんだなと、納得w。


    よくよくある永遠のテーマ的な悩みにも、おもしろい視点でかかれてて、目からウロコ。もありました!
    真面目すぎる、回答にあきちゃった人是非生き抜きにお勧め。
    もちろん、ただのウケ狙いの回答じゃないですよ。

  • さくっと読む。本人にとっては深刻な悩みでも、他人から見るとちっぽけで可愛いんだなと。<br />総じて、人間って可愛いんだなと。町田康といしいしんじという組み合わせが個人的には最高です。

  • 半びとり対談、よかった。

  • 声をあげて、腹を抱えて笑えるけれど。。。
    実はこれは私なんじゃないのか??と、ふと我に帰る。

  • おもれー(笑)真剣に答えてんのに最後投げてみたり一見ちゃらんぽらんな答えがズシときたり。

  • 町田節がさえわたってます。切り方が素敵です。バサー!バササー!みたいな。

  • パンキッシュ人生相談!!
    YYYEEESSS!!

  • <font color="999999">○ひとに海釣りというのを習ったことがある。ところが、この、釣る、という行為は、習ってみて初めて分かったが、まことにもって卑怯な行為で、まず、竿の先に魚類に気取られぬように透明な糸をつける。卑怯である。その卑怯な糸の先に針をつけ、針に魚類が好む御馳走をつける。つまり、魚が、うわあ、おいしそうな御馳走や、食べよ食べよ、と、これを食べた場合、鋭利な刃物が顎や頬に刺さり、もがけばもがくほど食い込むという字義通りに欺瞞的な仕掛けがしてあるのである。自分は教えられるが儘に、やあ、などと浅ましいかけ声をあげ、海に向かいて竿を振った。錘はずんずん海に沈んでいったが、わずかな銭を払えば近所で新鮮な魚がいくらでも手に入るのに、なにを好きこのんで自分はかかる無慈悲な殺生をしているのだ、という思いが慕って心も沈み、ものの半時間も経たぬうちに竿もなにもその場にうち捨てて、浜沿いの掛け小屋で日本酒を飲み焼き栄螺を食ったのである。<BR><BR>○ぼくはお金ってお札、「おふだ」にちがいないっていう自説がありまして。お金を払う、つまり「おはらい」。お金を得るためにしたこと、欲、そういうなにかをふりはらいたいがために、身のまわりの財産を増やすというより、純粋にお金を捨てようとする。えい、捨てたれ、えい、って。みんな結局、死ぬまでそれをやっているんじゃないかという……。</font><BR><BR>町田さん意外と真面目に答えてる。でもおもろいなぁこの人。ふふ。最近なんで町田さんの文体が好きかという事が、何となく分かった気がする。リズムだ。町田さん自体、落語好きみたいで、あぁそうだよね、だからか、と軽く納得。失敗はホントは成功かもしれないし、成功はホントは失敗かもしれない、って回答に笑う。そうだよね。ぐるぐるだ!いしいさんと町田さんの会話も噛み合ってるのかはちょっと怪しい所もあったが(笑)フラフラ取り止めも無くて面白かった。お札↑の話はホント頷いたし、会社のことも。そっかー。バンドみたいに会社がつくれたらいいのになぁ、なんてことをふわり。思ってみる。たは。(20060513)

著者プロフィール

1962年生まれ、大阪府堺市出身。バンド「INU」のボーカリストとして活動する一方、俳優、詩人としても活躍。1996年「くっすん大黒」で小説家デビューし、第7回bunkamuraドゥマゴ文学賞、第19回野間文芸新人賞を同時受賞。2000年「きれぎれ」で第123回芥川賞を受賞以降は、作家としての活動にほぼ専心している。
その他受賞歴として、2001年『土間の四十八滝』で第9回萩原朔太郎賞、2002年「権現の踊り子」で第28回川端康成文学賞、2005年に『告白』で第41回谷崎潤一郎賞、2008年『宿屋めぐり』で第61回野間文芸賞をそれぞれ受賞。
上記文芸作が代表作として評価を得る一方、映画化された『パンク侍、斬られて候』など、メディア化作品が多い。エッセイストとしても定評があり、『猫にかまけて』『スピンク日記』などが人気。

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