忘れ雪 (角川文庫)

著者 : 新堂冬樹
  • 角川書店 (2005年2月1日発売)
3.24
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  • Amazon.co.jp ・本 (584ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043781010

作品紹介

瀕死の子犬を偶然拾った深雪は、"忘れ雪に願いをかければ必ず叶う"という祖母の教えを信じて、子犬の回復を願った。そこへ獣医を目指す桜木が通りかかり子犬を治してしまった。忘れ雪の力は本当だったのだ!不思議な力に導かれて出会ったふたりは、次第に惹かれあってゆく。やがて別れの時を迎えた深雪と桜木は、"7年後の同じ時間、同じ場所"での再会を約束するが…。愛しているのにすれ違うふたりの、美しくも儚い純愛物語。

忘れ雪 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • うーーーーん…ちょっと終わり方が好きじゃなかった。でも長いお話なので、読み終わった時の達成感はありました(笑)
    途中から最後まで途切れずにずっと熱中して読みましたが…時間があったから、飽きずに読めたのか時間がないなかでも飽きずに読んでいたのかは自分でも分からないです。そのうちの理由の一つに、説明用語が超詳しく、長い!獣医の分野の知識がある人は「そうそう」とかなるのかな?とにかく説明が長くて少し飛ばしてしまいました。

    前半は純粋な恋愛だったり、ややこしかったり。
    後半は「どうなるの?」「ここからこの展開ではページ数足りない」と個人的に思いながら一気に読みました。

    この続編があったとしたら、どうなるんだろう。もしあったなら読んでみたいと思います。

  • はじめはまったり淡い恋愛。
    後半はスピード感がぐんぐん増して、ページを繰る手が止まらない。

    読み進めるほど目が離せなくなる。
    感動と衝撃が同居したきれいなお話。

  • 黒新堂は読んだことがあるので、白にチャレンジ。
    冒頭から、ベッタベタの展開だなと思ったけど、読み進めているとまぁ止まらない。
    途中、黒っぽくなりつつも、最後まで飽きないストーリー展開に脱帽。

  • 再読。変にヤクザ絡ませてこないでー!

  • これは、ひどい(笑)。
    笑ってしまうくらい稚拙な構成とストーリー。

    最初は動物好きな純愛系のラブストーリーかと思い良かったが、
    後半はミステリーになり、やくざも登場、
    動物は殺すは、彼女は失明するは、友達も兄弟も、はぁ?って思うくらい無理がありすぎて乱暴になっていくし、片思いされていた人は殺人者になり、本人は死亡・・・・。
    どんでん返しを狙ったストーリー展開と作者は思っているのかもしれないけど、あまりに稚拙な展開の上、振り返りも多すぎて、もっと構成を考えれば?と思うこと多し。素人の作品かと思った。

  • これ読みながら「何かに似てるなー」と思っていたんですが、分かりました。昼ドラだわ。

    両親を事故で無くし、貰われてきた親戚の家が倒産して、さらに他の親戚のうちに預けられることになった少女が、近所のマリア公園で一匹の子犬を見つける。

    どうやら怪我をしているようなのだが、少女にはどうする事も出来ない。そんな時、親が獣医師だという高校生の少年が通りがかり、助けてくれる。

    二人は7年後、同じ日に再会し、結婚することを約束して別れる。

    しかし、7年後、見事に獣医師になった青年はその約束を忘れていた。

    そして現れる大人になった少女。青年は一目で恋に落ちるが、それが7年前の少女の姿だとは分からない。しかも彼女には婚約者がいるようで、自分の恋をあきらめようとする。

    最後はこれ最悪のエンディングですよね。
    誰もが自分の事しか考えてないというか、あまりにもご都合主義すぎて食傷気味でした。

    最初に言った通り、昼ドラだったら面白くなるかもしれない。

  • 読み出して10ページほどで号泣。それからというものもう始終泣きっぱなしです..。
    動物が絡んでいるからというのもあるのかもしれませんが
    それにしてもどうして?なんで気づかないの?....そんなことってあるの???
    いったいこの先どうなってしまうんだろう...。最後の結末を知るまで
    どうにも読むことをやめられなくて一気に読みきってしまいました。

    十代の頃にこんな小説をよく読んでいたっけな...というような
    不思議と懐かしさが漂う、いかにも少女漫画を思わせるような純愛物語。
    はてまた韓流ドラマにも引けをとらないほどの、せつない涙ものの
    純愛ドラマになってくれそうな...。恋愛感情の中に大人びた打算や
    汚れた裏などが見えてくることのない純粋なラブストーリーです。

  • 心が震える本とのことで読んでみた。
    せっかくの純愛物語がヤクザの登場で台無し。残念!という感じ。
    それでもせめて2人が幸せになってくれたら、良かったのに…

    心理描写はすごくいい。
    桜木一希の心も、お父さんの心も、弟の心も、怖すぎるけど静香の心も…
    静香は本当に怖すぎる、愛ってここまで歪むのか…逃げてばっかりの私には歪むほど人を愛するなんて想像もつかない領域。

    心理テストのくだりなんかは構成がうまいなぁ、さすがプロと唸りたくなる。
    でも、やっぱり権力を使って何かするとか、ヤクザにボコボコにされるとか、受け入れがたい。私が庶民だからかな?

    気に入った本はコレクションにするけど、この本は、うーん、どうしよう、って感じ。
    残念な部分もあるけど、桜木一希のファンにはなってしまったなぁ。

  • 前半は良かったんだけど・・・
    後半の流れが雑すぎた。
    作者が、話の収集がつかなくなって、無理やり盛り上げて終わらせた感じ。

    後味の悪い本だった。

  • なんていうか。
    怖いけどあったかくて、悲劇だけどハッピーエンドな、不思議な物語でした。
    タイトル的に恋愛ものかと思ったら子供の話、ペットの話で、えぇ?と一瞬肩すかし(?)的な感覚を受け、でも次第に引き込まれていった。
    しかし、そうかと思ったら、やっぱり恋愛話だった。
    しかも超どろどろ重々の(笑)。
    でも、この人の本、重いしドロドロなのに、なぜか軽く優しい感じがしたんだよね。
    不思議。
    文体のなせる技なのかなん。
    主人公が、あまり思いつめるタイプじゃないのが逆に良かったのかな。

    一つだけ思っちゃったのは、小学生のころを忘れるのは分かっても、高校生にもなって、毎日のように会っていた女の子と犬と…をヒントいっぱいもらって思い出せないことなんて…ぁるだろうか。。
    そこまで特殊なシチュエーション、高校生にもなったら忘れなさそうだけどなぁ^^; とかちょっと思っちゃいましたが。
    総じて、良かったと思います。
    少し、この展開と結末が、new to meでした。

    最後に。
    解説を読んで、ぇ、この人って経済犯罪小説を主に書いてる人なんだ?って知って、超衝撃でした(笑)。
    まさかのこの表紙、ジャケ買いした私には…笑。

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