呼吸入門 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.66
  • (18)
  • (35)
  • (31)
  • (8)
  • (1)
本棚登録 : 290
レビュー : 41
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043786039

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • ストレスで参ってた時に上司に薦められた本。

    日本には古くより優れた呼吸法というのがあり、知らず知らずに日本人に身についていた。
    しかし、明治維新を境に欧米文化が取り込まれ、いつしかそれも失われつつあった。
    かつての呼吸法を今一度見つめ直し、自分に取り入れたらどうかと、問いかけてくれた本。

    呼吸というのは全ての活動に通じるものがある。趣味でダイビングやジャズサックスをするが、肝は呼吸。呼吸の奥深さが楽しめる。

  •  本書のメソッドは「三・二・十五」(三秒吸って、二秒止め、十五秒で吐く)という呼吸法、これだけです。
     後は呼吸というのがいかにスゴイかについて補足的説明や背景知識などが色々書かれています。

     …薄すぎる?
     でも、この薄さには理由があるんです。

     そもそもビジネス本や自己啓発本って、役に立つテクが書かれすぎています。そうすると人間、妙な貧乏性で一度に全部を実践しようとし、破綻・挫折します。
     これは本という媒体でメソッドを伝達しようとする際の限界です。

     だから、特に入門段階では簡単ですぐに実践できるこのくらいの量でいいんです。
     が、そうすると大人というのは簡単に理解できるからという理由で、今度は内容を軽視したり「薄い」と馬鹿にしたりします。

     この辺が「メソッド本」のジレンマなのかなぁ、と思います。そして、以上の意味において本書は入門書としてはかなり良い出来だと思うのですが、いかがでしょうか?(詳細はhttp://ow.ly/5Wwj1をお読み下さい)

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    日本人は、心身を安定させる技としての息の仕方を忘れ、キレやすい身体になってしまった。今こそ、日本人の優れた呼吸の仕方を蘇らせよう。丹田呼吸法、禅の瞑想といった高度な技、数千年の叡智を、誰にでもできるシンプルな「型」に凝縮した齋藤式呼吸法を実践することで、精神が安定し、集中力が増し、疲れにくくなる。呼吸を通じて日本文化の真髄に迫る、齋藤身体論の集大成、感動の名著、ついに文庫化。

    第1話 なぜ「息」を考えるのか
    第2話 呼吸法とは何か
    第3話 息と心の関係
    第4話 日本は息の文化だった
    第5話 教育の基盤は息である
    第6話 危険な呼吸法・安全な呼吸法
    第7話 息を感じて生きる

  • 時間があれば

  • 自律神経を整えるためには、腹式呼吸がいいと聞いたのでコチラを読んでみました。

    しかし、「日本人は呼吸に固有の文化がある」など書いてあって胡散臭く感じてしまいました。
    呼吸には国籍なんて関係ないし、動物や虫、植物だって呼吸をしているはずです。

    「3秒吸って、2秒止めて、15秒で吐く」

  • 呼吸、息について身体論を展開している。横断的に知が動員されていて説明が平明でわかりやすい。内容についても、東洋的感覚を現代的な感覚で無理ないように取り入れてありいいと思う。大切だとは思いつつおざなりになりがちな身体感覚について、今一度見つめなおす入門にとてもいいと思う。なにを工夫するにしても、一度、頭にいれとくといい話が詰まっている。

  • 「三・二・十五」の呼吸法、ハミング、シェイキングといった具体的実践法が参考になる。読みながら試す中で、気持ちが落ち着くのを実感できた。呼吸に関する蘊蓄も、共感できる部分が多い。

  • 【2015年交換会】息はひとつの文化である。体のぶれをなくすなど、自らの呼吸とともに歩む、呼吸の重要さが書かれています。Marpleさんからの贈り物です。ありがとうございました。

  • 呼吸について興味があったが、深く考えることは無かった。しかし、この書籍を読んで「呼吸」の大切さや奥深さを知ることになった。
    「3秒吸って、2秒溜めて、15秒吐く」このシンプルな型で、人生さえも変えてしまいそうだ。

  • 衝撃的な内容でした。

    さっそく実践してみて、一週間で効果あり、
    腹痛に悩まされていましたが、呼吸法を取り入れて落ちつけるようになってから、ほぼなくなりました。

    呼吸法!
    すげーーーー!!!

全41件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

齋藤 孝(さいとう たかし)
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業後、同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。学者、作家、文化人の役割で多くのメディアに登場している。
2001年『身体感覚を取り戻す』で第14回新潮学芸賞を受賞。2001年発行の『声に出して読みたい日本語』は250万部を超えるヒットとなり、第56回毎日出版文化賞特別賞を受賞。
その他、『語彙力こそが教養である』など多くの著書があり、発行部数は1000万部を超える。『こども孫子の兵法』など監修作のヒットも多い。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導。

齋藤孝の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ロバート キヨサ...
有効な右矢印 無効な右矢印

呼吸入門 (角川文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする