DIVE!! 上 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043791033

感想・レビュー・書評

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  • 青春スポ根好きにはもってこいの作品。映画、ドラマもろもろあるけど、小説で読んでも風景が浮かんでくるような森絵都さんの書き方が好き

  • 『DIVE!!』
    テレビ東京/毎週水曜深夜放送
    2021年4月14日から

  • 「スポ根」青春小説の前編。2021年4月からテレ東系で連ドラ化されると云うので読んでみたが、読み易くて思わず一気読み。知季と要一、飛沫だけでなく、コーチの陽子やクラブメイトやライバルたちも生き生きしてる。映画もアニメも存在すら知らなかった。映画版、主役の3人が林遣都、池松壮亮、溝端淳平って豪華だったんだ。子役で北村匠海も出てたんだ。そっちも見てみたいもんんだ。小説としては後半が楽しみ

  • みずみずしい青春。

  • オリンピックなどでなんとなく見ていた高飛び込みを身近にそして興味深く見れるようにしてくれた作品!一気に読み終えた!展開もテンポよくわかりやすい内容なので何も考えずに楽しめる。高飛び込みの技の名前もこの小説で勉強した。

  • 3.5。この後の盛り上がりに期待

  • 読みやすい!あつくなる!事務作業でちょっと疲れた時の息抜き&スイッチ入れ直しに最高でした。

  • 飛び込みにどんな青春物語があるのかなー?と気になって読んだ本。

  • 私が小学生の時にハマった本

    本が苦手だったけど水泳をやっていたせいか、
    水の中にいるあの開放感や爽快感を
    本から感じることができました

  • 複数巻を平行に読破月間。大丈夫かなと取り掛かったが、ものすごくするするとストーリーが入ってくる作品。

    8歳のときに、近所の高校の飛び込み台に魅了された知季。中学になって、近所のダイビングクラブに通い始めたが、特に上達が見られない。そこへ現れた新しいコーチ、夏陽子に目をつけられ、リクエストされたトレーニングを続けることで、メキメキと上達していく。その直後に現れた、野生児、飛沫、天才ダイバー要一とともに、オリンピックへの夢に向かって走り始める…。

    アニメか何かのように、若干クセのある登場人物名に加え、時々思い出したかのようにブンガクっぽい表現を入れてみたりする冒頭に、ちょっとめんどくさい作品かと思ったが、キャラクターもしっかりしているうえ、必要以上に増やさないというスタイルで、非常に読みやすい作品である。

    高飛び込みというあまり馴染みのない分野ではあるが、細かいところは作者自身が端折っており、全体に平易で、高校生以上なら読みやすいであろう。一方で、子供向けにくどかったり、逆に描写を削っていたりもないので、大人でも読んでいても不自然と感じない作風は流石である。

    しかし、飛び込みをしている最中、作者の言う1.4秒と、着水移行の数十秒、飛び込むダイバーたちの表現する一番のポイントになる心理描写や情景描写というものが一切存在しない。ここは違和感しかない。上巻では封印をしているのかもしれないので、下巻に期待したいところである。

    人物の描写も、ちょっと浅すぎるかなあという感じ。知季の弟や家族について、もう少し解説が有ってもいいのではないかと思う。また、「沖津白波」など、ネーミングセンスも今二つ。そういうとこ、冷めるんよね。

    それらの描写不足が、漫画やアニメの原作っぽいなあと思っていたら、案の定アニメ化はされている模様。しかし、青森のアレなところとか、やっぱり大幅カットになるんかいな。小説としては、大人向けにバランスを取るために入れられているのは、納得はしているんだけど。

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著者プロフィール

森 絵都(もり・えと):1968年生まれ。90年『リズム』で講談社児童文学新人賞を受賞し、デビュー。95年『宇宙のみなしご』で野間児童文芸新人賞及び産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、98年『つきのふね』で野間児童文芸賞、99年『カラフル』で産経児童出版文化賞、2003年『DIVE!!』で小学館児童出版文化賞、06年『風に舞いあがるビニールシート』で直木賞、17年『みかづき』で中央公論文芸賞等受賞。『この女』『クラスメイツ』『出会いなおし』『カザアナ』『あしたのことば』『生まれかわりのポオ』他著作多数。

「2023年 『できない相談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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