ゴールド・フィッシュ (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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レビュー : 105
  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043791071

感想・レビュー・書評

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  • 先が知りたいと思って読み進めていたら、いつの間にか読み終わっていた。
    『リズム』の続きを描いているから面白い。

  • リズムが良かったので続編としたら先が気になる感じが薄れ物足りなかったです

  • 読んだ後、少しだけ生きやすくなる。

  • 「リズム」続編。この年になると、真ちゃんパパの言うことに、納得してしまう。青春、これが自分にとって、はるか彼方に去ってしまったことをまざまざと思い知らされた。

  • 【リズム】の続編と知らなくて買ってきて、
    読み始めたらなんかコレ知ってる・・・と思いつつ
    裏表紙見たら続編って書いてあった~Σ(・ω・ノ)ノ!知らなかった・・・・

    なにはともあれ、【リズム】は好きな本だから
    続編はとっても嬉しい♪

    高志君もお姉ちゃんもママも夢だったことを諦めて違う道で生きようとしている。
    自分の夢でもある真ちゃんの夢も崩れそうになったとき
    「人としてまっとうに」生きるって何だろうと現実にぶち当たる。
    何も考えたくなくてがむしゃらに勉強をはじめるさゆき。自分のリズムを取り戻して、やりたい事を見つけていく
    後半は爽やかな読了感でした♪

  • 高校受験を控えて、歳上のいろいろな人が夢を諦めているのを見て、夢を追う大切さを語りながら、実は自分の夢とかやりたいこととかそういうのがよくわからない!そんな微妙な時期を描いた。

    夢ってなんだろう?

    ただ単に高校に進学して、大学に進学して・・・そういう極めて常識的な生き方を大多数の人が実際にしているわけで、真ちゃんのお父さんもそう願うわけだけど、「ロッカー」である真ちゃんはあえて学歴にはこだわらずバンドという夢を追う。一見して極めて常識的な選択へのアンチテーゼである。

    主人公のさゆきは、小さいことをひとつひとつキャンバスに描いていくことだろう。たぶん、本書で語られる夢とは、絵が描かれたキャンバスそのものなんだろうな。

  • 主人公さゆきは、幼い頃からずーっといとこの真ちゃんが大好き。
    真ちゃんはロックスターになるために、高校へ行かずバイトをしながらバンド生活を送っている。
    真ちゃんの家族もさゆきの家族も、そんな真ちゃんの生活ぶりをあまりよく思ってはいないが、さゆきは自分の思うままに夢に向かっていく真ちゃんのようになりたいと思っているのだが。

    中3になったさゆきは高校受験を真剣に考えなければならないが、出来の良い姉や真ちゃんの兄が次々に自分の限界を知って夢をあきらめ、現実的な選択を強いられる。
    そんな時、真ちゃんもまたバンドを解散し、そしてさゆきの前から姿を消す。

    自分の夢に向かって、早々と目標を定め努力する人もいるけれど、さゆきのようにやりたいことの見つからない子の方が圧倒的に多いだろう。

    さゆきにはまだ自分のやりたいことが見つからないが、幼なじみのテツは、家業の魚屋を継ぐために、あらゆる方向から魚について勉強したい、そして経営について学ぶために商業高校へ。
    塾の講師をしている親に、学校教育の素晴らしさを知ってもらうため、中学校の教師になると決めている友人。

    さゆきの選ぶ将来像。
    挫折した真ちゃんは、この先どう生きるのか。

    道は一つではないんだよ。
    誰もが同じ道を歩く必要はないんだよ。
    近道を素早くゴールまで行くことが目標ではないんだよ。

    そういうことが、さゆきの心に添って、わかりやすく書かれている。
    将来に不安を感じている中学生が読んだら、ものすごく安心できるんじゃないかなあ。

    「勉強。勉強。」しか言わない頭の固い大西先生が、実は生徒への接し方がへたくそな実に人情味あふれる先生だったところがいいなあ。

  • 真ちゃんがすがすがしくて、かっこいい。

  • 夢と現実の違いに悩む彼女の姿が切ないです。
    こんなふうに精一杯自分は悩んで十代を過ごしてはいなかったなと少しさみしく思いました。

  • 憧れの真治が目指すミュージシャンの道を ひたむきに応援し続けるさゆき その夢は自分の未来を重ねるように。 その夢が壊れ 真治が自暴自棄と知ったとき 優しくしれくれた叔父さんからそっとしておいてくれと 頼まれてしまったとき 本当は さがしたいけど 話しかけたいけど できない つらさ。 見守るって 大変。 自分の夢を見付けるって 大変。 自分ができないことを 目指している人に 想いを託すってこと あるよね。

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プロフィール

森 絵都(もり えと)
1968年、東京都生まれの小説家、翻訳家。早稲田大学第二文学部文学言語系専修卒業。
1990年、『リズム』で第31回講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。2006年、短編集『風に舞いあがるビニールシート』で、第135回直木賞を受賞。
2003年『DIVE!!』で小学館児童出版文化賞を受賞し、2008年に映画化もされた。2017年『みかづき』で第12回中央公論文芸賞を受賞、2017年本屋大賞2位。ほか、多数の文学賞を受賞している。

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