パズル (角川文庫)

  • 角川書店 (2007年6月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784043792023

作品紹介・あらすじ

超有名進学校が武装集団に占拠された。人質となった教師を助けたければ、広大な校舎の各所にばらまかれた2000ものピースを探しだし、パズルを完成させなければならない!? 究極の死のゲームが始まる!

みんなの感想まとめ

緊迫感あふれるストーリーが展開される本作は、超有名進学校を舞台にした高校生たちのサバイバル劇です。武装集団に占拠された校舎で、彼らは散りばめられた2000のパズルピースを集めて、教師を救うミッションに...

感想・レビュー・書評

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  • 『サブスクの子と呼ばれて』に続き、山田悠介さん作品の読了二作目は、とてもスリリングな一気読みしやすい作品でした。

    概要です。
    熾烈な争いを続ける3年A組の生徒15人は今日もスパルタ教師の下で、自身の成績を伸ばすことだけを考えて黒板に釘付けとなる。スパルタ教師のお気に入りである成績優秀な茂央は、そんな圧力と日常に息苦しさを感じていた。
    だが学校に侵入してきた不審な集団により3年A組の生徒とスパルタ教師は人質にされ、構内に散らばったパズルを完成させろと命ぜられる。パズルに込められた謎と末路はいかに?

    感想です。
    「3年A組」のフレーズで菅田将暉さんのドラマが浮かんでしまい、「3年B組」なら金八先生が出てきがちな私ですが、本作のスパルタ教師は俳優の安田顕さんで脳内再生してました。全体的にテンポは良いですが、エピローグに物足りなさを感じる方もいるかと思います。ただ個人的には丁度良い読後感でした♪

    映画化もされたようですが、映画のあらすじを読む限り、原作と異なってホラーやグロさを強調していそうですね(^_^;)

  • 本棚から引っ張り出してもう一度読んでみた。クラスメイトとの関係性が後半に連れて深くなり、一致団結する姿はゲーム開始前には考えられない程である。青春ストーリーとしても読み応えあり。


  • 山田の5作目ということでまだまだ初期作品といえるでしょう。
    今までの4作とは異なり、超自然的なテーマはなく、現実的な落とし込みが図られている点で新しい視点での作品となっています。そのため、新しい視点での書き方に試行錯誤が見られ、個人的には感情の起伏なく読めてしまう作品です。

    「パズル」とある通り、紆余曲折がありながらもピースを探すことになる一行。そして、それを指示する者たちの秘密。
    全体的にバランスが取れた作品だと思います。

    一方で、敵方に対して「なぜこんなことをしなきゃいけないのか?この手段でなければならないのか?」という違和感は、私にとっては最後まで拭えませんでした。説明自体はあるものの、「だからといってこの手段?」と感じましたね。その違和感が私にとって作品にのめり込めなかった理由だと思います。
    また、パズルを探している最中の書かれ方は、少しダラダラしているようでメリハリがなかったように感じます。

  • 2025(R7)5.29-6.3

    私にとっての「初・山田悠介」作品。
    超有名進学校を襲った武装集団に立ち向かった高校生の物語。
    武装集団から与えられたミッションは「校内に散りばめられた2000のピースを集め、パズルを完成させること」。なのに、同じクラスの仲間には連帯感のかけらもない。さあ、どうなる!?というお話。

    読者によってはかなり浅いかもしれませんが、むしろ「ライトな小説」として面白く読めました。

    ところどころツッコミどころはあるものの、連帯感のない仲間は最後まで連帯感が生まれなかったところに、リアルさや作者の潔さを感じました。

    もっと山田悠介作品を読んでみたくなりました。

  • 文章の作りが子供向けで馴染めませんでした。
    ストーリー自体には惹きつけるものがあるのですが、何だか薄っぺらい。
    他の作品も同じ感じかなぁと、この作品以来、この作者の小説には手を出していません。

  • 学校が設定なので、イメージが湧きやすく、表現もわかりやすい感じがして、勝手に俳優をキャスティングして読んでいました。個人的には最後まで青春ものという印象の、エンタメ性の高い小説でしょうかね。

  • 無垢な学生と自分の欲望なままの大人たちの描写が現実と似た場面があるなと思いました。
    ストーリー次の展開が読めてくるのでもう一捻りあればと思いながら読んでいましたが、後書きでの作者が22歳という若さでここまで仕上げているとの事だったので、上から目線の表現となりますが感心しました。

  • スピード感あるなぁと思う小説でした。

    犯人は意外性を感じたというよりは
    納得する展開。

    終盤で改めて、タイトルのパズル
    に、なるほど〜〜〜〜と感じ。

    久しぶりにジグソーパズル
    しよかなって思った。笑笑


  • ほんっっっとにうっっっっっっっすい内容のなんの感動もない本だった。
    どうなるのどうなるの?とは思うけど、期待を超える結末でもなく…

    主人公の性格もよくわからず、ほかの登場人物もうっっっっすい。

    ただただ虚しい、人間って悲しいねってなる本。

  • 自分と成績としか興味なかった頭のいい生徒たちが、先生と自分たちが生きるために隠されたピースを探してパズルを完成させる話。完成したパズルの絵柄は・・・と設定はおもしろかった。だけど、あまり人物に惹かれなくて深読みしようとはあまり思いませんでした。

  • 登場人物に苛立ちを覚える。
    けど面白い
    意外な結末でした。
    まさか、あいつだとは・・・・!!

  • まさかまさか、結局見つからないエンドかぁ…意外だったけどなんか拍子抜けというか何というか、うまく言えない感じ、もっと壮大な、もっと意外なラストが欲しかったかな?でも設定は面白かったし、スラスラ読めた!
    みんなの心情とかも結構書かれていて面白かった!

  • 子供の頃に読んでいれば、素直に楽しめたかなという印象。子どもを持った今では、偏った愛情のかけ方は非常に危険なんだなと痛感させられる場面が多く、あまり入り込んで読めなかったです(^^;;

  • ゲーム感覚でスラスラ読めた。

  • 学校でパズルのピースを探し出して完成させるという設定がシンプルでサクッと読めた。

  • めちゃめちゃ読みやすい。
    けど内容は小中学生が読んでも楽しめるような感じなので、大人は物足りないかも。
    小中学生の時にこの本と出会いたかったなと思った。
    私は友達と遊んだり、行事に打ち込む学校の方が断然いいなと思った。

  • 秀才達の初めて親の意志でない自分達で考えて行動した感は伝わった。
    三留にしても茂央にしても。

  • 小学校の時に読んで、設定は面白いし理解はできるけど良いとかは特に思わなかった。

  • 中高時代にとても好きだった山田悠介。
    久しぶりに手に取り呼んでみた。
    私の山田悠介に対する印象が鳥肌立つホラー、だが面白いから読みたい!という中毒性が彼の特徴。
    パズルは私が大人になったからか物足りなかった。
    ホラー要素物足りない、展開も読める。
    読書初心者の私でも2時間で読み終わった。

  • 48時間でパズル完成させないと教師死ぬってやつ

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著者プロフィール

大東文化大学文学部日本文学科講師。1984年大阪府生まれ。専門は環境文学。著書に『反復のレトリック―梨木香歩と石牟礼道子と』(水声社、2018)、論文に「「声音」を読む―石牟礼道子『水はみどろの宮』とその周辺」(『石牟礼道子を読む2―世界と文学を問う』東京大学東アジア藝文書院、2022)など。

「2023年 『石牟礼道子と〈古典〉の水脈』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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