パズル (角川文庫 や 42-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043792023

作品紹介・あらすじ

超有名進学校の、さらにエリート中のエリートだけが選りすぐられたクラスが、正体不明の武装集団に占拠された。人質とされた性格最悪の担任教師を救うには、広大な校舎の各所に隠された2,000ものピースを探し出し、パズルを完成させるしかない。タイムリミットは48時間。狂気のパズルは果たして完成するのか?武装集団の目的とは?いま始まる究極の死のゲーム。

感想・レビュー・書評

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  • 無垢な学生と自分の欲望なままの大人たちの描写が現実と似た場面があるなと思いました。
    ストーリー次の展開が読めてくるのでもう一捻りあればと思いながら読んでいましたが、後書きでの作者が22歳という若さでここまで仕上げているとの事だったので、上から目線の表現となりますが感心しました。

  • 文章の作りが子供向けで馴染めませんでした。
    ストーリー自体には惹きつけるものがあるのですが、何だか薄っぺらい。
    他の作品も同じ感じかなぁと、この作品以来、この作者の小説には手を出していません。

  • スピード感あるなぁと思う小説でした。

    犯人は意外性を感じたというよりは
    納得する展開。

    終盤で改めて、タイトルのパズル
    に、なるほど〜〜〜〜と感じ。

    久しぶりにジグソーパズル
    しよかなって思った。笑笑


  • ほんっっっとにうっっっっっっっすい内容のなんの感動もない本だった。
    どうなるのどうなるの?とは思うけど、期待を超える結末でもなく…

    主人公の性格もよくわからず、ほかの登場人物もうっっっっすい。

    ただただ虚しい、人間って悲しいねってなる本。

  • 自分と成績としか興味なかった頭のいい生徒たちが、先生と自分たちが生きるために隠されたピースを探してパズルを完成させる話。完成したパズルの絵柄は・・・と設定はおもしろかった。だけど、あまり人物に惹かれなくて深読みしようとはあまり思いませんでした。

  • 登場人物に苛立ちを覚える。
    けど面白い
    意外な結末でした。
    まさか、あいつだとは・・・・!!

  • 人の名前が多く出てきて覚えられなかった。終始あり得ないけど読みやすかった。
    胸糞表現もそこまでなくて良かった。
    結局、人の嫉妬は怖いと思った

  • 結末は予想も出来るし、命の危機と隣り合わせの状況で自分が良ければと思ってる自分勝手な生徒達に苛々するけど『教師の命を助けたければ48時間以内に学校に隠されてるパズルを探せ』って設定はなかなか面白かったなあ。
    酷評してる人も居るけど、言うほど悪くなかった。
    会話文が多めでサクッと読めました。

  • 学歴厨に読んでほしい^ ^

  • 予想通りの結末で、盛り上がりに欠けていた気がする

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著者プロフィール

大東文化大学文学部日本文学科講師。1984年大阪府生まれ。専門は環境文学。著書に『反復のレトリック―梨木香歩と石牟礼道子と』(水声社、2018)、論文に「「声音」を読む―石牟礼道子『水はみどろの宮』とその周辺」(『石牟礼道子を読む2―世界と文学を問う』東京大学東アジア藝文書院、2022)など。

「2023年 『石牟礼道子と〈古典〉の水脈』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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