スイッチを押すとき (角川文庫)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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レビュー : 413
  • Amazon.co.jp ・本 (373ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043792061

作品紹介・あらすじ

青少年自殺抑制プロジェクトセンターで、監視員として勤務する南洋平。ここでは、4人の少年少女に、自らの命を絶つ"赤いスイッチ"を持たせ、実験をしていた。極限状態で軟禁され、孤独に耐えられず次々と命を絶つはずが、この4人は"7年間もスイッチを押さない"という異例の子供だったのだ。彼らが生きたいと願うその理由を聞き、南たちは脱出を図るが、そこには非情な運命が待ちうけており-。

感想・レビュー・書評

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  • 楽しい話ではありませんが、面白くて前半から引き込まれていきました。ページをめくっていく度にどうなるのかと気になっていました。最後は…正直微妙です。

  • つまらなかった。
    設定も現実味がないというか…その実験が自殺抑制プログラムにどう役立つのか?
    感動もしないし、結局なにがいいたかったのか、無理して読んだけど分からなかった。
    主人公は本当に優しいのか?
    あんな状況をただ傍観できる人は本当にいるのか?
    自分が主人公のように助けるだろうとは言い切れないけど、
    助けようとする人のほうが多いと思うから設定が成り立たないように思う。
    文章も稚拙な気がした。

  • 薦められて、まさかの山田悠介。
    「リアル鬼ごっこ」の小説&映画ぶに触れる作品となった。

    そもそも山田悠介のブレイク自体があまり納得がいかない。
    人気が出る要素など分かるのだが、それが全般的に祭り上げられる形になったのが理解出来ない。
    ある部分で人気になるのは良いが、それが商業的価値を見出されて、広い分野に広がり、扇動され、一般化意識となるのが悲しい。

    ポップでキャッチーなところがそうなる所以なのだろう。
    設定が奇抜な部分がキャッチーで、文章が単純なところから人物像や気持ちが分かり易く、一部が面白いと評するのは分かる。
    個人的な好みで、私は非常に好きでは無い。

    設定は奇抜で目新しく掴み易いのは分かるが、リアリティーが無い。
    その設定が納得できる文章力が無いのだなと思う。
    勿論突っ込みどころは沢山ある。
    自殺抑止のためにそういう施設があるという事自体おかしいのだが、そこは問題視していない。
    はちゃめちゃな設定で全然良いのだが、それを納得させられる文章の力がほしいのだ。
    変わった設定でもリアルに想像させられる表現力、破綻している設定でも気になら無くなるような引き込む力を持つ文章力。

    設定の奇抜さに関していえば、舞台向けだなと思う。
    無理な設定がぽんとあり、そこからの心理劇、のような。
    しかし、そこからの心理戦すら軽薄なので、悲しい。

    とにかく圧倒的に文章力が無いのだ。
    そんな事はもう十二分に周知の事実なんだろうし、そこがこの作品の評価となる部分では無いと言われてしまうとおしまいだが、小説である以上、最低限の文章力があるべきだと私は思ってしまう。
    それぞれの著者に読み方というものはあるし、視点を定められれば出版されるレベルの作品はある程度面白いと思う。
    あとは好み等があったりするわけで。
    でもそれでも、ポップでキャッチーなだけで、文章力不足からひどく軽薄に見えてしまって、創造力を使う余地も無い作品が、一般的に面白いと前面に出されるのは、悲しい事だなぁと思う。

    ポップでキャッチーでも、文章力があれば面白いのになぁ。
    宮部みゆきとか、その部分があると思うし。
    設定が奇抜で読みやすく。良い意味でエンターテイメント。
    文章力が無いと厚みが生まれず、とにかく軽薄に感じる。
    軽薄だから、文章に厚みが生まれないのか?
    そもそも、死をテーマに扱っておけばよいという感覚が好きではない。
    それ自体が軽薄に思える。
    そんなものでは無いだろう、って思ってしまう。
    その納得の出来なさも文章力の問題なのかもしれない。

    辛辣でごめんなさい。

  • 途中で読むのやめた・・・

  • 中高生のとき山田悠介にハマってたな。図書館にあるやつ全部読んでた。これは面白かったのを覚えている。


  • 何回読んでも泣けます

    裏の裏をつかれる結末でした

  • 学校の休み時間に涙をボロボロ流しながら読んだのを覚えています。

  • 青少年の自殺が後を絶たない
    国は青少年の自殺抑制として無作為に選出された5歳の子どもの心臓に機械を埋め込み10歳になると施設に強制的に連れていかれ、心臓に埋め込まれた機械を作動させるスイッチを子ども自らに持たせる。
    極限状態での精神を管理され次々にスイッチを押し自滅する子どもたち
    主人公の南洋平は連れてこられた子どもを管理する監視員。
    横浜の施設に異動になる、そこにはスイッチを押さずに7年の歳月を過ごした子ども4人がいた。
    南洋平はその子どもたちと積極的に会話をし、徐々に心を分かち合う。
    4人の子どもたちをどうしても外の世界に連れ出したい一心で脱走をはかり、1人、1人の夢を叶えていく。
    しかし、子どもたちは夢を叶えた事で次々にスイッチを押して自滅していく。
    最後に残った1人の子どもと南洋平との関係が徐々に明らかになる・・・

    悲しい。泣ける話です。
    しかし、同年代の子どもを持つ自分としては悲しみより怒りの方が強かった。
    国の合法的な殺人はどうかと思う。

  • 一気に読んでしまった。
    読み終わって、心がどんよりした。この手の話は、気が沈むので苦手かも…
    と言いつつも先が気になって、あっという間に読んだけど…
    最後の方では何となく、ネタも分かってしまった。

  • 薄っぺらい。

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著者プロフィール

2001年デビュー作『リアル鬼ごっこ』がミリオンセラーを達成。その後も大ヒット作を発表し続け10代を中心に圧倒的な支持を得る。映像化作品も多数。『僕はロボットごしの君に恋をする』などがある。

「2020年 『メモリーを消すまで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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