オール (角川文庫)

著者 : 山田悠介
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009年11月25日発売)
3.23
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  • 本棚登録 :1879
  • レビュー :116
  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043792085

作品紹介

地元を出て東京の一流企業に入ったものの1年も経たずに辞めてしまった健太郎は、刺激のある仕事を求めて「何でも屋」に飛び込んだ。個性的なメンバーぞろいの「何でも屋」には、奇妙な依頼ばかりが舞い込んでくる。「午後5時までにゴミ屋敷を片付けてくれたら報酬500万円」。しかも、依頼メールのタイトルは「私を見つけて」。半信半疑で現場に向かった健太郎たちを待っていたものは!?痛快度ナンバーワンの人気シリーズ第1弾。

オール (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 読みやすい=面白いではないことを教えてくれた作品

    ゴミ屋敷の話は面白かったが、そこからはあまり面白いと言う感じではなかったかも。
    どちらかというとほっこり?

  • 退屈な日常に飽きて、刺激を求めている人はどれくらいいるでしょか?
    主人公の健太郎もこの1人で、安定した退屈な会社を辞め、なにやらあやしげな「何でも屋」で働くことに。一日で五百万を手に入れたり、命の危険にさらされたりとスリルのある仕事にやりがいを感じていく中で、親、恋人、仕事仲間などまわりの人との人間関係が描かれています。自分の仕事にやりがいを感じている健太郎が頼もしく、また、うらやましく思える作品でした。

  • 短編集。
    「母」
    人の本当の幸せとは何か。
    単純に、その人が幸せだと思えば幸せなんだ。
    愛しているからこそ怒りもわいてくる。心配にもなる。悔しい思いもする。
    それは愛しい気持ちが深いからこそ。
    母に嘘をついた健太郎は、梓のときで学んだはずなのに、また同じことを繰り返している。
    面倒なことから逃げちゃダメなんだよ…と声を大にして言いたくなった。

    「最後の仕事」
    頑張ればきっと、明るい将来が待っている。
    家業を継ぐために「何でも屋」を退職した長崎。
    実家に帰ってから、まったく連絡もない状態が続いていた。
    せっかくの出会い、絆、大切に思っている仲間たちに囲まれている健太郎は、最初の頃に比べるとたくましくなっている。
    気まずいまま仲間と別れる話じゃなかった分、後味のいいものになった。
    ホラー以外の山田作品を初めて読んだ。
    思った以上にあちこちが…ホラーだとこれほどとは思わなかった文章力の難が目立ってしまった気がする。
    だが、内容的にはけっこう好きだ。あたたかさがあって優しさがある作品。

  • 「どこかで読んだことがあるようなネタ」
    やったような気がしなくもないけど、面白かった。

    サクサク読めるぶん、もう少し深くてもいいかも、とも思うけど・・・。

    「運び屋」の話なんて、東野圭吾氏が書いたらものすごい重いものになるやろうし、高村薫氏が書いちゃったら全部が完全な社会ドラマやで。

    そのくらい重厚感がありそうなテーマを、ここまでサクサクいっちゃうのは逆に
    「まさかどんでん返しが!? 裏が何かあるのか!?」
    と、ひやひやさせられたわ。

    結果、最後までこのライトなノリで終われたので、それはそれで、よかったかな・・・。
    著者はこういうノリかな? 対象年齢もきっと若いんやろうなあ。(*´ω`)

    あと、著者は男性だよね(名前の字面だけでは判断しないぞ)。
    梓ちゃんって、どうなの?
    健太郎はそこまで(梓ちゃんを)ひっぱる必要、ある?

    いくら
    「一緒に服飾の仕事に就こう」
    と、約束したとはいえ、大学卒あたりの話やろ?
    これが、40代後半とかならまだしも、20代前半の約束やろ!?

    で、自分は早々に渡米して、2年ぶりに帰ってきたら健太郎が服飾の仕事を辞めていたからって
    「裏切られた」
    と、思うとか、

    どっちが!!?

    と、思った。
    健太郎がそういうならまだしもさあ・・・。
    しかも、なんだかんだで去っていった梓をいつまでもグズグズ思ってる健太郎とか、信じられへん・・・・・。

    ほんまに、男性の恋愛は「名前を付けて保存」やねんね。
    納得~・・・。

    (2015.11.07)

  • アパレル業界の単調な仕事に嫌気がさした荻原が見つけた「何でも屋」のチラシ。
    アルバイトとして「何でも屋」で働く中で、恋人とも別れることになった。
    母親を悲しませることにもなった。
    しかし、荻原健太郎は、その仕事にやりがいを見出し、正社員になる。
    安定の道を捨てて、刺激のある仕事を求める若者の話と見れば、両手をあげて賞賛すべき小説ではない。
    作者の山田悠介が、実体験を元に書いた作品でもないだろう。頭の中で組み上げたストーリーに過ぎないだろう。その意味で、深いメッセージ性のある作品ではない。
    が、ストーリーは、そこそこ面白かった。

  • 2009/04/27 読了
    高校時代のブックリストから記録

  • 【あらすじ】
    地元を出て東京の一流企業に入ったものの1年も経たずに辞めてしまった健太郎は、刺激のある仕事を求めて「何でも屋」に飛び込んだ。
    個性的なメンバーぞろいの「何でも屋」には、奇妙な依頼ばかりが舞い込んでくる。
    「午後5時までにゴミ屋敷を片付けてくれたら報酬500万円」。しかも、依頼メールのタイトルは「私を見つけて」。
    半信半疑で現場に向かった健太郎たちを待っていたものは!?
    痛快度ナンバーワンの人気シリーズ第1弾。

  • 現状につまらないと不平を抱きつつ母親に嘘をついて自分をごまかす健太郎が成長していく様子がはらはらする物語。

  • デビュー作1作を読んだのみで毛嫌いしてたけど・・・面白かったです。本好きの女子大生と知り合って、また読むジャンルの幅が広がりましたw

  • 何でも屋さんの話

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