オール (角川文庫)

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  • 角川書店 (2009年11月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784043792085

作品紹介・あらすじ

一流企業に就職したけれど、やりがいを見つけられずに辞めてしまった健太郎。偶然飛び込んだ「何でも屋」は、変な奴らに、変な依頼だらけだった。ある日、メールで届いた依頼は「私を見つけて」!?

みんなの感想まとめ

主人公が「何でも屋」での仕事を通じて成長していく物語は、軽快なドタバタ劇と心温まる感動が融合した作品です。元々ホラーやグロ系を得意とする著者が、全く異なるベクトルで描く新しい一面が魅力的で、読みやすさ...

感想・レビュー・書評

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  • オールの表紙に見覚えがあるので、学生時代に読んだことは間違いないはずですが、中身をすっぽり忘れていました。
    それもそのはず、山田の作品としては考えられないほど方針転換された、全くベクトルの異なる小説だったので、勘違いか何かして記憶から失われたのでしょう。
    全体的に新しい一面を垣間見れますし、ある種のドタバタ劇のような軽快さを感じます。
    元々中高生向けのホラーやグロ系がメインで書かれていた方が、設定を大幅に変えていますので、読み易さはこの年齢層に合わせている感じがします。
    ホッとした感動を交えつつ楽しめましたので、オール2も新鮮な気持ちで読み直します。

  • 主人公の健太郎は「慣れればすぐ飽きて」職を転々とする残念な男で、お母さんや彼女にも嘘をついてる罪悪感に苛まれて…。
    でも「何でも屋」に入ってから心身ともに成長していく健太郎。何でも屋の仕事をこなしながら一人の呟く言葉に、意外にいい男なのかな?とさえ思った。

    根っからの情けない男ではなさそうな健太郎の今後が楽しみ。2へ続く。

  • 2025(R7)6.25–6.30

    何でも屋に就職した若者の身の回りに起こる騒動を乗り越え、成長していく物語。
    三浦しをんの『まほろ駅前』シリーズが思い出された。

    主人公の健太郎の成長も微笑ましいが、社長の花田、先輩従業員の長崎と大熊も味がある。

    山田悠介ならではのブッ飛んだ設定も垣間見られるが、比較的オーソドックスな展開で読みやすい。

    「これは続編読みたくなるじゃんか!」という読後感だったが、すでに続編があることを知り、ちょっと嬉しくなった。

  • 山田悠介の本にしては、何と言うか「ストレートな作品」でホラー要素やスリルが欲しいといった人には物足りないかも。日常系のまったり(?)した話が好きな自分にとっては、すごく好きな話だった。

    「ゴミ屋敷」では長崎と大熊の人柄が何となく理解出来た(笑)ちょっとした怖さがあって良き。
    「攻略結婚」の話、三星と典子は結ばれて欲しかったな〜。長崎は辞めちゃったけど、続編では出てきてくれないのかな?

  • 山田悠介の中でもかなりポップで読みやすい。
    ただでさえ読みやすい作者のさらに読みやすい作品でさらさら読めた。
    中学生の時はかなり好きだった。

    友人に貸したら又貸ししまくっていて知らない人から面白かったって返されたのを今でも覚えてる。表紙は汚れていた。

  • 退屈な日常に飽きて、刺激を求めている人はどれくらいいるでしょか?
    主人公の健太郎もこの1人で、安定した退屈な会社を辞め、なにやらあやしげな「何でも屋」で働くことに。一日で五百万を手に入れたり、命の危険にさらされたりとスリルのある仕事にやりがいを感じていく中で、親、恋人、仕事仲間などまわりの人との人間関係が描かれています。自分の仕事にやりがいを感じている健太郎が頼もしく、また、うらやましく思える作品でした。

  • 図書館では大人の棚にあったが、ティーンエイジャー向けな雰囲気と読みやすさ。
    読み始めははつまらないかなと思ったけど、特に後半は自分がその場にいるかのような臨場感で読めました。

    主人公が自分と同年代なので感情移入したり見習わなきゃなと思ったりできたのも良かった。

  • この人の文章は人の心理の説明が必要過多な気がしてあまり好きではないかも。説明してしまうと想像をする楽しみも答え合わせをするような楽しみもなくなってしまう。読み手に自由に解釈させるからこそ本の内容に深みが出るのになぁ。

  • 自分を偽って親しい人に嘘をつくことほど辛いことはない

  • 読みやすい=面白いではないことを教えてくれた作品

    ゴミ屋敷の話は面白かったが、そこからはあまり面白いと言う感じではなかったかも。
    どちらかというとほっこり?

  • サクッと読めた

  • 読んだことのある山田悠介の作品の中で1番好きかも

  • 読みやすい

  • 読みやすい

  • この辺で山田悠介さんを卒業した

  • 読みやすいけど中学生向けかな?
    物足りない

  • 面白かったけど最後が個人的には好きじゃなかった。

  • 主人公の成長していく姿が印象的だった。

  • 2008.7.7
    この作家にしては珍しく5つの短編集の主人公が同じ。
    主人公は何でも屋に就職した男の話。でも、この作家はゾッとする系の話がいいかも。人物の気持ちの表現の仕方が下手というか...。そんなこと説明しなくてもわかるって所に説明があったり、主人公がやけに鈍感やったり。
    作者はあたしの3つ上らしい。納得。
    やから中高生に受けがいいんやね。

  • 6年前に読んだから内容忘れた

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著者プロフィール

大東文化大学文学部日本文学科講師。1984年大阪府生まれ。専門は環境文学。著書に『反復のレトリック―梨木香歩と石牟礼道子と』(水声社、2018)、論文に「「声音」を読む―石牟礼道子『水はみどろの宮』とその周辺」(『石牟礼道子を読む2―世界と文学を問う』東京大学東アジア藝文書院、2022)など。

「2023年 『石牟礼道子と〈古典〉の水脈』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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