パーティ (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 759
レビュー : 39
  • Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043792115

作品紹介・あらすじ

4人の少年たちは、小学生の頃から友情を育んできた親友だった。しかし彼らは、ある事件をきっかけに、離ればなれになってしまう。だが今日、謎の手紙に誘われ、頂上に神様がいると言われている"神獄山"で再会する。身体の弱い転入生の少女を4人で守ろうとした、罪ある過去を思い出しながら、過酷な山道を登り始め頂上を目指す。果たして山頂で彼らを待ち受けているものとは?そして"罪ある過去"とは-。

感想・レビュー・書評

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  • 後半おもしろくどっぷり読めた。が…

  • 初の山田作品。
    まぁこのようなものかという感じでした。

  • 茶番やね。共感する箇所、一切なし。ハズレ。

  • 面白かった。

  • とても読みやすかったです。
    青年4人で山登りをして、行き着いた先に何があるのかとても気になってどんどんページをめくりましたが、ちょっと拍子抜けしました。けれど、康太たちは最後の最後にやっと気持ちに決着がついたのかな、そこはよかったのかなと思いました。

  • 薄気味悪い展開の割に淡々として軽い、今までに読んだことのないような文章。

  • この作品は、自分の持っている山田悠介のイメージとは違いノーマルな作品だった。仲良しな4人組がか弱き女の子を守りながら青春を過ごす。最後の登山の描写は少し素人っぽく感じた。

  • 「俺たちはこの山で許されるのか?それとも裁かれるのか?」戸部康太、平沼英紀、後藤国男、伊藤仁志、今年十九歳となる四人はかつて固い友情で結ばれていた。小・中学校時代からの親友であり、何をするのも一緒で、ひとりの女の子を守ってきた。だが、その子はもういない―。そして青空に浮かぶ雲よりも高いここ「神獄山」で再会した四人は、目の前の山を登り始める。少女への強い想いと、山頂にいる者への殺意を抱いて。果たして裁きの山の頂上で彼らを待ち受けるものとは?そして彼らの犯した罪とは。(BOOKデータベース)

  • あんまりだった‥‥‥‥‥

  • 過去が僕らを壊し、過去が僕らをつないでいる。

    山田悠介版『スタンド・バイ・ミー』ということだったけど、全然違うよね? あまりそういう要素を感じなかったけど。なんか、昔は一緒だったけど、成長するともうわかりあえなくなってしまう、幼友達の寂しさ……を描いたのが、『スタンド・バイ・ミー』だと捉えていたのだが。結局、康太たちはいまだに全員同じ熱量の気持ちでいるわけで。4人ともまだ復讐に燃えているし、復讐が美希を喜ばせることなのかという葛藤も誰一人持っていないし、銀行強盗の罪の意識に負けている人もいないし。4人がまだ一緒にいられる、一緒に同じ場所を目指して頑張ろうとするというのは、絆が強いということなのか、成長していないってことなのか、それほど美希の存在(最早呪縛の域)が強烈なのか。

    『スタンド・バイ・ミー』がそっくりそのまま移ってくるとは思わないけれど、もう少しそれぞれの葛藤とかあればと思った。それとも、これが現代日本の姿なのか。なんか……消化不良。

    山田悠介の文章には、掴まれる感じがない。次々とページをめくりたくなる衝動に駆られない。難しいことばもないし、入り組んだ描写もないし、読みやすいといえば読みやすいが、さらっとしすぎていて、何かを感じ取ろうと思えない。それから個人的にだけど、一人称と神の視点が混ざっているのが、ちょっとわたしには合わない。

    あと、構成がイマイチ。割と早い時点で、最後が読み取れてしまうし、読み取れた最後だけど描写に引っ張られて感動した、というのでもない。

    もっと言えば、4人いる意味がわからない。石田衣良『4TEEN』は4人のキャラクターそれぞれにエピソードがあり、個性があった。でも『パーティ』は、主人公康太と、リーダー的存在の国男はともかく、英紀と仁志は設定が生きてないので、いる必要性を感じられない。

    なんか、何があっても強く最後まで生きる、というメッセージはわかるけれど、そこにたどりつくまでが、これはないだろう、と思ってしまう。ううむ、また山田悠介と仲良くなれなかった。

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著者プロフィール

山田 悠介(やまだ ゆうすけ)
1981年東京都生まれ。
高校卒業後アルバイトをしながら小説を書いており、2001年『リアル鬼ごっこ』を自費出版し作家デビュー。これが代表作の一つとなる。
他の代表作に、『親指さがし』、『スイッチを押すとき』など。多くの作品が映画化されている。

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