部長漂流 (角川文庫)

著者 : 江波戸哲夫
制作 : 藤田 新策 
  • 角川書店 (2005年9月25日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (415ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043801015

部長漂流 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 不動産会社の部長が早期退職に応募し、
    割増退職金を得て、新たに出発しようとしたところ、
    家族と連絡がとれなくなる。

  • 何と言っても、タイトルと表紙のイラストにインパクトがある。

    サラリーマンの悲哀さが滲み出ているのだ・・・。



    主人公は会社の早期退職に応募。

    割増の退職金を糧に、友人の支援を得て新しい会社を立ち上げる予定だった。

    しかし、最終出勤を終えて我が家に帰ると、何と家族全員がいなくなっているのだ。



    主人公はあちこちに連絡をし、家族の消息を探る。

    そして今まで自分が知らなかった息子や娘、そして妻の意外な一面を知ることとなる。

    家族たちは仕事ばかりで家を顧みなかった夫(父親)との縁を切ろうとする。



    「熟年離婚」なんて言葉が流行したが、まさにこれがテーマの小説。

    特に日本の団塊サラリーマンは、会社に忠誠を誓い、粉骨砕身勤めてきた人が多いだろう。

    それは家族を経済的に守るためでもある。

    しかし、自分でも気が付かないうちに「会社中心」の毎日が家族との距離を広げ、修復不可能になってしまったのだ。



    オレはサラリーマンのはしくれなので、半分はこの主人公に同情する。

    でもいい年になって、こんな風に一人で漂流しないよう、家族の絆のようなものをもっと深めていかなければならないと思った。

  • タイトルはイイけど。2002年当時、56歳の人から見た世の中はこんなだったのかなぁ。

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