チョコリエッタ (角川文庫)

著者 : 大島真寿美

• KADOKAWA/角川書店 (2009年3月25日発売)

感想・レビュー・書評

[rincorinさんの感想 · 2014年9月3日]

今の気分にどんぴしゃり！ときました。
喪失、そして再生への糸口、何だかほっとしました

[ムニコさんの感想 · 2012年9月22日]

主人公はすこしおかしい女子高生。これといった山場もなく、続くモノローグ。
好みが分かれる作品だと思いますが、私はどストライクでした。しかも解説は野中柊さん！
読後までずっと漂っている喪失感とか、読後はすこし増している気がする幸福感とかが心地よくて、もやもやしているときとかに読みたい一冊です。
「道」、見てみたいなあ…

[xxciiiiiexxさんの感想 · 2011年4月23日]

喪失感が半端ない。

でも主人公の心にシンクロしなかったな。。

著者プロフィール

1962年名古屋市生まれ。92年「春の手品師」で文学界新人賞を受賞し同年『宙の家』で単行本デビュー。『三人姉妹』は2009年上半期本の雑誌ベスト２、2011年10月より『ビターシュガー』がＮＨＫにて連続ドラマ化、2012年『ピエタ』で本屋大賞第3位。主な著作に『水の繭』『チョコリエッタ』『やがて目覚めない朝が来る』『戦友の恋』『空に牡丹』『ツタよ、ツタ』など。2019年『妹背山婦女庭　魂結び』で直木賞を受賞。

「2021年 『モモコとうさぎ』 で使われていた紹介文から引用しています。」