- 角川書店 (2006年3月25日発売)
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感想 : 3件
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784043810017
作品紹介・あらすじ
持ち前の行動力と知的好奇心により、スイス社会、歴史、人を自ら徹底現場検証。欧州大陸の中で永世中立を保つスイス固有の力と魅力の背景を浮き彫りにする。
みんなの感想まとめ
スイスの社会や歴史、文化に対する新たな視点を提供する本で、特にその武装中立や地域共同体に基づく直接民主制の仕組みが印象的です。穏やかなイメージとは裏腹に、徴兵制や傭兵制度など、スイスの独自性が際立つ事...
感想・レビュー・書評
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穏やかなスイスのイメージからかけ離れた、武装中立や、地域共同体に重心が置かれた直接民主制などの国のあり方は新鮮なインプットだった。併せて、出会ったスイス人から、日本とスイスはよく似ているとの話を聞いていたから、それがどういうことなのか腑に落ちる話も多く、個人的に伏線回収をしているような感覚で読み進めた。読みやすい文章で、飽きることなく読了。
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なんとなーく、外国について書いてある本を読みたくて手に取った。
スイスは、いつか行ってみたい国ではあったけど、自然がきれいな国とか永世中立国…っていうイメージしかなかったので、スイスについての情報にたくさん触れられたのはよかった。
傭兵が強い国というのは初めて知ったし、徴兵制を持っているのも驚いた。
また、直接民主制が残っている、という知識としてはあったけど具体的にどう行われているか知らなかったので、知れてよかった。
国民の過半数の賛成を得る必要がある憲法改正の投票ががしょっちゅう行われていたり、住民が一堂に会して物事を決める制度が残っている自治体があるのも驚いた。
あと、この本にあるような知識については、自分の国についても知りたいと思ったし、知る必要があるのかなと思った。 -
<blockquote>スイスは、ある意味では、小さな村落共同体が集まってモザイク的にでき上がった国家の観があって、何事も皆が平等に共同で処理するという気風は、兵役に限らず、すべての分野について強い。</blockquote>歴史的な背景があってこのように根付いたスイス人の気質のようなものが、今日に至るまで失われていないのは何故だろうか?<br />教育のなせるワザなのか?<br />日本にも、かつては地域の共同体意識というものはあったのだと思うが、それが今や希薄になったのは何故だろうと思ってしまう。
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