草原の輝き (角川文庫)

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著者 : 野中柊
  • 角川書店 (2007年2月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043833023

草原の輝き (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 私の人生を変えた一冊。

    きっとこの世で生きる大部分の人たちが、目を背けたり切り取ったりする事でしか消化出来なかった過去を抱えている。

    その切り取ってしまった場所に茂った草原が、こんなにも傷を癒してくれるのです。なんて慈悲深い。

    哀しい部分が、広く青々と輝く草原。この小説は、人の心への希望に満ちている。甘チャンなあたしにとっては本当に素晴らしい小説でした。

  • 設定が衝撃的で、出来事が非現実的で、共感が湧かない・・・

  • なんか、江國さんっぽい……。いや、違う?

  • 主人公は、小学校の教師をしている夫と、平穏で幸せな暮らしを営んでいます。けれど主人公には、忘れられない辛い過去がありました。その記憶は重荷となり、常に主人公を苦しめ続けているのですが、正面から向き合うことを彼女はずっと避けてきたのです。ある日、夫の教え子である12歳の少女が彼女のもとを訪ねてきます。少女はとても美しく、妙に大人びた雰囲気を持っていました。年齢の差を越え、少女と対等に心を通わせるうち、やがて主人公は、胸に秘めたわだかまりと、知らず知らず向き合うようになっていきます。
    死は悲しい。けれど生きることは、尚更に辛くて悲しいものです。人生は自ら選び取れるものではありません。それぞれが置かれた環境の中で生きていくしかないのです。主人公の背負ってきた過去も、半端な重さではありません。でも、必要なのは救いを求めることではなく、受け入れることなのかもしれません。悲しいと思えるのは、実は幸福なことなのですね。
    少女の台詞があまりにシッカリしすぎていて、少々違和感はありましたが、不思議な魅力のある小説でした。

  • とても綺麗な小説だと思いました。読みながら頭の中で思わず映像化してしまうほど。

  • 愛はお月様のようなもの。

  • 野中さんの話は深いなぁと思います。佳奈子ちゃんの気持ちがわかる人とわからない人がいるように。この話をよんでいてそれがわかる人わからない人がいるんじゃないかなと思います。わかるだけがいいことではないと思うけれど。

  • なんとなくだけど、この草原に行くという感覚、わかる気がする。なつきのつらさがたまらなく読んでいてつらかった。草原の描写が好きです。

  • かなり前に借りて読みました。心にずっと残っていたので、文庫になったので買い求め、改めて読んでみると、とても爽やかな読後感。十代の頃の懐かしい感じが思い出されるような雰囲気でした。

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