霊柩車No.4 (角川文庫)

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著者 : 松岡圭祐
  • 角川書店 (2006年10月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043836017

霊柩車No.4 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 霊柩車のドライバーが主人公。ちょっとしたところで披露される蘊蓄?はなかなか面白い。
    でも、ストーリーとしてはちょっと不自然かなぁ?というところがいくつかあって、話の中に引き込まれるほどの面白さは感じられなかったかも。

  • 10年前に発刊されていたのに知らなかったわ。
    千里眼シリーズとも鑑定士Qとも違った語り口。

  • シリーズ化されていない作品なので、あまり期待していなかったのだが、読み始めたらやめられない! さすがの取材力と構成のうまさ。影のある主人公のキャラといい、意外な展開といい、よくできています。シリーズ化されていないけど、納得の作品でした

  • ミステリーというか、ハードボイルド? 区分がよくわからないんだけど。

    短いわりにけっこうおもしろかったです。
    ストーリーはもちろんのこと、でも、それよりなにより、人の死にまつわるいろんな仕事が。
    あたし、今まで、霊柩車って、葬儀屋さんが出してるんだと思ってた…。
    霊柩車専用の会社があるなんてびっくり。
    描写からすると、タクシー会社みたいな、比較的こじんまりした(会社の面積の半分以上が駐車場みたいな)会社なのかな。
    世の中は、あたしが想像もつかないような仕事をしている人がたくさんいるんだなぁ…と感心。

    ストーリーに関して少し言うなら、こんな葬儀屋さん&寺の坊さん、実際にいたらヤだなぁ。

    あたしは無信教なので、そして、人は死んだらそれで終わり、と考えているので、自分の葬式なんかは必要ないし、墓もいらないと考えているのですが、それでも、やっぱりお葬式っていうものは、生きている人、遺された人のために、あってもいい…というか、むしろ多くの人にとっては必要な儀式なんじゃないかなぁ、とも思います。

    それで、遺された人のための儀式だからこそ、遺された人たちが納得できるようなやり方で、つまりは、亡くなってしまった親しい人に対して何らかのことをやってあげられたと満足できるような形で、行われなければならないのでは…と思います。

    だからホントに、この本みたいな葬儀屋や坊さんはイヤ。
    死者に対する尊厳云々ではなく、生きている人たちに対して、あるいは、生きている人たちの死者に対する気持ちに対して失礼。

    …と、なんか今日は、主人公の職業が(他の小説に比べて)特殊なせいか、ふだんあまり考えないこと…というか、考えていても、話す機会のないことばっかり書いちゃった。

    そいえばこれ、シリーズ化されるのかなぁ?
    されるなら、けっこう楽しみ。
    でも、こういう葬儀屋や坊主ばかり次々登場したら、きっとみんな葬儀屋&寺不信になっちゃうよね。

  • 色々な死に直接ふれる、霊柩車のドライバーが、大きな陰謀に巻き込まれる物語。
    本文より(最後の文章)
    死と向き合う職業に就いた。死を身近なものとする日々だった。
    それゆえに、見えてくるものもある。失われるものばかりではないと気づくこともある。
    透き通るような蒼い空。木々を揺らす穏やかなそよ風。自然が万物を包みこむ。あらゆるものは一体となり、明日へと歩んでいく。
    それが、いまここにいる自分の認識できるすべてだと伶座は思った。きょうは明日に備えるためにある。きょうという日は、残された人生の、序章を飾る日なのだから。

  • 霊柩車のドライバーが主人公という設定が珍しかったので、読んでみました。

  • あまり知られていない職業・霊柩車ドライバーの伶座彰光。彼は長年の経験から遺体に対して鑑識ばりの観察眼を持っていた。大切な人を失った人に対してそっけなく冷たい態度を取る彼だが、遺体に対しては真摯に向き合い隠された真実を明るみに出していく。

    霊柩車ドライバーというマイナーな職業の主人公。普段あまりかかわる機会のない葬儀会社の裏側を見れて面白かったです。また、第一章のラストで依頼人に渡した手紙の内容が、物語の最後にわかるところに爽やかな気分になりました。

  • 凄腕(運転テクニックが)の霊柩車ドライバーが、事件を解決する話です。
    タクシーでもなく、トラックでもなく、霊柩車というところに惹かれました。
    葬儀社と霊柩車ドバイバーの関係とか、結構勉強になったりします。

    ストーリーが面白かったので、すぐに読み終わってしまいました。
    キャラも個性的です。
    巨大な裏組織みたいなのもでてきて、次作をにおわす感じです。
    あるのかぁ、次作。あったら読みたい。

  • 霊柩車のドライバーが主人公という斬新な設定のミステリー。
    人の死というと暗いイメージを抱きがちだがこの小説は
    それを見事にエンターテイメントに昇華していると思う。

    読み終わるまでは、千里眼や万能鑑定士Qのようなシリーズではなく
    ミッキーマウスの憂鬱のような単発モノだと思っていたが、
    ラストに差し込まれた、続きを匂わせる描写がとてもきになる。

    そのうち千里眼シリーズや万能鑑定士Qシリーズに登場するのかもしれない。

  • 300P未満で松岡さんの本の中では薄い方ですが、内容は軽くなく重いです。
    タイトル通り霊柩車に関わる人の話。
    最後までわくわくしながら読みました。

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