千里眼 美由紀の正体〈上〉 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043836123

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  • 記憶を失った女性が手にしていた国防機密の図面。それを巧妙に掠め取った男に対する岬美由紀の過剰な暴力に周囲は困惑する。その様子を分析した臨床心理士の嵯峨敏也は彼女の暴力に一定の傾向があることに気づき慄然とする。そんな中、時折フラッシュバックする相模原団地の風景の謎を解き明かすために現地に乗り込んだ美由紀が目にしたおぞましい情景とは。

  • 上下巻読み通しての感想
    ずっとこのシリーズを読んでいた者としては衝撃的な物語でした。
    はっきりとではないけれど、何となくかすかに「何かあるのでは?」と感じていた部分もあったので、「これだったのか!」と納得する面もあった。
    考えるよりも先に行動している。
    そんな美由紀が、この物語ではいつもとは少し違った様相をみせる。
    自分自身に対して不安を抱き始める場面では、「そんなに自分ひとりで背負おうとしなくても」と思いながらも、やっぱりその方が美由紀らしいと感じてしまった。
    美由紀以外のお馴染みのメンバーに見せ場があり、それぞれの立場で美由紀を助けようとする。
    伊吹をはじめ、藍や嵯峨、成瀬や蒲生までが登場する。
    美由紀に施された処置は、あの時点での彼女なりの優しさだったのだろうか?
    それとも、まったく別の意図があったのだろうか?
    今となっては真実は知ることは出来ないけれど、無理やり捻じ曲げた記憶は、やがて歪んだ影響を美由紀に与えることまで彼女は予想していたのだろうか。
    あまりにも衝撃的な内容に、「ん~…」となってしまった。
    過去を知り苦悩した結果、さらに成長した美由紀の姿が見られるラストシーンがいい。
    美由紀の最後の台詞が、よりいっそう物語の余韻を強くしていた。

  • 記憶を失った女性が手にしていた国防機密の図面。それを巧妙に掠め取った男に対する岬美由紀の過剰な暴力に周囲は困惑する。その様子を分析した臨床心理士の嵯峨敏也は彼女の暴力に一定の傾向があることに気づき慄然とする。そんな中、時折フラッシュバックする相模原団地の風景の謎を解き明かすために現地に乗り込んだ美由紀が目にしたおぞましい情景とは。最大の謎の核心に迫る書き下ろし第7弾。すべては今、白日の下に。

  • いつも正しいと思う事を貫く美由紀さんがときどき暴走してしまう理由が判明していくお話。友人の藍さんが今では美由紀さんよりも精神的に強くなって勇敢になってます。出来る事を着実にこなしていくさまはかっこいいですね。下巻の解決編を続けて一気に読んでしまうほどスピード感があります。

  • 千里眼シリーズの1つの到達点。クラシックシリーズと新シリーズ数話の伏線が回収されていくが、現時点では良く分からない。

  • 相談者から受けた相談から、いつになく冷静さを失い、暴走して私的制裁を加えてしまった美由紀。刑事裁判の被告にとなってしまう。嵯峨(久しぶり!)は、美由紀は性的暴力と少女の要素に反応すると仮説をたて、美由紀の精神鑑定を要求する。美由紀は過去を探るため、時折フラッシュバックに現れる相模原団地へ向かうが、そこでの犯罪行為に気付き、藍とともに囚われてしまう。

  • クラシックシリーズからちらほら疑問があった美由紀の過去…
    クラシックシリーズを読んだ時にはそれほど気にならなかった物も、今思えばこんな伏線が!!

  • 今回は岬美由紀に焦点を当てたヒューマンドラマ。
    そういう意味では面白かった。
    ラストも次回への興味をそそります。

  • 主人公・美由紀に関しては、これでもかっていうほどの
    容顔美麗さを描写しているんだけど、他の人物はおざなり。
    ひいきだ、ひいきだー
    まぁ、キャラ立ち小説だから仕方ないか。

    で、角川文庫の千里眼シリーズを読み始めたわけですが
    この本に限っていえば、シリーズを最初から読んでないとだめな本です。
    今まで妙に思った美由紀の行動もここで謎が解けはじめるんだけど
    その過程が、めちゃくちゃドキドキ。
    シリーズ初のドキドキだったな。
    このへんだけは、この続きは明日に・・・とは出来なかった。
    で、下巻の頭までイッキ読みしました。


    ( ・_ゝ・)<謎の確信に迫る!

  • 上下巻に分けた必然性が感じられない。一冊の本では厚すぎるからだろうか。波乱の連続であっと言う間に読み終えてしまった。下巻が楽しみ。

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