千里眼 美由紀の正体 上 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 474
レビュー : 34
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043836123

作品紹介・あらすじ

親友のストーカー事件を調べていた岬美由紀は、それが大きな組織犯罪の一端であることを突き止める。しかし彼女のとったある行動が次第に周囲に不信感を与え始めていた。美由紀の過去の謎に迫るシリーズ最高傑作!

感想・レビュー・書評

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  • 1

  • 2018.12.02.読み始め
    最初の十数ページ。
    岬美由紀が①ランボルギーニに乗って登場。
    しかも②デニムのセットアップを着用。
    その後数ページ、藍の好みのブランド服が③渋谷と原宿の店で買えなかったとかなかったとか。。。

    ①〜③、どうも作者のセンスが古臭い。刊行されたのは2007年、11年前だから、そんなに古い作品じゃないと思ったんだけど。作品の内容より、そのセンスについていけないので本を閉じました。
    ブックオフでリサイクル!

  • 記憶を失った女性が手にしていた国防機密の図面。それを巧妙に掠め取った男に対する岬美由紀の過剰な暴力に周囲は困惑する。その様子を分析した臨床心理士の嵯峨敏也は彼女の暴力に一定の傾向があることに気づき慄然とする。そんな中、時折フラッシュバックする相模原団地の風景の謎を解き明かすために現地に乗り込んだ美由紀が目にしたおぞましい情景とは。

  • 上下巻読み通しての感想
    ずっとこのシリーズを読んでいた者としては衝撃的な物語でした。
    はっきりとではないけれど、何となくかすかに「何かあるのでは?」と感じていた部分もあったので、「これだったのか!」と納得する面もあった。
    考えるよりも先に行動している。
    そんな美由紀が、この物語ではいつもとは少し違った様相をみせる。
    自分自身に対して不安を抱き始める場面では、「そんなに自分ひとりで背負おうとしなくても」と思いながらも、やっぱりその方が美由紀らしいと感じてしまった。
    美由紀以外のお馴染みのメンバーに見せ場があり、それぞれの立場で美由紀を助けようとする。
    伊吹をはじめ、藍や嵯峨、成瀬や蒲生までが登場する。
    美由紀に施された処置は、あの時点での彼女なりの優しさだったのだろうか?
    それとも、まったく別の意図があったのだろうか?
    今となっては真実は知ることは出来ないけれど、無理やり捻じ曲げた記憶は、やがて歪んだ影響を美由紀に与えることまで彼女は予想していたのだろうか。
    あまりにも衝撃的な内容に、「ん~…」となってしまった。
    過去を知り苦悩した結果、さらに成長した美由紀の姿が見られるラストシーンがいい。
    美由紀の最後の台詞が、よりいっそう物語の余韻を強くしていた。

  • 記憶を失った女性が手にしていた国防機密の図面。それを巧妙に掠め取った男に対する岬美由紀の過剰な暴力に周囲は困惑する。その様子を分析した臨床心理士の嵯峨敏也は彼女の暴力に一定の傾向があることに気づき慄然とする。そんな中、時折フラッシュバックする相模原団地の風景の謎を解き明かすために現地に乗り込んだ美由紀が目にしたおぞましい情景とは。最大の謎の核心に迫る書き下ろし第7弾。すべては今、白日の下に。

  • いつも正しいと思う事を貫く美由紀さんがときどき暴走してしまう理由が判明していくお話。友人の藍さんが今では美由紀さんよりも精神的に強くなって勇敢になってます。出来る事を着実にこなしていくさまはかっこいいですね。下巻の解決編を続けて一気に読んでしまうほどスピード感があります。

  • 相談者から受けた相談から、いつになく冷静さを失い、暴走して私的制裁を加えてしまった美由紀。刑事裁判の被告にとなってしまう。嵯峨(久しぶり!)は、美由紀は性的暴力と少女の要素に反応すると仮説をたて、美由紀の精神鑑定を要求する。美由紀は過去を探るため、時折フラッシュバックに現れる相模原団地へ向かうが、そこでの犯罪行為に気付き、藍とともに囚われてしまう。

  • クラシックシリーズからちらほら疑問があった美由紀の過去…
    クラシックシリーズを読んだ時にはそれほど気にならなかった物も、今思えばこんな伏線が!!

  • 今回は岬美由紀に焦点を当てたヒューマンドラマ。
    そういう意味では面白かった。
    ラストも次回への興味をそそります。

  • 主人公・美由紀に関しては、これでもかっていうほどの
    容顔美麗さを描写しているんだけど、他の人物はおざなり。
    ひいきだ、ひいきだー
    まぁ、キャラ立ち小説だから仕方ないか。

    で、角川文庫の千里眼シリーズを読み始めたわけですが
    この本に限っていえば、シリーズを最初から読んでないとだめな本です。
    今まで妙に思った美由紀の行動もここで謎が解けはじめるんだけど
    その過程が、めちゃくちゃドキドキ。
    シリーズ初のドキドキだったな。
    このへんだけは、この続きは明日に・・・とは出来なかった。
    で、下巻の頭までイッキ読みしました。


    ( ・_ゝ・)<謎の確信に迫る!

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2021年 『千里眼 ノン=クオリアの終焉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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