クラシックシリーズ3 千里眼 運命の暗示 完全版 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.54
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本棚登録 : 499
感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・本 (528ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043836154

作品紹介・あらすじ

反日感情の高まる中国へ拉致された岬美由紀、嵯峨敏也、蒲生警部の3名。国民すべてを日本開戦へと駆り立てるメフィストのコントロールを断つべく異国の地で奮闘する3人の命がけの戦いを描く大好評シリーズ第3弾!

感想・レビュー・書評

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  • 初期版にも衝撃を受けたけど、完全版でも痺れました。

  • 相変わらず突拍子過ぎる話はついに国境をこえてしまった。蘊蓄の多いアクション大作と言う感じか。

    超人ぶりに益々拍車がかかる美由紀。誰か彼女を止めてください(笑)

  • メフィストの拷問により、心神耗弱状態になった岬美由紀。中国へ送られる途中で、蒲生と嵯峨に助けられれ自分を取り戻し、日中間に起こりそうになる戦争を回避する為奔走する話の流れ。美由紀が スーパーマン並みに活躍して物事を解決する為、 文章を読んでいてもあまり親近感がわかない。でも、物語の最後の辺りで明らかになる恒星天球教教主と今回の騒動の黒幕との関係が物語の壮大さを感じさせる。話の展開が破天荒過ぎてついていけるかわからないが、引き続きシリーズを読んでいきたいと思う。

  • 千里眼クラシックシリーズ第三弾。
    今回も岬美由紀の大ピンチは続く。
    今回は中国13億人 VS. 岬美由紀1人の戦いだ。
    あまりにも荒唐無稽の設定ではあるが、エンターテインメントの設定
    として見ると、まあ許せるか……。
    気功の力(かめはめ波)で、岬美由紀が怒り狂った大勢の中国人をなぎ倒す場面は、
    いくらなんでもそれはあり得ないと思った。
     物語の最後に、一般人になった岬美由紀が一般道をスーパーカーで、都心のビル
    の谷間を走り去る場面で終わる。
    一般道なのに、免停確実の道路交通法違反のスピードで走り去る場面で終わるが、「おいおいちょっと!?」と思った。

    クラシックシリーズは、この後12巻まであるようだが、たぶん、もう読まない。

  • 世界大戦の幕開けになりそうな恐ろしい展開。
    事後のおかしさ。

  • この顛末はかなり面白かったです。
    ちょっと中国人民 対 岬、嵯峨、蒲生という図式でなんとかなってしまうのは漫画な感じがしますが。
    まあ、かめはめ波が戦争を回避する大技になったというのも漫画オタクの私には良かった。

    かめはめ波は兎も角として気功に関する解釈は概ね私の個人的な考えと変わりありませんでしたので、話の展開そのものをスンナリ受け入れられたんでしょう。

    星4つくらいかな☆☆☆☆

  • 1

  • 拉致監禁された岬美由紀を発見した蒲生誠と嵯峨敏也。しかし為す術もない3人を乗せた戦闘機は反日感情の渦巻く中国へと飛び立った。13億もの国民を洗脳し、戦争に向わせることなどできるのか?唯一の鍵を握る男を追って北朝鮮との国境から南京の刑務所へ、そしてディズニーランドにそっくりのテーマパークへと飛び回る美由紀たちに開戦が迫る!全く新しい緊迫のストーリーが炸裂する。

  • 息抜きのつもりが思いの外のめり込んで読んでしまった。
    これぞエンタメ小説、と言った感じなのだけれども、日・中、間国の問題などがリアルでゾクっとしました。

    こんなこじ付けた理由で戦争なんて…と思ったのですが、意外と戦争の始まりなんてこんなものなのかもと。
    スケールが大きすぎる気がしないでもないですが、まぁそれはそれで。

  • おもろい!

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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