千里眼シンガポール・フライヤー 下 (角川文庫 ま 26-110)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 389
レビュー : 35
  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043836192

作品紹介・あらすじ

F1レースに参戦することで事件の核心に迫ろうとする美由紀はシンガポールGPへと転戦した。すべてを見下ろす巨大なシンガポール・フライヤー。そこに待ち受けていた謎の集団ノン=クオリアの仕掛けた罠とは?

感想・レビュー・書評

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  • 作者松岡圭祐の調査力と先見性には目を見張る。
    本書が発行されたのは平成20年
    鳥インフルエンザが流行したのはそれよりかなり前だが、現在の新型コロナウィルスに置き換えても何ら違和感が無い。
    スーパーヒロイン岬美由紀もさらに進化した。

  • いきなり出てきた新集団の唐突さはさておき、「主人公の精神的な成長」という意味でターニングポイント的な筋でしたね。なかなかF1ネタも面白く最近の千里眼シリーズの中では良かったのではないでしょうか。

    まあ、気鬱な私としては主人公にはもっと弾けて欲しかったですけどね。レースをマトモに走らないことや例の如く戦闘機を奪取するのは当然すぎて...

  • 1

  • 世界を転戦するF1レースとヴェルガ・ウィルスの拡散状況とに奇妙な一致を見つけた美由紀は、自らマシンのハンドルを握りレースに参戦する。卑劣な妨害や不審な事件が相次ぐ中、驚異的な動体視力を用いて勝ち進む彼女の前に、謎の組織ノン=クオリアが立ちはだかる!彼らが実践した「マリーの部屋」の人体実験とは?そして美由紀がただ一つ見抜けない、愛の感情がもたらしたものとは?今、新たな物語が始まる…。

  • 世界を転戦するF1レースとヴェルガ・ウィルスの拡散状況とに奇妙な一致を見つけた美由紀は、自らマシンのハンドルを握りレースに参戦する。卑劣な妨害や不審な事件が相次ぐ中、驚異的な動体視力を用いて勝ち進む彼女の前に、謎の組織ノン=クオリアが立ちはだかる!彼らが実践した「マリーの部屋」の人体実験とは?そして美由紀がただ一つ見抜けない、愛の感情がもたらしたものとは?今、新たな物語が始まる…。

  • まさか美由紀はF1レーサーにまでなれるとは…(苦笑)。

  • 予想はしていたけれど彼はやはりメフィストじゃなかったですね。どうしてこううまくいくかと思うと犯人だったりとなかなか彼女の恋の道のりは遠いですね。ノンクオリアというメフィスト以上に理解できない人たちが出てきてウイルスでいらなそうな人間から消していくのを止める話ですが、正直なところ今までのメフィストほど脅威にあまり感じなかったです。

  • 松岡圭祐による千里眼新シリーズ第8弾の下巻。
    岬美由紀がF1レースにまで出てしまうのはもはやこのシリーズでは何の驚きもないが、本作当初の精神疾患はどこへやらの大活躍。
    また、メフィスト・コンサルティングに対抗するように登場した「ノン・クオリア」なる組織もまだ全貌は明らかになっていないが、怪しさ満載。
    こうした世界の広がりが過去の作品との関連においても大きな破綻もなく展開しているあたりは、そんな先まで考えて作品を生み出していたのかどうかはわからないが、やはり作者の技量というものだろう。
    本作上巻冒頭でセミの話が出てきたが、まさかこれが伏線になっているとは思いもよらず、これが結末に影響してくるあたりはしてやられたという気になる。
    しかし、美由紀は一体どこまで不可能を可能にしていくんだろう。

  • 美由紀がF1に出るなんて。。。
    ものすごくリアルに表現されていて、
    今までで、一番、面白かった。

  • 美由紀再生の物語。今まで出会ったことのないメフィストの人間、専光寺。彼を警戒しつつも、彼からの好意に気付き、また惹かれていく美由紀。しかし新たな敵、ノンクオリアは日本を標的に新型鳥インフルエンザウィルスを撒く準備を着々と進めていて・・
    絶望からの逆転が良いし、これまでの伏線がすべてラストに活かされる松岡ワールドもとても良かった。一方で、本当のメフィストは何やってたんだろうと疑問だが。

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2021年 『千里眼 ノン=クオリアの終焉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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