カウンセラー 完全版 (角川文庫 ま 26-32)
- 角川グループパブリッシング (2008年7月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043836215
作品紹介・あらすじ
有名な女性音楽教師の家族を突然の惨劇が襲う。家族を殺したのは13歳の少年だった……彼女の胸に一匹の怪物が宿る。臨床心理士・嵯峨敏也の活躍を描く「催眠」シリーズ。サイコサスペンスの大傑作!!
感想・レビュー・書評
-
カウンセラー、臨床心理士。今度勉強しようと思ってます。シリーズも読みたい。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
少年法、心理学、殺人犯の背景や心理
私の興味があるところとぴったり重なる本だった
あくまでも小説だな、と感じられる部分もあるけど、この著者の他の本も読んでみたくなったし、興味があるってずっと思っていたことの勉強をしたくなった -
鑑定士Qのつもり(殺人が起きない推理もの)で読んでたら、おどろおどろしい殺戮現場にびびった~(@_@) ラスト、ちょっと強引な気がしないでもなかった??(もちろん子供たちのことは途中で出てきてたけど) イマイチ、嵯峨先生という人物像のイメージが成り立ってこないなぁ・・・
-
カリスマ音楽教師を突然の惨劇が襲う。一家4人が惨殺されたのだ!犯人は13歳の少年だった…。法で裁かれぬ少年への憎悪を抑えられない彼女の胸に、一匹の怪物が宿る。一線を超えた時、怪物は心を食い尽くす!臨床心理士・嵯峨敏也は犯罪の奈落に堕ちた彼女を、そして凶行の連鎖を止められるのか!!
-
遠い昔に催眠を読みまして、嵯峨さんってもっとすかした人という記憶がありましたが違いましたね。今回の印象は、独特の倫理観で生きている人です。
依頼も受けていないのに警察まで乗り込んでいくってどうかなと思いますし、勝手にカウンセリングするのもちょっと。結末もどうもすっきりしませんでした。 -
すべての子を持つ親へ、この本を是が非にも読んでもらいたいです。
-
カウンセラー対決と言うのか?よかったです。
最後にそうきたかぁと言う感じでした -
前作のようなどんでん返しもなく、ただただ凄惨で気持ちが重苦しくなりました。登場人物に感情移入してしまうのも書き手の力なんでしょうが… 文章のリズムや小気味よさも感じませんでした。
-
臨床心理士が活躍するお話し。
後から知りましたが「催眠」シリーズの第2弾ということです。
第1弾を読んでいませんが、普通に楽しめました。
物語のはじめの方で感じた違和感が、後の方で解決してすっきりして良かった。というのが今、思い浮かびました。
途中、ありがちな物語かなーとか思ったりしましたが、思いすごしでした。
面白かったです。