- Amazon.co.jp ・本 (672ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043836246
作品紹介・あらすじ
多数の死者を出した山手トンネル事件から四十九日。予定された合同慰霊祭に友里佐知子が現れるという確信をもった美由紀は彼女の思考パターンを読み罠を仕掛けるが…。更に読み応えを増すクラシックシリーズ第5弾!
感想・レビュー・書評
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北朝鮮の拉致問題をベースに美由紀の除隊前の出撃を絡めて構成された話。なんじゃこいつ腹立つな!と思っていた北朝鮮エージェントの李秀卿が倒すべきライバルから最終的にはわかりあえる友人になる展開はお見事。女達の友情に拍手。
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次は朝鮮かぁ。
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山手トンネル事件を生き抜いた岬美由紀の前に再び姿を現した友里たち。その対決の末にメフィスト・コンサルティングが最も危険な存在だとマークしたのは、美由紀だった。そんな中、北朝鮮の支配者の息子が偽装旅券の使用で身柄を拘束され、同行していた女性の発言が波紋を呼ぶ。美由紀が自衛隊時代に体験した北朝鮮ミグ機の迎撃と拉致事件との二転三転する結末を、息もつかせぬ展開で描いた。
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既読
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遂に自衛隊時代のエピソートが明らかになった。北朝鮮の工作員とのイデオロギーの争いも悪くはなかった。友里は本当に死んだのかな?
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読了。
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冒頭は、宿敵友里との決着と、阿諛子の脱獄。美由紀の自衛官時代のエピソード。そこに阿諛子を彷彿させる北朝鮮の人民省の活動員登場。嫌悪する美由紀。
北朝鮮との対決か?と思いきや、活動員とのイデオロギー論争になりやや辟易したら、意外な展開へ。感動的なエピソードが満載の巻だった。 -
クラシックシリーズ5
岬美由紀の自衛隊時代の回想か、シリーズのこれ位で余り読みたく無くなった。シリーズ4では、大量殺戮で嫌気がさし、今回も自衛隊の話しなんて。
北朝鮮の人民思想省の活動員、との接触。北朝鮮については、余り知らないな。こんな事も考えられるのか。