クラシックシリーズ8 ヘーメラーの千里眼 完全版 上 (角川文庫)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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本棚登録 : 295
感想 : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043836277

作品紹介・あらすじ

航空自衛隊の演習中に発生した重大な過失事故。戦闘機のパイロットは伊吹直哉だった。かつての恋人である伊吹を救うため、美由紀は基地に戻り彼の精神鑑定に乗り出すが…。圧倒的なリアリティで迫るシリーズ第8弾!

感想・レビュー・書評

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  • 2018/10 5冊目(2018年通算138冊目)。今回の話は、軍事演習中に幼い子供を誤って死なせてしまった元恋人が、頑なに真相の証言を拒む理由を岬美由紀が解き明かすという話の筋。本編ではこれまであまり語られなかった岬美由紀の自衛官時代のエピソードも交えて物語は進んでいく。美由紀は、何というか臨床心理士の割に人間的に未成熟な部分が多いなという印象。それは防衛大学校時代もあまり変わらない。頑なというか、物事に対して一途というか。それがこの人の魅力なのかもしれないけれど。続きも読んでいきたいと思う。

  • 航空自衛隊の演習中に発生した重大な過失事故。それを起こしたのは優秀な戦闘機パイロット伊吹直哉だった。麻薬密輪船の領海侵犯に悩まされていた防衛省は、自衛隊への信頼が揺らぐ中、伊吹の精神鑑定のためかつての恋人でもある臨床心理士・岬美由紀を航空自衛隊基地に呼び戻す。事故の真相に迫る美由紀の前に立ち塞がる巨大企業アルタミラ精神衛生の陰謀とは?防衛大学校時代の青春を鮮やかに描き切るシリーズ最高傑作。

  • 既読

  • 空自のエースパイロット伊吹さんが訓練中のミスで偶然基地に入ってしまった子供が入った的に確認をしっかりとしないまま命中させてしまった事件で、美由紀さんがカウンセラーになるお話。伊吹さんが悩み苦しむのは確かにわかるんだけれど悩むシーンが長すぎるような。シーンが過去に戻ったり現在に戻ったりするけれど、戻るたびに伊吹さんが自問自答を繰り返していて、気持ちは計り知れないくらい苦しいはずだけど動きが最後までほぼなくてこれは下巻だけ読んだらいいのではというくらい緩慢です。その分下巻でどういう解決へ向かうのかが気になります。

  • 完全無欠の心優しき女性主人公が活躍するスケールの大きな活劇です。千里眼シリーズ最高傑作といわれています。

  • 臨床心理士ではなく、自衛官としての美由紀を多く描いていた

  • 今回は現実路線です。

  • 10月-1。4.0点。
    元恋人の自衛官が、訓練中に誤ってこどもを撃った。
    真相は不明。上巻では主に過去の話。下巻で真相かな。

  • 序盤は軍事用語の波にのまれそうだったけど、なんとか持ちこたえた。

    美由紀のふつうの人っぽい部分が新鮮でした

  • 自衛隊の演習中に起きた過失事故、その原因となったパイロットの精神鑑定のため、美由紀が古巣の自衛隊に戻って活躍します。
    上巻は事件の話はさわりくらいで、美由紀の防衛大学校時代の回想が中心となります。防衛大ってある意味浮世離れした世界なんだなあ、としみじみと感じます。クラシックシリーズの中でもかなりリアリティのある作品です。

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2021年 『千里眼 ノン=クオリアの終焉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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