クラシックシリーズ8 ヘーメラーの千里眼 完全版 下 (角川文庫)
- KADOKAWA (2008年12月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043836284
作品紹介・あらすじ
自衛隊への信頼が揺らぐ中、麻薬密輸船の領海侵犯事件にも悩まされる防衛省に、巨大企業の陰謀が迫っていた。日本の軍事的、政治的危機に、美由紀が命を賭けて挑む。かつてない筆致で読ませるシリーズ最高傑作!
感想・レビュー・書評
-
伊吹さんって、節操なし。復活しないんだぁ。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2018/10 6冊目(2018年通算139冊目)。読み終わった感想は、ちょっと話に無理があるなという感じ。空自の所だけでも十分話としては面白かったのだけど、その後の話の部分は書く必要があったのかなと読んでいて思った。巻末の批評では「傑作だ」と書いてあったが、自分はそうは思わない。読んでいて混乱した。でもせっかくシリーズを全部そろえたので、引き続き読んでいきたいと思う。
-
自らの精神鑑定を求める伊吹直哉だっ、アルタミラ精神衛生の周到な罠で美由紀との関係が崩れ始める。一方、伊吹の引き起こした過失事故被害者の許には、不可解な脅迫文書が届いた。この事件の意外な顛末はアルタミラと密輸船の驚くべき陰謀へと繋がってゆく。そして領海侵犯の真の狙いを見破った美由紀は、再びF15の操縦桿を握り日本海へと飛び立つ。愛と戦争のテーマに挑んだ感動巨編。
-
既読
-
美由紀の過去が今までで一番描かれていて、シリーズ最高の出来かも。
-
伊吹が自信を取り戻し気持ちを整理するためにあえて出撃させる美由紀は培ってきた自衛隊の心理と伊吹自身を信じていたからで、最後は無事に作戦成功させて基地を去るところは安堵と空虚が両方あっただろうなと。途中途中誰か支えてくれたらいいのにとか、伊吹とよりを戻してくれたらいいのにとか岸本今じゃなくていいから残るようなひとこと言ってあげてとか期待してました。最終巻は幸せになってくれるといいんですが。
-
前作のSFチックな雰囲気から一転、リアルな描写だった
-
シリーズ最高傑作の呼び声が高いだけあって面白いです。
-
10月-2。4.0点。
上巻と違い、あっという間に読める。
陰謀や、官僚たちの軋轢やら、いろいろあり、最後は空中戦。
面白かった。