クラシックシリーズ9 千里眼 トランス・オブ・ウォー 完全版 上 (角川文庫)

  • KADOKAWA (2009年1月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784043836291

作品紹介・あらすじ

イラクで発生した武装グループによる日本人拉致事件。政府は人質のPTSDを案じ岬美由紀を現地に派遣したが…。美由紀の信念は砂漠の戦場を平和へと導くことができるのか? シリーズ最大のスケールで描く第9弾!

みんなの感想まとめ

戦争と人間の心理に迫る物語が展開され、特にイラクでの邦人拉致事件を背景に、主人公岬美由紀が心理カウンセラーとして現地に派遣される姿が描かれています。美由紀は、武装勢力に捕まる危機に直面しながらも、戦争...

感想・レビュー・書評

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  • 美由紀はアラブの戦闘地帯でも活躍するのか?

  • 2018/11 6冊目(2018年通算146冊目)。シリーズ第9弾。今回の舞台は内乱が続くイラクで邦人が武装勢力に人質として囚われ、その心理カウンセラーとして美由紀が現地に行くが、襲撃に巻き込まれて武装勢力に捕まってしまうという話の筋。とはいえ、文章の殆どは美由紀の自衛官時代の回想話で、武装勢力に捕まった話はあまりない。本格的に活躍するのは下巻になりそうか。ともあれ続きも読んでいきたいと思う。

  • イラクで日本人が人質にされた!人質のPTSDを考慮した政府は岬美由紀を現地に派遣するが、武装勢力に囚われてしまう。終わらない武力衝突の渦中で、美由紀は人を戦いの狂気に追いやる「トランス・オブ・ウォー」を解こうとするが、極悪のオムカッスル刑務所に送られてしまう。岬美由紀、最大の危機!圧倒的なスケールと緻密な描写で描かれる戦争と人間。

  • 既読

  • ちょっと危ない方向に美由紀が傾いてしまっていることが残念。

  • なんだか益々、われらが岬美由紀の活躍が世界中に浸透されていくという巨大な話へとなってきました。小泉さんやブッシュさんまでご登場して、岬美由紀に挨拶するんですから!(笑)。
    上巻は主に岬美由紀の自衛隊幹部候補生時代の話です。
    戦闘機のパイロットとなるための過酷でし烈な争いをすることになる同じ幹部候補生の女性自衛官たちとの話です。ま、この話は下巻での伏線となっているんですけどね~。
    それともう1つ。岬美由紀の両親は交通事故死したことは今までのストーリーにもでてきましたが、そこも深く描かれていまして、他の作品で登場してくるあるカウンセラーへと結びついています。
    うふふ、こういう繋がりがこれまたシリーズを面白くさせているんですよね~。上手いな~松岡氏!
    イラクへ派遣された岬美由紀ですが、人質解放と同時に起きた爆撃で、ひとり取り残されてしまいます。さて~~この窮地、岬美由紀、どうするか?!
    相変わらずのスピード感には逆に圧倒されるほど。サクサク読めるしね~。
    どうしてもアメリカ寄りの報道が入ってくる日本では、私も例外なく、イスラムの方が「悪」として映ってしまいます。
    私は戦争をする両方ともが「悪」になると思っています。
    あまりに爆撃とかテロだとかそういうことが表面化しすぎていて、犠牲となっている老人、女性、子供たちのことは蔑ろにされすぎていると、松岡氏作品を読んで、改めて感じました。
    人種や宗教を越えることはできないとわかっています。少しずつでもいいから平和な日々が世界中に訪れることを願わなくてはいられません。
    小気味よかったのは・・・・ラストシーンでのブッシュさんに進言する岬美由紀のセリフですね~。
    世界の指導者たちはもっともっと下々の生活のことを考えるべきなのに!と憤りを感じます。がんばれ~~!岬美由紀!!

  • 上巻はほとんど美由紀の救難隊になるためのテストを受けている期間の話でしたが、小俣三佐ともうちょっと最後訓練を終えたときとか千春じゃなくて三佐が来て何か言ってほしかった。下巻は自衛隊メンバーが出てくるのかなとちょっと期待です。

  • イラクの武装勢力に民間の日本人が拉致され、PTSDを発症していたことから解放交渉に赴いた美由紀。だがアクシデントから美由紀だけが武装勢力に残されてしまう。
    8割は、気を失った美由紀が回想する5年前の両親の事故死と救難ヘリパイロットの訓練期間の話。後のシリーズでも活躍する登場人物との出会いの巻。

  • 最近回想が多いです。

  • 主人公が最初からLv.100なんだけれど、それでもやっぱり問題にぶちあたるよね。

  • 10月-16。
    イラクにたった一人取り残された岬。処刑をまぬがれるところまで。
    上巻の大半は、昔話。

  • イラクを舞台にした大スペクタクル、といっても上巻の中心となるのは美由紀の過去の話について。このエピソードで『千里眼シリーズ』と『ニュアージュシリーズ』のつながりが明らかにされます。過去の訓練のエピソードやイラクの様子など、どちらの描写もかなりのリアリティがあって、そういう点でも興味深く読めました。

  • この前半はイラクでの物語、というよりも美由紀の過去、両親が事故を起こして恵梨香への補償が必要になってくるという当たりのところがメインです。
    この辺が千里眼とニュアージュ、蒼い瞳とニュアージュⅡと繋がってくるんですね!!
    恵梨香がカウンセリングを受けるための費用を稼ぐために自衛隊の救難救護部隊に志願したため、ほかの女性候補者と争うことになります。
    このときあのハイパーな身体能力を持っている美由紀がこんなの苦戦するわけないだろ、と突っ込みを入れてしまいましたが、このときの美由紀は自暴自棄状態で現在の能力はおろかその時点での能力すら出せきれないんですね;;
    それに組織特有の上下関係なども絡んでくるわけで・・・
    その美由紀がどのように成長していくのか、そして救難救護部隊に入れるのか?とハラハラドキドキされっぱなしでした。
    でも結末、そして蒼い~とのシリーズ間の繋がりが解けてすっきり!

    こんな風に唐突に過去が出てくるってことはここで出会った仲間たちが後編に出てくるのかな?と期待しながら、次の巻を楽しみにしたいと思います。

  • なんだか益々、われらが岬美由紀の活躍が世界中に浸透されていくという巨大な話へとなってきました。小泉さんやブッシュさんまでご登場して、岬美由紀に挨拶するんですから!(笑)。
    上巻は主に岬美由紀の自衛隊幹部候補生時代の話です。戦闘機のパイロットとなるための過酷でし烈な争いをすることになる同じ幹部候補生の女性自衛官たちとの話です。ま、この話は下巻での伏線となっているんですけどね~。
    それともう1つ。岬美由紀の両親は交通事故死したことは今までのストーリーにもでてきましたが、そこも深く描かれていまして、他の作品で登場してくるあるカウンセラーへと結びついています。うふふ、こういう繋がりがこれまたシリーズを面白くさせているんですよね~。上手いな~松岡氏!
    イラクへ派遣された岬美由紀ですが、人質解放と同時に起きた爆撃で、ひとり取り残されてしまいます。さて~~この窮地、岬美由紀、どうするか?! 相変わらずのスピード感には逆に圧倒されるほど。サクサク読めるしね~。
    どうしてもアメリカ寄りの報道が入ってくる日本では、私も例外なく、イスラムの方が「悪」として映ってしまいます。私は戦争をする両方ともが「悪」になると思っています。あまりに爆撃とかテロだとかそういうことが表面化しすぎていて、犠牲となっている老人、女性、子供たちのことは蔑ろにされすぎていると、松岡氏作品を読んで、改めて感じました。人種や宗教を越えることはできないとわかっています。少しずつでもいいから平和な日々が世界中に訪れることを願わなくてはいられません。
    小気味よかったのは・・・・ラストシーンでのブッシュさんに進言する岬美由紀のセリフですね~。世界の指導者たちはもっともっと下々の生活のことを考えるべきなのに!と憤りを感じます。がんばれ~~!岬美由紀!!

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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