クラシックシリーズ10 千里眼とニュアージュ 完全版 下 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 289
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043836321

作品紹介・あらすじ

謎多き町で恵梨香はダビデと出会う! 一方、IT産業の帝王・陣場輝義は、埋蔵金発掘プロジェクトを推し進めていた。巨額のカネをめぐる熾烈な利権争い。その果てに、美由紀が地下200メートルで見た"真実"とは

感想・レビュー・書評

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  • 2019年10冊目。上巻でこのシリーズにしては穏やかな展開だったとしても、下巻ではドンパチな世界に巻き込まれていく戦う臨床心理士岬美由紀。ただ、揶揄ではなく読んでいて面白いのでこういう感想が出てくるんですけれど。他シリーズでの主人公一ノ瀬恵梨香も登場しているので、話の理解をつなげるためにこの関連作も読まなければいけないな。続けてシリーズを読んでいきたいと思う。

  • 一ノ瀬恵梨香は謎多き町でメフィスト・コンサルティング特別顧問のダビデと出会う。一方、IT産業の帝王・陣場輝義は、萩原県で埋蔵金発掘プロジェクトを推し進める。巨額のカネをめぐり、熾烈な利権争いが展開される。岬美由紀が地下200メートルで見た“真実”とは!?エンタテイメントの頂点を極めたシリーズ最高峰。手に汗を握らざるをえない、美由紀、恵梨香、ダビデの運命が交錯する最高傑作。

  • 既読

  • 遂に一之瀬恵梨香が登場。それにしてもまさか徳川埋蔵金が出てくるとは…。

  • ダビデがただの手品と判明してからはどんどん扱いが酷くなってますね。もう横腹蹴られるだの埋蔵金を前にぶらさげてついてこさせたり。勿論利益の事は最重要項目ではあるけれど美由紀の事も心配している可哀想な第二の父の位置に立ってます。金剛寺さんは見かけ倒しだった感が否めないですが、それだけ経験を積んだ美由紀の前では仕方ないのかも。ニートも恵梨香も一皮むけて進めるようでよかった。ジェニファーレインはこれからまた引っ掛かってくる予感ですね。対決が楽しみです。ダビデもまた出るかな。

  • 美由紀と恵梨香の和解。
    ダビデやメフィストが初期の頃よりレベルが低い気が…
    いや、美由紀が最強過ぎるせいか??

  • 「マジシャン」のヒロインより「ニュアージュ」のヒロインのほうが見せ場が多かったです。

  • 今まで何度も名前だけ出てきた「蒼い瞳のニュアージュシリーズ」の一ノ瀬さんと岬さんが出会います。
    それにしても登場する度にダビデが良い味出しますね。
    今回の幕末のシーンも驚きと笑いがあって面白かったです。
    終わり方も素敵でした。
    ところで嵯峨さんは名前すら出てきませんでしたが・・・再登場しないかな・・・

  • 11月-10。3.0点。
    IT企業の社長。福祉村を運営するが、本当の目的は全く別。
    岬と一ノ瀬の物語が中心のため、アクションとかクライマックスは
    地味目。一気読み。

  • ダビデと陣場の心理戦や裏をかく展開、アクションやスケールの大きさなど、まさに千里眼シリーズのエンターテイメント性を詰め込んだ作品!
    かなりエピソード詰め込んだ感もありますが、きちんとそのエピソードを消化しきるあたりも松岡さんの巧さかな、と思います。

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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