クラシックシリーズ10 千里眼とニュアージュ 完全版 下 (角川文庫)
- KADOKAWA (2009年2月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043836321
作品紹介・あらすじ
謎多き町で恵梨香はダビデと出会う! 一方、IT産業の帝王・陣場輝義は、埋蔵金発掘プロジェクトを推し進めていた。巨額のカネをめぐる熾烈な利権争い。その果てに、美由紀が地下200メートルで見た"真実"とは
感想・レビュー・書評
-
2019年10冊目。上巻でこのシリーズにしては穏やかな展開だったとしても、下巻ではドンパチな世界に巻き込まれていく戦う臨床心理士岬美由紀。ただ、揶揄ではなく読んでいて面白いのでこういう感想が出てくるんですけれど。他シリーズでの主人公一ノ瀬恵梨香も登場しているので、話の理解をつなげるためにこの関連作も読まなければいけないな。続けてシリーズを読んでいきたいと思う。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一ノ瀬恵梨香は謎多き町でメフィスト・コンサルティング特別顧問のダビデと出会う。一方、IT産業の帝王・陣場輝義は、萩原県で埋蔵金発掘プロジェクトを推し進める。巨額のカネをめぐり、熾烈な利権争いが展開される。岬美由紀が地下200メートルで見た“真実”とは!?エンタテイメントの頂点を極めたシリーズ最高峰。手に汗を握らざるをえない、美由紀、恵梨香、ダビデの運命が交錯する最高傑作。
-
既読
-
遂に一之瀬恵梨香が登場。それにしてもまさか徳川埋蔵金が出てくるとは…。
-
美由紀と恵梨香の和解。
ダビデやメフィストが初期の頃よりレベルが低い気が…
いや、美由紀が最強過ぎるせいか?? -
「マジシャン」のヒロインより「ニュアージュ」のヒロインのほうが見せ場が多かったです。
-
11月-10。3.0点。
IT企業の社長。福祉村を運営するが、本当の目的は全く別。
岬と一ノ瀬の物語が中心のため、アクションとかクライマックスは
地味目。一気読み。 -
ダビデと陣場の心理戦や裏をかく展開、アクションやスケールの大きさなど、まさに千里眼シリーズのエンターテイメント性を詰め込んだ作品!
かなりエピソード詰め込んだ感もありますが、きちんとそのエピソードを消化しきるあたりも松岡さんの巧さかな、と思います。