クラシックシリーズ11 千里眼 ブラッドタイプ 完全版 (角川文庫)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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本棚登録 : 275
レビュー : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (570ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043836338

感想・レビュー・書評

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  • 「B型になるくらいなら、死んだほうがマシよ!」。血液型性格占いが加熱し、特にB型人間への差別・偏見が広がる中、白血病患者の女性が骨髄移植を拒んだ。日本では最大にして最強の迷信となっている血液型性格分類に、岬美由紀、嵯峨敏也、一ノ瀬恵梨香が立ち向かう。彼女を救うため、「ないものをない」と証明する奇跡を起こせ。

  • 既読

  • シリーズの中ではややイマイチかな。ただ、日本人の血液型信仰への皮肉はなかなか。

  • お得意のアクションシーンや表情から瞬時に感情を読み解くといった千里眼らしさがほとんど無く、新鮮な感想を持った。ある意味、普通の人として、大きな壁に挑む姿に共感したのかもしれない。普段はこのシリーズは、現実と思いっきり離れることを期待して読んでいたというのもあると思う。読んでる時に、丁度血液型と性格が無関係であることを、九州大学の縄田先生が証明したことが報じられた。でも、新聞には本当に小さな記事しか見つからなかった。錯覚とはいかに恐ろしいか、学ぶいい機会にもなった。もちろん物語としても面白かったです。

  • 日本中が血液型ブームで弊害が色々と出てくる話。美由紀さんは今回嵯峨くんのせいか弱く見えました。エリカがいなかったらきっと立ち直れずに嵯峨くんも患者も死んでいたでしょう。血液型云々はなくならないけどひとまず収束してよかったです。個人的には駿一くんと沙織さんのような恋がしたいですね。

  • 単行本も読んだので、再読。
    血液型性格分析が進みすぎて、就職差別や社会問題になっている世の中。白血病患者さえ、B型になりたくないからと、骨髄移植をいやがる始末。美由紀が思いを寄せる瑳峨も白血病に倒れ、移植手術ぎり拒む患者が決意を変えないかぎり、自分も手術を受けないと言い出す。瑳峨のためにも、社会の認識を変えようとする、美由紀と恵梨香。
    美由紀が美由紀らしくない。でも楽しく読めた。恵梨香との関係が異様に進みすぎているように思った

  • 千里眼クラシックシリーズの第11弾。
    血液型性格判断や白血病を絡めながら、いかに不可能と思えたことでも信念を持ってすればかなうと、やや大げさにストーリーを構築して説いてゆく。本作は戦闘機やスーパーカーなどのメカの活躍よりも、人間がどうして根拠のないものを信じてしまうのかといった根源的な問題を物語を通して明らかにしていく。
    この人は本当にネタを出し惜しみしないし、スピーディな展開の中にこれでもかと埋め込まれていく蘊蓄を拾っていくのも楽しい。難点はあまりにもアッサリと物事が非常に深刻になり、一方で非常にアッサリと収束していく感があること。しかし、実際に自分がその立場になってみると、案外そんなこともあるかなと思わせられるのが、筆者の力量ともいえる。

  • 恋愛要素が多くてちょっと萎えた

  • 血液型に焦点をあてた作品。血液型占いは時に差別的に扱われたりもする。血液型と性格は関係ないということを科学的に……

  • うっかり先に「背徳のシンデレラ」を読んでしまったのですが、全く違和感なし!
    むしろ千里眼・催眠・ニュアージュ・マジシャン(少しだけ)それぞれのシリーズの集大成で良かったです。
    今回の岬さんは派手なアクションなし。
    立ち向かう敵は日本国民(の思想)。
    私の大好きな嵯峨さんが益々ヒロイン化!
    嵯峨さんのことばかり気にかかり、岬さんにいらいらしてしまうほどでした。。。
    それにしても、B型の人がこの作品を読んだら複雑な気持ちになりそうです。
    さて、次は新シリーズ。楽しみです!

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